他には『【推しの子】』『違国日記』『プリニウス』などもノミネート!
株式会社新潮社のプレスリリース
益田ミリさん『ツユクサナツコの一生』は32歳漫画家・ナツコが主人公。予期せぬ展開に心揺さぶられる、著者史上最長編の漫画です。
第28回手塚治虫文化賞マンガ大賞(朝日新聞社主催)の最終候補に、益田ミリさんの漫画『ツユクサナツコの一生』がノミネートされました! 手塚治虫文化賞とは、日本マンガ界の巨星・手塚治虫氏の業績を記念し、志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に1997年に創設された表彰企画。なかでも「マンガ大賞」は年間を通じて最も優れた作品に贈られるもので、過去には『キングダム』『3月のライオン』『ゴールデンカムイ』などが受賞しています。
他の候補には『【推しの子】』『違国日記』『プリニウス』などがノミネートされていることでも、SNSで大きな話題を呼んでいます。
受賞作の発表は、最終選考会を経て、4月下旬を予定しています。
『ツユクサナツコの一生』とは・・・
マスク生活2度目の春を過ごす、32歳・漫画家のナツコ。ナツコは「いま」を漫画に描きます。日々感じるモヤモヤ、社会の仕組み、アルバイト先に来たおじいさんのこと、戦争のこと、コロナで大学生活がままならないバイト仲間のこと……。描くことで、世界と、誰かと、自分と向き合えるから。“わかり合える”って、どうしてこんなに嬉しいんだろう、と。自分の「好き」を大切に生きる、「あなた」に贈る物語です。
また、本作は益田さんにとって最長編となる漫画作品。落涙必至の感動作になっております!
ツユクサ(露草)
……小さな青い花弁。
朝咲いて昼にはしぼんでしまう、はかない花。
■3話分の試し読みはこちらから
https://www.shinchosha.co.jp/book/351982/preview/
■書籍内容紹介
〈期待もせんと絶望もせんと、それでも人は生きていける――。
予期せぬ展開に心揺さぶられる、著者史上最長編の感動作!〉
マスク生活2度目の春を過ごす、32歳・漫画家のナツコ。社会の不平等にモヤモヤし、誰かの何気ない一言で考えをめぐらせ、ナツコは「いま」を漫画に描く。描くことで、世界と、誰かと、自分と向き合えるから。“わかり合える”って、どうしてこんなに嬉しいんだろう――。自分の「好き」を大切に生きる、「あなた」に贈る物語。
■著者紹介
1969年大阪生まれ。イラストレーター。主な著書に、漫画『マリコ、うまくいくよ』(新潮社)、『すーちゃん』(幻冬舎)、『僕の姉ちゃん』(マガジンハウス)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『お茶の時間』(講談社)、『泣き虫チエ子さん』(集英社)他、エッセイ『東京あたふた族』(ミシマ社)、『小さいわたし』(ポプラ社)、『永遠のおでかけ』(毎日新聞出版)、『大阪人の胸のうち』(光文社)、『小さいコトが気になります』(筑摩書房)他、絵本に『はやくはやくっていわないで』(ミシマ社、絵・平澤一平)などがある。
■書籍データ
【タイトル】ツユクサナツコの一生
【著者】益田ミリ
【発売日】2023年6月29日発売
【判型】A5判ハードカバー、272頁
【定価】1,980円(税込)
【ISBN】978-4-10- 351982-9