2024年1月26日【場所】塩尻市市民交流センター 風の広場
海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
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イベント概要
■「あったかハートしおじり2023-2024 ~やさしさと思いやりをこめて~」特別イルミネーション
・開催期間:2024年1月26日(金)~ 2月29日(木) 点灯時間 17:00~22:00
・場所:大門商店街・ウィングロード周辺
・主催:株式会社しおじり街元気カンパニー
・共催:大門商店街振興組合・塩尻ライオンズクラブ・塩尻桔梗ライオンズクラブ
・後援:塩尻市・一般社団法人塩尻市観光協会
・協力:塩尻市市民交流センター
・連携:一般社団法人 海と日本プロジェクトin長野・塩尻市海ノ民話のまち実行委員
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海や海鳥「善知鳥」をイメージしたイルミネーション
2023年、日本財団「海と日本プロジェクト」の事業の一環である「海ノ民話のまちプロジェクト」により、塩尻市に伝わる民話「善知鳥峠(うとうとうげ)」が海ノ民話に認定され、アニメーションとなりました。この民話の舞台となるのは、その名のとおり「善知鳥峠」にある分水嶺です。海から遠く離れたここ塩尻市に、太平洋と日本海の両方につながる川を分けている場所があります。峠の名前にもなっている「善知鳥(うとう)」は海鳥の一種で、北国の海辺でとらえられた雛を追って親鳥がこの峠までやってきたという民話に由来があり、今回その民話がアニメーションとなりました。
この度、株式会社しおじり街元気カンパニーが主催しているイルミネーション「あったかハートしおじり2023-2024 ~やさしさと思いやりをこめて~」とコラボレーションしたイルミネーションが1月26日から点灯となり、同日点灯式を開催しました。民話「善知鳥峠」に出てくる親鳥が子を想うやさしさと思いやりが今回のテーマと調和することから、今回コラボレーションすることになりました。75,000球のイルミネーションで、登場する海鳥「善知鳥」や海を表現しています。
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海にまつわる図書を贈呈
点灯式では、海と日本プロジェクトin長野から塩尻市立図書館へ、子供たちに海に親しんでもらえるよう、海に関連する図書を贈呈しました。子供たちに海に興味を持ってもらえるよう、図書館にある本はもちろん今回贈呈した本も含めた、海にまつわる図書特設コーナーを2月末~3月にかけて設ける予定となっております。海のない長野県ですが、長野県にも海にまつわる民話があることから、そして長野の山・川が海へとつながっていく事を通して、もっと海に興味を持ち、海の生き物や今海で起きていることなど広く海を知ってもらえればと思います。
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参加した方の声
・海のない長野県で海をイメージしたイルミネーションというのは、面白い。
・塩尻市に古くから伝わる民話「善知鳥峠」がアニメーションとなり、親が子を思う「おもいやり」が今回のイルミネーションのテーマ「やさしさと思いやりをこめて」と重なっていて、良いと思う。
・子供たちは身近に海がないため、海のことについてはまだ知らないことがたくさんあるが、このアニメを通して海というものを知り、図書館の本で海に興味を持ってもらえれば嬉しい。
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海の絵本の読み聞かせ会も実施
アニメーションの完成を受け、子供たちにも改めて海について関心を持ってもらうため、フリーアナウンサー齋藤茉莉子さんと塩尻市読書推進アドバイザー北原まりさんによる海にまつわる絵本の読み聞かせ会を、サン・サンこども園グレイスフル塩尻で行いました。年中~年長さんが30名程集まりました。
なぜ海はしょっぱいのかという物語から入り、海に暮らす生き物の話、そして今海で起きている海洋ごみについての絵本を読みました。絵本の他にも手遊びやパネルシアターなどを組み合わせた30分のプログラムで実施しました。子供たちは時折「その魚知ってる!」「ごみはごみ箱に捨てなきゃいけないんだよ」と言いながら、真剣に絵本を見つつも楽しんでいる様子でした。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトin長野
URL:https://nagano.uminohi.jp/
活動内容:長野県の次世代を担う子供たちやその家族などを対象に海に親しみ、その素晴らしさ、豊かさを知り、大切にする心を育てる運動を興し推進する活動。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。