中国エンタメのアニチャイナ、日中エンターテインメント経済推進協議会の「日中エンタメ調査交流促進事業」へ参加。

日中のアニメ、ゲームなどのグローバル市場の発展に貢献

アニチャイナ株式会社のプレスリリース

アニチャイナ株式会社(東京都渋谷区、代表:遠藤貴司)は、一般社団法人日中エンターテインメント経済推進協議会(略称:JCEE、代表理事:山野辺一記)と協力し、公益財団法人笹川平和財団からの受託事業「エンターテインメント産業における日中調査交流促進事業」に参加したことをお知らせいたします。

目次

1. 日中エンターテインメント経済推進協議会(JCEE)とは

2. 日中エンタメ調査交流促進事業の目的

3. 参加有識者の紹介

4. JCEE参加・協力団体

5. JCEE活動実績

6. JCEEの今後の展望

1. 日中エンターテインメント経済推進協議会(JCEE)とは

日中エンターテインメント経済推進協議会(JCEE)は、日本と中国のエンタメ事業の様々な課題を理解し、産業を促進するために2023年に発足した組織です。

2. 日中エンタメ調査交流促進事業の目的

■目的①:問題に対する提言、共有、蓄積

日中のエンターテインメント関連団体の間で交流、調査を行い、今後の協業における問題点の抽出、打開策を提言し、その知見を共有、蓄積を目的とする。

■目的②:対話チャネル形成

日中間の協業の摩擦の軽減と関係改善のための、中国業界団体との知見、共有のため、対話チャンネルの形成。

■目的③:日本の業界団体への情報発信、保存

日本業界への調査報告などの定期的な情報発信。調査報告のアーカイブ化と、その知見を共有、蓄積。

■目的④:中国の業界団体との知見共有

中国での調査・交流事業。中国業界団体が、以下の展示会開催時に、知見共有の目的のため、日中間の調査交流事業を検討。

3. 参加有識者の紹介

山野辺一記

日中エンターテインメント経済推進協議会(JCEE)代表 / 株式会社EdgeWORKS代表取締役

JCEEは日中エンターテインメント業界の関係者間での情報の共有と一般社会への情報発信を目的 とする団体。エッジワークスはゲーム・アニメ・出版でストーリーを制作している企業。国立研究開発法人にてストーリーの自動生成技術の開発にも携わる。

中嶋聖雄

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授

米国カリフォルニア大学バークレー校・社会学P h. D.。ハワイ大学マノア校社会学部助教授、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科准教授を経て、同研究科教授。専門は社会学・メディア論・次世代自動車産業研究。

中山淳雄

エンタメ社会学者/Re entertainment代表取締役

エンタメ社会学者。事業家(Re entertainment創業)と研究者(早稲田博士・慶應・立命館大研究員)、政策アドバイザー(経産省コンテンツIPプロジェクト主査)を兼任しながら、コンテンツの海外展開をライフワークとする。以前はリクルート・DeNA・バンダイナムコ・ブシロード等に勤務。著書に『エンタメビジネス全史』『推しエコノミー』など。

中川大地

評論家/編集者/ゲーム研究者/批評誌「PLANETS」副編集長

“ゲーム、アニメ、ドラマ等のカルチャー全般をホームに、現代思想や情報技術等を渉猟して現実と虚構を架橋する各種評論等を執筆。著書に『東京スカイツリー論』(光文社、2012年)、『現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から』(早川書房、2016年)など。

大里雄二

ZENY株式会社代表取締役COO

コナミグループ、日中エンタメ専門のアクセスブライト社を経て、エンタメコンテンツの中国進出を専門とするプロデューサーとして独立。エンタメ業界歴20年。中国エンタメ歴15年。エンタメコンテンツの中国進出実績50件以上。中国エンタメ市場に特化したプロデューサー、ビジネスコンサルタントとして活動中。

