80年代、少女マンガＳＦが到達した高み。『総特集佐藤史生』『傑作短編集夢喰い』6月3日同時発売！　180点以上を展示した出版記念展が東京・吉祥寺で開催中！

河出書房新社のプレスリリース

株式会社河出書房新社（本社：東京都新宿区／代表取締役：小野寺優）は、『総特集佐藤史生』『佐藤史生傑作短編集　夢喰い』（税込各1,980円）を2024年6月3日に同時発売いたします。

『総特集佐藤史生』　河出書房新社

2010年に脳腫瘍で急逝した漫画家・佐藤史生。

誰もが絶賛したその知性と、卓抜した画力から紡ぎ出された作品群は、少女マンガファンのみならず多くの読者を熱狂させました。

今回発売する『総特集佐藤史生』は初の丸ごと⼀冊総特集、初公開の直筆資料や貴重なマンガ2本を含む全200ページで構成しています。

在りし日を知る豪華ゲスト、萩尾望都、木原敏江、坂田靖子、森脇真末味、徳永メイによる新規インタビューや寄稿を収録。萩尾望都はマンガ8ページ、森脇真末味はマンガ4ページを本書のために描き下ろしてくださいました。初公開の手紙や写真、過去資料など、美麗カラー図版も多数収録した充実の内容となっています。

同時に、70～80年代の傑作短編を集成した『傑作短編集夢喰い』も発売します。

代表作「ワン・ゼロ」の原型となった「夢喰い」ほか、「金星樹」「レギオン」「阿呆船」などを収載。「一角獣にほほえみを」は写植文字を使わずに、手描きネームのままで掲載しました。

巻末企画として、佐藤史生のスケッチブックより初公開となる貴重なスケッチや構想メモなども掲載しています。

不穏だが優しく、果てしなく美しい、唯⼀無二の世界を映し出す佐藤史生ワールド。少女マンガＳＦが到達した高みと称賛される作家の傑作8編をぜひお楽しみください。

『傑作短編集夢喰い』　河出書房新社

また、2冊同時刊行を記念して「佐藤史生原画展」が東京・吉祥寺リベストギャラリー創にて開催中です。「夢みる惑星」「ワン・ゼロ」「金星樹」を含む計180点以上の直筆原画・直筆資料・貴重な関連資料などを会場中にたっぷり展示し、会場で新刊2冊を同時購入した方に先着で非売品ポストカードのプレゼント企画も実施。会期中は無休、入場無料でお楽しみいただけます。