株式会社KADOKAWAのプレスリリース
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、角川ホラー文庫30周年記念書き下ろしアンソロジー『堕(お)ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー』『潰(つい)える 最恐の書き下ろしアンソロジー』(2024年8月23日同日発売予定)『慄(おのの)く 最恐の書き下ろしアンソロジー』(2024年12月発売予定)を刊行します。
角川ホラー文庫は1993年4月に創刊した文庫レーベルであり、「あらゆる恐さのニュージャンル」をテーマにホラージャンルに特化したエンタテインメント小説を刊行してきました。1994年に創設された日本ホラー小説大賞(2019年より「横溝正史ミステリ大賞」と統合し、現在は「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」)からは、『黒い家』の貴志祐介氏、『ぼぎわんが、来る』の澤村伊智氏、『をんごく』の北沢陶氏などホラー界を牽引する才能が誕生しています。
2023年からは30周年イヤーとして、多数の書き下ろし作品や人気シリーズの続刊を刊行するとともに、豪華作家陣8名の実寸大手形をプリントした「恐怖! 作家手形Tシャツ」や小林泰三氏の『人獣細工』をモチーフにした「猟奇!『人獣細工』パーカー」などのグッズを発売。作家手形Tシャツは反響が大きく、増刷を続けています。
そして30周年の集大成として、超豪華執筆陣による最恐の書き下ろしアンソロジー『堕ちる』『潰える』『慄く』を企画しました。鈴木光司氏、小池真理子氏、貴志祐介氏、澤村伊智氏などの角川ホラー文庫お馴染みの人気作家に加えて、角川ホラー文庫に初登場の一穂ミチ氏、背筋氏など、今考えうる「最恐」が集結した最強のアンソロジーとなっています。先述の通り、すべての作品が初出し・完全書き下ろしです。時代もモチーフも様々ではありますが、令和における「あらゆる恐さのニュージャンル」を体現するようなアンソロジーになりました。
今後も角川ホラー文庫は、恐さと面白さを追求した企画を行っていきます。2024年も角川ホラー文庫にご注目ください。
◆作品情報
★2024年8月発売予定
『堕(お)ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー』
著者:宮部みゆき、新名智、芦花公園、内藤了、三津田信三、小池真理子
発売:2024年8月23日(金)予定 ※電子書籍同日配信予定
定価:902円(本体820円+税)/ページ数:384P
体裁:文庫版/ISBN:9784041140772/書き下ろし/発行:株式会社KADOKAWA
情報サイト:https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322305000300/
『潰(つい)える 最恐の書き下ろしアンソロジー』
著者:澤村伊智、阿泉来堂、鈴木光司、原浩、一穂ミチ、小野不由美
発売:2024年8月23日(金)予定 ※電子書籍同日配信予定
定価:902円(本体820円+税)/ページ数:400P
体裁:文庫版/ISBN:9784041140734/書き下ろし/発行:株式会社KADOKAWA
情報サイト:https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322305000296/
★2024年12月発売予定
『慄(おのの)く 最恐の書き下ろしアンソロジー』
著者:有栖川有栖、北沢陶、背筋、櫛木理宇、貴志祐介、恩田陸
発売:2024年12月25日予定 ※電子書籍同日配信予定
体裁:文庫版/書き下ろし/発行:株式会社KADOKAWA
◆「最恐の書き下ろしアンソロジー」 3つの推しポイント
前代未聞!ホラー作家大集合の夢のアンソロジーが実現!
30周年記念ということで、これがホラーの最前線と胸を張れるアンソロジーにしようと意気込み、日本ホラー小説大賞(及び横溝正史ミステリ&ホラー大賞)の歴代受賞者や、創刊ラインナップである『リング』の鈴木光司氏、ロングヒットとなった『墓地を見おろす家』の小池真理子氏など角川ホラー文庫のレジェンド作家に執筆を依頼。さらに、有栖川有栖氏、小野不由美氏、恩田陸氏、宮部みゆき氏といったレジェンドホラー作家、2023年にホラー界の話題をさらった『近畿地方のある場所について』の背筋氏、そして本アンソロジーでホラー初挑戦となる一穂ミチ氏などにもお声がけし、「いま読みたいホラー作品」が集まりました。こんな豪華執筆陣のホラー小説を読めるのは、このアンソロジーだけです!
ここでしか読めない!全作品、完全書き下ろし!
2023年にも角川ホラー文庫からはアンソロジーとして、朝宮運河氏が編んだ『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』『影牢 現代ホラー小説傑作集』や、日本ホラー小説大賞の《短編賞》の受賞作をまとめた『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成』1・2が刊行されました。しかしいずれも既存の作品から選りすぐりの小説を編みなおしたアンソロジーでありました。このたび刊行する『堕ちる』『潰える』『慄く』の3冊は、完全新作のみを収録したすべて書き下ろしのアンソロジーであり、いきなり文庫で登場いたします。いま、ここでしか読めない作品をお楽しみください。
これが恐さの最前線!「あらゆる恐さのニュージャンル」が集結!
ジャンル特化型のホラーアンソロジーも多い中、本作は様々な代表作を持つホラー界を牽引する作家陣が「いまホラー文庫の読者に届けたいホラー作品」をご執筆いただきました。「恐さ」「恐怖」は人間の根源的な感情のひとつであり、一言では表せられないほど人によって琴線は様々。ほろっと泣ける感動系のホラーから、絶望のどん底に叩き落されるホラーまで、様々なシチュエーションでの「恐さ」が集まりました。ホラー小説を読みなれているよという方も、初めてホラー小説にチャレンジするよという方にも、すべてのホラー読者に刺さる恐さがここに集まっています。
◆角川ホラー文庫30周年記念グッズ発売中!
角川ホラー文庫30周年を記念して、ホラー小説をもっと楽しめる戦慄のグッズが発売中です。
「恐怖! 作家手形Tシャツ」M、L、XLサイズ/各5,500円(税込)
豪華作家陣の<実寸大の手形>をプリントした「恐怖! 作家手形Tシャツ」。発売直後からSNS等で大きな話題となり、発売2日で全サイズが完売、緊急重版となりました。手形のメンバーは、綾辻行人氏、有栖川有栖氏、小野不由美氏、貴志祐介氏、京極夏彦氏、小池真理子氏、鈴木光司氏、宮部みゆき氏、という日本ホラー界を牽引する超豪華な8名!血まみれの手が背中を這い上がってくる……ようにも見えるデザインは、迫力満点です!実際に着てホラーイベントにいくも良し、実寸大手形と自分の手を合わせて推し作家の実在を確かめるも良し! 楽しみ方無限大の角川ホラー文庫オリジナルTシャツです。
「猟奇! 『人獣細工』パーカー」各7,920円(税込)
ライラックアッシュ L、XL/グレージュ XL
故・小林泰三氏の名作『人獣細工』がパーカーになって登場します!悲劇のヒロイン・継ぎはぎ娘の手術痕を、スタイリッシュにデザインしました。イラストは、『デッドマン・ワンダーランド』の近藤一馬氏の完全描き下ろし! 角川文庫『人獣細工』のカバーイラストも手掛けた近藤氏が、作品の世界観を美しく表現しました。心臓に縫い付けられた角川ホラー文庫ロゴや、フードを上げると見える背骨も、恐ろしいのにかっこいい!在庫限りなのでお買い忘れのなきように!