【舞台は千葉】十代しか罹らない不治の病と闘い、嘘をつきながらも成長していく少年少女の感動の物語。ことのは文庫『嘘つきな私たちと、紫の瞳』2月20日発売

発症すればやがて死に至る……そんな病と向き合い、闘うために少年少女は“嘘”をつく。十代を生きた、そして“今”を生きる全ての人の心を揺さぶる友情と恋愛の青春ストーリー。

株式会社マイクロマガジン社のプレスリリース

マイクロマガジン社(東京都中央区)は、ことのは文庫『嘘つきな私たちと、紫の瞳』を2月20日に発売いたします。 

  • 嘘つきな私たちと、紫の瞳

著:神戸遥真/イラスト:房野

https://kotonohabunko.jp/detail/murasakinohitomi/

価格:792円(本体720円+税10%)

ISBN:9784867165348

発売日:2024年2月20日

十代しか罹らない不治の病《ヴァイオレット・アイ》。

病を知るため、抗うため、少年少女が嘘をつきながらも成長していく感動の物語。

十代にしか罹らず、左目が紫色になり次第に死に至る病《ヴァイオレット・アイ》。

この原因不明の病で親友を亡くした高二の咲織(さおり)は、

親友の気持ちを知るため《ヴァイオレット・アイ》を詐病し、学校で孤立する。

ある日の帰り道、問題児だと思っていた同じクラスの男子・啓二(けいじ)に声をかけられ、

それをきっかけに少しずつお互いを知っていくふたり。

だが、文化祭当日、いきなり啓二が倒れ――。

現実に抗うため、向き合うために、私たちは嘘をつく。

不治の病と闘う高校生たちの結末は――?

十代を生きた誰もが心揺さぶられる、千葉を舞台に贈る、友情と恋愛の青春ストーリー。

  • ことのは文庫編集部のおすすめポイント

・十代しか罹らない《ヴァイオレット・アイ》から始まる物語。

左目が紫色になるところから始まり、やがて死に至る……

そんな恐ろしい病、《ヴァイオレット・アイ》。

なぜか十代の人間しか罹らない原因不明の病のせいで、

発症した人は世間で必要以上に避けられ、時に傷つけられてしまう。

そんな病を知るため向き合い、そして闘う少年少女たちの結末は……?

一度読み始めれば目が離せない、感動の青春ストーリーです。

主人公や周りの友人たちの成長!

不治の病《ヴァイオレット・アイ》を巡って繰り広げられる人間関係は、

時に互いを傷つけあうことも……。

しかし、今の自分にとって本当に大切なものに気付けたとき、

主人公たちは一歩ずつでも、確かに成長していきます。

そんな姿に、十代を生きた誰もが共感しあたたかい気持ちになります。

・咲織と啓二、そして大事な友達……様々な友情や恋愛模様

登場人物は、思春期真っただ中の高校生たち。

原因不明の病に振り回され、自分たちの想いをぶつけ合いながら

関わり合う中で芽生える気持ちは……?

大切な人だからこそ空回ってしまうこともある、

少年少女らの友情や恋愛の機微も必見です。

  • 一足先に作品のゲラを読んでいただいた皆様からの感想をご紹介!

誰かのために強がって、誰かの為に嘘をつく。
本当の想いが溢れた時、受け止めてくれる誰かがそばに居る事の心強さを知りました。

自分の中にある一番大事にしたいものや本当に欲しいものを考えるのは案外難しいけれど、

時には口に出すことも大切なのだと教えられました。

二人の未来を諦めない〝指切りげんまん〟とても愛おしく涙が止まりませんでした。
目の前の道がどんなに暗く先の見えない道のりでも、

決して生きることを諦めないでと、背中を押してもらえる作品です。

(書店関係者様)

読み出したら止まらなくなった。
紫の瞳……ゾクッとするほど美しく恐ろしい病気だ。
誰もがかかるかもしれない恐怖、周りの目、衰えていく体……。
コロナの世界を生きている自分たちには、痛いほど理解できてしまう。
そんな状況になったときに、人の本質は見えてくるのかもしれない。
そして、その本質でさえ変わっていくのかもしれない。
様々なことを考えさせられた。
読んでよかったと思わせる物語だった。

(教育関係者様)

年々今まで仲良くしていた友達との距離が遠く感じがちな

社会人にこそ手にしてほしい青春小説でした。

咲織と光希の友情にひとつの答えが見つかった時、

きっと読者も大切な友達に会いたくなるはず。

私も限りある友達との時間をこれまで以上に大事にしていこう!と思いました。

また、男女関係なく描かれる高校生たちの友情がこれまた胸を熱くさせてくれました。

難病ものですが、切ないというよりはむしろ清々しさを強く感じる内容で、

この作品ならではの感動を味わうことができました。

(レビュアー様)

  • 著者情報

著者:神戸遥真(こうべ・はるま)
第22回電撃小説大賞への応募をきっかけに、

2017年『スピンガール!』(メディアワークス文庫)にてデビュー。
『恋ポテ』シリーズ(講談社)で第45回「日本児童文芸家協会賞」、

第21回千葉市芸術文化新人賞奨励賞、

『笹森くんのスカート』(講談社)で令和5年度「児童福祉文化賞」受賞。
児童書、YA、ライト文芸など幅広いジャンルで著書多数。
大学時代は地理学を専攻。

イラスト:房野(ぼうの)
フリーのイラストレーター。流行にとらわれない緻密な画風を得意としている。
2020年には初の個展「LOCUS」を開催。

  • 心に響く物語に、きっと出逢える「ことのは文庫」

2019年6月にマイクロマガジン社が創刊した文芸レーベルです。

累計7万部を突破した『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズや、

人気爆発中のあやかし物語『おまわりさんと招き猫』シリーズ、

『大奥の御幽筆』シリーズなど、あなたの心に響く様々な作品を出版しております。

ことのは文庫公式サイト https://kotonohabunko.jp/
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公式YouTubeチャンネルでは、ことのは文庫や「さよならの向う側」の作品紹介動画を公開中!

【お問い合せ先】release_mg@microgroup.co.jp    

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