化学遺産を発信し、エンゲージメント向上
株式会社桃谷順天館のプレスリリース
【本件の背景】
毎年7月7日は、七夕にちなみ、「一年に一度、大切な人との結びつきを思い出し、あらためて伝え、願い、それを重ねていく日」として、エンゲージメント・プロジェクトが「エンゲージメントデー」として制定されています。
当社ではこれまで、従業員が会社や仕事に誇りをもって、いきいきと働けるように、ファミリーデーやクリエイティブエブリデー、社長と若手との交流会など、様々な取り組みを実施してきました。創業139年目を迎えた本年は、当社創業の起源で、「日本化学会化学遺産」にも認定された化粧水「にきびとり美顔水」誕生までのストーリーの漫画を、当社役員・社員らによるアフレコ動画として、一般公開しました。
<動画URL>https://www.youtube.com/watch?v=KTnZxJ6THxw
【制作過程】
部門間での交流促進と、化学遺産でもある自社商品の歴史を改めて知り、自分たちの声で発信することで、従業員エンゲージメントを向上するために企画しました。
出演者は社内公募し、オーディションにて配役を決定。
漫画「桃谷順天館物語-美顔水編-」をもとに自社内でアフレコを実施し、編集を行いました。
動画は、総勢12名の社員で制作し、当社代表取締役社長 桃谷誠一郎も音声出演しています。
【動画のあらすじ】
桃谷順天館の前身は薬種商を営む「正木屋」で、その起源は約400年前の慶長の時代に遡ります。当時、桃谷家は粉河(現 和歌山県紀の川市粉河)に居を構え、徳川御三家のひとつ、紀州徳川家の知遇を得て、郷土として代々村の名主を勤め、薬種商を生業とし、人々のお役に立ち続けてきました。
「正木屋」の大きな転機は、明治維新と共に訪れます。廃藩置県により、桃谷家が薬種商として仕えていた紀州徳川家も東京へ移住することになりました。
桃谷順天館の創業者である桃谷政次郎は、「正木屋」の11代目として生まれ、青年期には猛山学校や春田塾、泊園書院において学問を学び、その後、和歌山県初の薬剤師としての資格をとり、家業を継ぎます。
薬種商として薬の研究をしていく中で、妻のニキビを治すために創ったのが「にきびとり美顔水」。
のちに桃谷順天館の創業、化粧品製造業として新たなスタートを切るきっかけとなりました。
人々のお役に立ちたいというDNAは約400年間受け継がれ、我々の原動力となっています。
■株式会社桃谷順天館
https://www.e-cosmetics.co.jp/
【概要】
桃谷順天館グループは、約400年続く薬種業を受け継いだ創業者が1885年(明治18年)にきびに悩む妻のために創った「美顔水」をきっかけに新たに化粧品製造業を創業し、これまで138年美と健康を追求してきた化粧品メーカーです。
「人と地球の美しい未来を創る ~For Beauty and Well-being~」をパーパスに掲げ、4社からなるグループ経営を行っています。
永い歴史とともに培った技術力と品質力をさらに進化させ、国内外で包括的に『美』を提供する企業グループを目指し、企業活動を続けています。
桃谷順天館グループのニュースリリース一覧