トンコハウスの名作の上映もあります。
株式会社ほぼ日のプレスリリース
2024年7月14日、アニメーションスタジオ「トンコハウス」は設立から10周年をむかえます! そこで、コンテンツやイベントでお世話になってきた「ほぼ日」からトンコハウスへ「おめでとう!」の気持ちを届ける「お誕生会型展覧会」を渋谷PARCO8Fの「ほぼ日曜日」で開催します。
カラフルに飾りつけられた会場では、米アカデミー賞ノミネート作品の『ダム・キーパー』から最新作の『ボトルジョージ』まで、この10年でうまれた作品を制作過程の貴重な資料とあわせてご紹介します。
さらに、その展覧会をいろどるのは、みなさまからのメッセージです。寄せられたことばや絵も展示の一部となり、お祝いの空間ができあがっていきます。トンコハウスの名作をフルバージョンで上映したり、本展限定のかわいいカフェもあります。
トンコハウスファンの方も、はじめましての方も、お誕生会へ参加するような気持ちでお越しください。
本イベントの詳細は https://www.1101.com/hobonichiyobi/exhibition/6537.html でご覧いただけます。
【ほぼ日主催のお誕生会型展覧会 トンコハウス10周年おめでとう!展 】
期間: 2024年6月21日(金) ~7月21日(日) 時間 :11:00~20:00
※最終入場は19:30。イベント開催日は17時クローズ
場所: ほぼ日曜日(渋谷PARCO8階)渋谷区宇田川町15-1
入場料:500円(税込)(小学生200円・未就学児無料)主催:株式会社ほぼ日
[トンコハウスについて]
「ピクサー」で長くアートディレクターをつとめていた堤大介監督が、盟友のロバート・コンドウさんとカリフォルニア州バークレーでアニメーションスタジオを2014年7月14日に立ち上げました。
ふたりがさいしょに制作した共同監督作品『ダム・キーパー』は、2015年米アカデミー賞で短編アニメーション部門にノミネートされ、世界中の映画祭で25の賞を受賞するなどおおきな話題になります。その翌年に制作された『ムーム』(2016年)も、国際映画祭で32の賞を受賞。『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』(2017年)はNHKでも放送される など国内外で人気となる作品を発表してきました。近年では、2022年にNetflixで公開された『ONI ~ 神々山のおなり』がアニメーション界のアカデミー賞ともいわれる米アニー賞で2冠にかがやきました。堤監督初の長編アニメーションは、いま世界190の国と地域、31の言語で配信されています。10周年となることし2024年。コマ撮りアニメの「ドワーフ」、西野亮廣さん率いる「CHIMNEY TOWN」とコラボして5年前から制作をつづけてきた最新作『ボトルジョージ』がついに完成をむかえました。(現在は試写会や映画祭で上映がはじまっています。)
アメリカと日本(石川県金沢市)のスタジオを拠点にし、トンコハウスの作品づくりはこれからもつづいていきます。
●作品の制作過程でうまれた貴重な品々を展示します。
トンコハウスの作品がうまれるまでにつくられたコンセプトアート(作品の指針となっていく絵)やカラースクリプト(映画に使用する色や光の設計図)、スケッチブック、マケット(模型)などをお借りして展示します。堤監督をはじめとするクリエイターの方々が作品の構想やキャラクターの造形をつくっていくようすをイメージできる貴重な品々です。
●トンコハウスの名作をフルバージョンで上映します。
会場ではトンコハウスの作品も上映します。『ダム・キーパー』(2015年・18分)、『ムーム』(2016年・13分)、『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』(2017年・全10話 計50分)の3作品は、会場内の上映コーナーで、『Acorns(エイコーンズ)』(2020年・全10話)は展示エリアにてフルバージョンをご覧いただけます。登場するキャラクターは愛らしく、短編とは思えないような余韻がのこる作品ばかりです。どうぞゆっくりご鑑賞ください。
