「最後の一文にぎゅっと胸をつかまれる。」――佐々木望さん
株式会社KADOKAWAのプレスリリース
佐々木望さんはもともと海外文学がお好きで、英語への関心も高く英検1級と全国通訳案内士資格を取得。翻訳と原著の両方で作品を楽しむこともあるそうです。
本作は1925年に刊行され、何度も舞台化、映画化されてきました。アメリカ文学を代表するこの作品の最後の一文に、佐々木さんは「100年後に生きる私たちの姿までも見通した」ようだと感じ取ったといいます。ぜひ書店店頭にてこの新オビが巻かれた1冊をご確認ください。
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佐々木望さんの推薦コメント
「豪華絢爛な生活は目的ではなく愛を成就させる手段だった。ひたむきな情熱に潰えたギャツビーの生は悲劇だけどどこまでも爽やかだ。アメリカ文学の香気に包まれながら、最後の一文にぎゅっと胸をつかまれる。100年後に生きる私たちの姿までも見通したその文に。」
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書誌情報
書名:グレート・ギャツビー
著者:フィツジェラルド
訳者:大貫三郎
発売日:2022年6月10日
価格:792円(本体720円+税) ※電子書籍も配信中
ISBN:9784041126523
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャルサイト https://www.kadokawa.co.jp/product/322202001259/
Amazonページ https://www.amazon.co.jp/dp/4041126525/
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20世紀アメリカ文学の至宝といわれる最高傑作
かつて、貧しさと戦争によって恋人デイジーと引き裂かれたジェイ・ギャツビーは、帰還後、巨万の財を築いてニューヨーク郊外のロングアイランドに豪邸をかまえ、夜ごと豪華なパーティを開いていた。それらはすべて、人妻となって対岸の館に住むデイジーを、わが手に取りもどすためだった。その狂おしいまでに一途な情熱が、やがて思いがけない悲劇を引き起こす――。
1920年代のアメリカ社会に生きた人々の栄華と退廃、失われた青春の夢を描く、「ジャズ・エイジの旗手」フィツジェラルドの、非の打ちどころがないと言われる最高傑作!