高橋玲央奈

厦門玲央奈ソフトウェア有限会社創始者

日中市場向けにゲームの企画、開発、配信、マーケティング、ローカライズ、コンサルティングなどを行う。2019年9月から4年間一度も帰国せずに中国に滞在。日中ゲーム業界の橋渡しに奮闘している。過去の作品として「円谷プロ ウルトラマン 大決戦!ウルトラユニバース」「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ炎のカスカベランナー」「マッピー 対決!ネオニャームコ団」などがある。

遠藤貴司

アニチャイナ株式会社代表取締役兼CEO

中国アニメや日中のマーケティングの課題解決に取り組むアニチャイナ株式会社代表取締役社長兼CEO。マーケティングやブランディング、イベント企画で豊富な実績を持つ。SEO、SNSなどのWebの課題解決から、店舗・施設活用などのリアルの課題解決まで幅広い経験を持つ。経済・金融の専門知識を持ち、マクロ経済、株式、コモディティが主な専門領域である。

4. JCEE参加・協力団体

  • コンピューターエンターテインメント協会(CESA)

  • 日本動画協会

  • 世界ゲーム開発者協会日本ディビジョン(IGDAJapan)

  • 北京動漫遊戯産業協会(北京)

  • 北京電影学院(北京)

  • 厦門ゲーム企業団体(厦門)

  • 中国動画学会(杭州)

  • 上海ゲーム協会(上海)

5. JCEE活動実績

以下でJCEEの活動実績の一部を抜粋してご紹介します。

上海WEPLAY研究調査視察(2023年11月17日、18日)

日中エンタメ関係者意見交換会 (2023年12月28)

各自発表し、交流を深めることができました。

「中日动漫游戏产业交流团 搭建跨国桥梁 深挖合作潜力」(中国語)

https://mp.weixin.qq.com/s/9iEDBtvjn_7Pp1TyKTiGjA

2023年12月30日 コミックマーケット視察

「日中エンターテインメント経済推進協議会(JCEE)がコミックマーケット103視察を主催 エンターテインメント産業における日中調査交流促進事業の一環」

 https://www.dreamnews.jp/press/0000293444/

6. JCEEの今後の展望

  • 日中間の関連機関や、専門家とのネットワークの形成。

  • 安全な協業モデルと対話チャンネルの形成。

  • 協業における問題点の具体的な打開策、知見の共有。

  • ゲーム、アニメ、映画、出版などエンターテインメント全般の専門的な知見の共有と蓄積。

  • 日中の若手研究者、産業専門家の育成。

  • エンターテインメント業界における産業調査や交流活動等を通じた財団事業活動の普及。


■公益財団法人笹川平和財団 笹川日中友好基金について

笹川平和財団は国際理解・国際交流および国際協力を推進する公益財団法人です。笹川平和財団に設置された笹川日中友好基金は1989年に設立した日中民間最大規模の交流基金を基礎としています。設立以来、日中両国民の相互理解を促進するとともに、建設的な日中協力関係を構築するための環境整備に積極的に参画してきました。特定分野の人的交流と対話、相互理解に資する情報の提供と環境の整備、日中両国の社会経済発展のための経験共有と協力の強化を柱としつつ、東アジア域内における日中と他国の連携を意識しながら、協力事業を開拓しております。


■アニチャイナ株式会社について

アニチャイナ株式会社は、エンターテインメント領域を中心にグローバルなマーケティング課題を解決する総合プロデュース企業です。顧客の6割が中国人。私たちは「中国文化の輸出」を軸に、アニメーション配給に取り組む一方で、SEO、MEO、SNS、データサイエンス、イベント、あらゆる実店舗施策、金融情報等を活用した幅広いプロデュースを行っています。実店舗、web双方の対応可。代表の遠藤を筆頭に、延べ2,000社を超える企業リサーチ経験から、市場問わず幅広く対応できることが強み。

コーポレートサイト:https://www.anichina.net/

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