●ぜひメッセージをお寄せください。そのメッセージが展示の一部になります。
今回の催しは、「トンコハウスの10周年記念展」ではあるのですが、わたしたち「ほぼ日」と会場にいらっしゃるお客さまが10歳をむかえた「トンコハウス」をお祝いするという場としてオープンします。
今回の展示ではご来場のみなさまからメッセージを募ります!作品をご覧になっての感想、お気に入りのキャラクターの好きなところ、これから観るという方へのおすすめ、トンコハウスにまつわる思い出、制作に携わるクリエイターへ伝えたいこと‥‥などなど。展示コーナーの各所にメッセージカードを用意しますので、思いついたらそのぶんだけたくさん書いて(描いて)ください。(ご自宅からのお持ち込みも歓迎します)そのメッセージは展覧会場内のお好きなところに自由に貼ることができます!「ほぼ日曜日」のなかであれば基本的にどこに貼ってもOKです。(※作品やパネルといった展示物にはお手を触れないよう、それ以外の空いている壁などにお願いします)
みんなでいっしょにお誕生会をつくるように、ぜひこの企画にご参加いただけたらうれしいです。入口ではご来場のみなさまにパーティー帽をお渡しする予定です。
●バースデーをお祝いする特別なカフェもオープンします!
本展だけの特製ストローがついたカラフルなサイダーに『ダム・キーパー』のピッグくんのオリジナルマシュマロを添えたバースデーセットをご用意しています。展覧会をたのしんだあとは、かわいくておいしい記念メニューでひと息ついてくださいね。
さらに、「10歳のお誕生日」当日の7月14日(日)にはとくべつに東京・神田にある「近江屋洋菓子店」のショートケーキもご用意する予定です。どうぞおたのしみに。
●トンコハウスのオリジナルグッズも販売します。
グッズショップには、かわいいキャラクターたちのぬいぐるみや、アクリルスタンドなどトンコハウスのオリジナルグッズがならびます。新商品として、本展の メインビジュアルがデザインされたステッカーも登場します。
●トンコハウスさんのお誕生日イベントを開催します!
トンコハウスの創設者である堤大介監督はじめトンコハウスアーティストに直接お祝いを伝えることができる会を誕生日当日に開催します。作品がうまれるときのエピソードをうかがえたり、質問にこたえてくださったりするかも?なかなかない機会になりそうです。
※堤大介監督はオンラインでの参加を予定しています。
日時:7月14日(日)18時~ ※事前予約制
会場:ほぼ日曜日
出演:堤大介監督
トンコハウスの創設者でこれまでの作品のほぼすべてに携わっていらっしゃいます。
『スケッチトラベル』の発案者としてご存知の方も多いかもしれません。今回はアメリカからオンラインでご参加いただきます。
橋爪陽平さん
トンコハウスのアーティスト。『ONI ~ 神々山のおなり』ではカラースクリプトなどを手掛けられました。
参加費やお申込みについての詳細は決まり次第、後日「ほぼ日曜日」のイベントページおよび「ほぼ日曜日」の公式「X」(https://twitter.com/hobo_nichiyobi )にておしらせします。
●TOBICHI京都では、『ダム・キーパー』を上映します。
トンコハウスのはじまりであり、代表作でもある『ダム・キーパー』を、ほぼ日の直営店「TOBICHI京都」(京都府京都市下京区河原町通り四条下ル市之町251-2 寿ビルデイング5階)でとくべつに上映できることになりました。
店内を区切って上映スペースをつくるため、少人数ずつ入るちいさな映画館のような空間になる予定です。詳細は決まり次第、TOBICHI京都のWEBページ https://www.1101.com/tobichi_kyoto/ にてご案内します。
上映予定:6月28日(金)~7月17日(水) ※木曜日はお休み
みんなでつくる「お誕生会型展覧会」、主催者であるわたしたち「ほぼ日」もどんな会になるのかワクワクしています。ご来場をおまちしています!