『近親殺人―家族が家族を殺すとき―』石井光太×『子供を殺してください」という親たち』鈴木マサカズ×『西成ユートピア』ワダユウキ 社会派作家陣が奇跡の集結
株式会社新潮社のプレスリリース
現代社会の闇をあぶり出す衝撃作『教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち』が、3/21(木)発売の「月刊コミックバンチ」(新潮社刊)にて連載スタートいたします。
本作は『教育虐待:子供を壊す「教育熱心」な親たち』(ハヤカワ新書)の著者・石井光太氏による漫画用原作書き下ろしで、過熱する中学受験ブームの中、近年問題視されている「教育虐待」にまつわる問題に切り込み「親子のあり方」を問う意欲作です。
累計170万部越えの話題作『「子供を殺してください」という親たち』(原作:押川剛)の鈴木マサカズ氏を構成に迎え、バンチ漫画賞出身の実力派若手ワダユウキ氏による渾身の作画でお届けいたします。
▶試し読みはこちらから https://www.comicbunch.com/news/comic_related/806
なお「月刊コミックバンチ」は4月26日(金)より形態を変え、WEB漫画誌「コミックバンチKai」としてリニューアルいたします。
『教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち』の2話以降は「コミックバンチKai」にてお楽しみいただけます。
【コミックバンチKai】
「月刊コミックバンチ」がWEBでパワーアップ!
コミックバンチKai 4/26(金)12:00オープン
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著者コメント
原作:石井光太
教育虐待は、密室の中で行われ、親も子も被害の大きさに気がつかず、何年にもわたって行われるものです。
社会派作家3人でタッグを組み、その深層を描き、問題提起できることにワクワクしています。第三次中学受験ブームの中で、親子関係のあり方、教育のあり方を問うていきます!
構成:鈴木マサカズ
担当氏に「石井さんのこういう原作があるんだけど」と言われて読ませていただいたときの衝撃。それは『「子供を殺してください」という親たち』や『ケーキの切れない非行少年たち』を読んだときと同じ「これはすごい!ぜひ漫画にしたい!」という衝撃でした。
作画にはワダユウキ氏をむかえ(彼もまたすごい才能!)、子供やケーキとはまた違う新しい「チーム」の誕生に興奮しています。ご期待ください。よろしくお願いいたします。
作画:ワダユウキ
誰もが体験するであろう教育。その中に潜む”狂気”を作画で映し出せたらと思います。
応援よろしくお願いしますッ。
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作品内容紹介
教育ジャーナリスト・石橋大地が代表を務める「エデュケーション企画」。
ここでは教育関係のメディア企画などを行っており、教育の名のもとに行われる違法な虐待行為「教育虐待」にまつわる問題も扱っている。過熱する中学受験ブームの影響により、石橋のもとには様々な相談が寄せられ——。
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著者紹介
原作:石井光太
1977年、東京都生まれ。海外の最深部に分け入り、その体験を元に『物乞う仏陀』を上梓。斬新な視点と精密な取材、そして読み応えのある筆致でたちまち人気ノンフィクション作家に。近年はノンフィクションだけでなく、小説、児童書、写真集、漫画原作、シナリオなども発表している。主な作品に『絶対貧困』『遺体』『43回の殺意』『「鬼畜」の家』『近親殺人』『こどもホスピスの奇跡』(いずれも新潮社)『本当の貧困の話をしよう』『ルポ 誰が国語力を殺すのか』『教育虐待: 子供を壊す「教育熱心」な親たち』など。
【X】https://twitter.com/kotaism【公式サイト】www.kotaism.com
構成:鈴木マサカズ
愛知県出身。京都精華大学芸術学部卒。スピリッツ増刊21(小学館)にてデビュー。著書に『無頼侍-ぶらざむらい-』(エンターブレイン)、『ラッキーマイン』(講談社)、『ダンダリン一◯一』(原作:田島隆/講談社)、『マトリズム』(日本文芸社)など。現在、月刊コミックバンチにて『「子供を殺してください」という親たち』(原作:押川剛)、くらげバンチにて『ケーキの切れない非行少年たち』(原作:宮口幸治)を連載中。
【X】https://twitter.com/suzukimasakazu
作画:ワダユウキ
アフタヌーン四季賞2020冬 準入選、第18回双葉社カミカゼ賞奨励作受賞、第22回新潮社バンチ漫画大賞奨励賞受賞。『西成ユートピア』(原案:國友公司『ルポ西成』/彩図社)連載中。