研美株式会社のプレスリリース
2024年4月8日から4月21日まで、SOMSOC GALLERY（研美株式会社）主催の、中国の新進アーティスト、クロエ・チェン（陳嫣冉/Chloe Chen）の個展が、世界最大規模のポップカルチャーの祭典である2024ComplexCon HongKongに続いて、代官山 蔦屋書店で開催されました。この展覧会では、クロエ・チェンの最新オリジナル作品、版画、立体作品が展示され、Z世代が情報爆発とテクノロジーの流れの中で東西の美学を融合させた自己表現が示されました。
蔦屋書店は日本で最も魅力的な書店ブランドであり、「北野武が愛する書店」「世界で最も美しい書店」「文化の森」といった美称で広く知られています。東京の代官山に位置する蔦屋書店は、ランドマークとなる美術館の基準で複合型の文化生活空間を構築し、世界的に有名な芸術文化の源泉地となっています。
陈嫣冉Chloe Chen 东京代官山茑屋书店个展现场
クロエ・チェンは以前、東京で絵画を学んでおり、都市の文化とマンガの芸術の影響を強く受けています。彼女の作品は多くの国際展覧会で高い評価を受けています。2023年、18歳になったばかりの彼女は東京で初の個展「NOWHERE」を成功裏に開催し、アジアの芸術界で広範な関心と認識を引き起こし、国内外のメディアの焦点となりました。
この度、クロエ・チェンは代官山の蔦屋書店と共に、東京で2回目の個展を開催しました。彼女の作品スタイルは代官山の蔦屋書店の芸術的雰囲気と一致し、さらに2024ComplexCon HongKongでの彼女の活躍による波及効果を活かし、アジアの2大流行アートの中心地である香港と東京で個人のIP知名度を高め、中国の新進アーティストのファッションパワーを示しました。
《幻想购物袋FANTASY PLASTIC BAG》は、プラスチック袋、ポテトチップスの袋、そして顔を組み合わせた、奇妙でユニークな彫刻作品です。彫刻の内部の空間感は想像力に満ちた空間を作り出し、高度な現代主義の芸術表現はカフカの「城」を連想させます。この作品は細部にわたる創造性に富んでおり、最大のグローバルな流行文化祭であるComplexCon HongKongで熱狂的な反応を呼びました。
この東京個展では、クロエ・チェンは立体彫刻《龍DRAGON》も披露しました。伝統的な干支に内包された東洋美学はZ世代の芸術家に独特の創作インスピレーションをもたらし、神龍と祥雲の流れるような線条構造は、優雅で透明感のある空間雰囲気を作り出し、後現代の機械的なスタイルの作品に古典的な趣を注入しました。《龍DRAGON》はその先鋭的なスタイルと伝統的な魅力で広く称賛され、中国の《新視線Wonderland.》雑誌の年頭の表紙に掲載されました。
左側：陳嫣冉（Chloe Chen）の彫刻作品《龍DRAGON》
右側：陳嫣冉（Chloe Chen）の彫刻作品《幻想購物袋FANTASY PLASTIC BAG》
左側：陳嫣冉（Chloe Chen）の彫刻作品《旋轉女孩 SPINNING GIRL》
右側：陳嫣冉（Chloe Chen）の彫刻作品《記憶的盒子 MEMORY BOX》
左側：陳嫣冉（Chloe Chen）の彫刻作品《悪夢のロボット NIGHTMARE ROBOT》
中央：陳嫣冉（Chloe Chen）の彫刻作品《私の親友、テレビのお嬢様 MY BEST FRIEND, MS.TV》
右側：陳嫣冉（Chloe Chen）の彫刻作品《学園の少女 SCHOOL GIRL》
立体作品以外に，クロエ・チェンは多数の原画や作品も展示しました。《我和我的朋友ME AND MY FRIEND》は超現実主義の手法を用い、想像力に溢れる焦土の美学を表現しています。彼女の描く少女は荒れ果てた世界を彷徨い、強い不安定感を抱きながら世界を見つめています。新作《蜗牛与女孩GIRL AND SNAIL》は、個人の身体感覚に対する彼女の関心を受け継ぎ、人間の自己への熟考を解釈しています。
陳嫣冉（Chloe Chen）のイラスト作品《我和我的朋友ME AND MY FRIEND》
陳嫣冉（Chloe Chen）のイラスト作品《蜗牛与女孩GIRL AND SNAIL》
Chloe Chen (クロエ・チェン)東京個展
– 主催：SOMSOC GALLERY
– 開催期間：2024年4月8日(月) ～2024年4月21日(日)
– 開館時間：9:00～22:00(会期中無休)
– 開催場所：東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山 蔦屋書店2号館1階 アートフロア ギャラリースペース
Instagram: https://www.instagram.com/yanran_chen_/#