株式会社KADOKAWAのプレスリリース
大賞贈呈式は6月22日(土)に、受賞者を招いてのトークショーは翌23日に都内で行われます。
【受賞の報を受けて、青崎有吾さんより喜びのコメントが届きました】
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自分の好きなものを詰め込んだ作品で、自分の愛するジャンルの名を冠した賞を賜るというのは、とても貴重なことであり、普通以上の嬉しさを感じています。
この本に登場する「グリコ」は階段を使ったゲームの名称であり、実在する企業との関係は一切ありませんが、両手と片足を上げ、笑顔を作って喜びたいと思います。
――青崎有吾
本作品は、勝負ごとに強い女子高生が、ちょっと変わったゲームに巻き込まれては、「騙しと理詰め」で敵を倒し続ける頭脳バトル小説。「平成のエラリー・クイーン」と称されてきたミステリ作家・青崎有吾さんの新境地といえる作品で、第77回日本推理作家協会賞【長編および連作短編集部門】(一般社団法人日本推理作家協会主催)、「第37回山本周五郎賞」(一般財団法人 新潮文芸振興会主催)の候補作にも選出されている注目作です。
この機会にぜひ読んでみてください。
★本格ミステリ大賞(本格ミステリ作家クラブ主催)について
例年5月に開票式が行われ、〈本格ミステリ作家クラブ〉会員の記名投票によって大賞作品が決定します。
・公式サイト http://honkaku.com/
・公式X(旧Twitter)@honkakumystery(https://twitter.com/honkakumystery)
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『地雷グリコ』について
◆あらすじ
射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。
罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。
次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――。
ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。
◆書誌情報
作品名:地雷グリコ
著者名:青崎有吾
発売日:2023年11月27日(月)★電子書籍同日配信
定 価:1,925円(本体1,750円+税)
頁 数:352頁
体 裁:四六判並製 単行本
装 丁:川名 潤
ISBN:9784041140468
発 行:KADOKAWA
初 出:
地雷グリコ……「小説屋sari-sari」2017年11月号
坊主衰弱……「カドブンノベル」20年11月号
自由律ジャンケン……「小説 野性時代」22年3月号
だるまさんがかぞえた……「小説 野性時代」23年2月号
フォールーム・ポーカー……書き下ろし
詳 細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000437/
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著者紹介 青崎有吾(あおさき ゆうご)
1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。在学中の2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。14年に『水族館の殺人』で第14回本格ミステリ大賞(小説部門)候補、20年に『早朝始発の殺風景』で第73回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補、24年に本書『地雷グリコ』で、第24回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞、第77回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補、第37回山本周五郎賞候補となる。著作は他に、〈裏染天馬〉シリーズの『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』『図書館の殺人』、〈アンデッドガール・マーダーファルス〉シリーズ、〈ノッキンオン・ロックドドア〉シリーズ、『11文字の檻 青崎有吾短編集成』がある。「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の『ガス灯野良犬探偵団』(漫画:松原利光)の原作も担当。
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KADOKAWA文芸マガジン「カドブン」(https://kadobun.jp/)で読める!
★騙しと理詰めが勝利を導く! 究極のゲーム小説『地雷グリコ』青崎有吾インタビュー
https://kadobun.jp/feature/interview/entry-90330.html
★極上の謎と驚きに満ちた沼へ、ようこそ――沼ミステリ10選
https://kadobun.jp/feature/book_concierge/entry-89220.html
★知的興奮、ここに極まれり。「頭脳戦小説5選」