長野県内の環境活動に取り組む団体・企業・自治体で掲示
海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
今、世界で大きな問題となっている海洋ごみ問題。世界、そして日本各地でその対策が急務となっています。海洋ごみの約8割は内陸部の川などから流出しているというデータもあることから、海に接している地域だけの問題ではありません。自然豊かな長野県は、上流域として、ごみの流出元ともなりうる可能性がある一方、地理的な理由から海への関心が高いとは言えません。そこで、「海から遠くても海洋ごみ問題は他人事ではなく、自分事」としてとらえ興味関心を高めるために、人気アニメ『北斗の拳』とコラボレーションした啓発ポスターを制作しました。
メインキャラクターには、人気の高いキャラクター 世紀末覇者ラオウを起用。ケンシロウとの戦いで最期に叫ぶ名セリフ「我が生涯に一片の悔いなし」をオマージュし、「わが街に一片のごみ無し」と叫ぶコメントを掲載。私たちの街からごみを無くし、ひいてはその先の海へごみを流出させないよう、ひとりひとりが心がけましょうというメッセージが込められています。「信州から、きれいな海を取り戻せ」と訴えかけます。
ポスターは長野県内の環境活動に取り組む団体・企業・自治体等で掲示され、長野県から海洋ごみ問題を啓発していきます。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトin長野
URL:https://nagano.uminohi.jp/
活動内容:長野県の次世代を担う子供たちやその家族などを対象に海に親しみ、その素晴らしさ、豊かさを知り、大切にする心を育てる運動を興し推進する活動。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。