~今後はデータを活用して、コロコロ流化学反応を引き起こす、楽しく新しい企画を展開予定~
株式会社小学館のプレスリリース
【コロコロコミック研究所(ラボラトリー)】 http://corocorolab.com/
株式会社小学館は、男子小学生向けマンガ雑誌『月刊コロコロコミック』(以下『コロコロコミック』)で1977年の創刊以来続けている読者アンケートのデータをもとに、男子小学生のリアルを定期レポートおよび分析する新プロジェクト『コロコロコミック研究所』を発足いたします。本プロジェクトにより、読者である男子小学生を巻き込みながら、コロコロ流化学反応を引き起こす様々な楽しく新しい企画を提案・実施して参ります。
今回は企画の第一弾として、『コロコロコミック』2024年2月号で男子小学生を中心とした読者1000名を対象に実施した「コロコロビッグアンケート」の中から、「なりたい職業」「これからやってみたいこと」「習い事」に関する調査結果をランキング形式で紹介します。
『コロコロコミック研究所』とは?
『コロコロコミック』は1977年の創刊以来、男子小学生のバイブルとして愛され続け、平均月間発行部数は脅威の40万部(対象は約150万人なので、ペイドメディアとしては脅威の約27%にリーチ!)という、圧倒的なホビー&エンタメ情報&おもしろマンガ雑誌としての地位をいまなお確立しています。『コロコロコミック』のコンテンツ力と読者のガッツなパワーを活かした、より面白くより新しい企画をご提案していきたい!そんな思いから、2024年7月号で記念すべき創刊555号を迎えたタイミングでプロジェクトを発足する運びとなりました。今後は、今まで以上にコロコロコミック読者のリアルな声を誌面の企画づくりをはじめ、すでに始まっている地方創生やエデュテイメイント分野などのお取り組みを皮切りに、新鮮味あふれるコラボレーションにも繋げていきます。コロコロコミックらしい企画力と読者のパワーで世の中をにぎやかします!ご期待ください!
~『コロコロコミック研究所』アンケートトピックス~
・なりたい職業ランキングの第1位は「YouTuber」!2018年から2024年までに6回トップを獲得。
・これからやってみたいことランキングは4年連続で「動画撮影」が第1位
・習い事ランキング1位は10年連続で「スイミング」。2位「サッカー」、3位「ピアノ」とスポーツや音楽系に人気集中!
なりたい職業ランキングの1位は「YouTuber」 18年から24年までの7年間で6回トップを獲得!
なりたい職業ランキングで堂々の第1位に輝いたのは、昨年に引き続き「YouTuber」でした。1977年の創刊以来、毎月実施されている本調査ですが、世の中の動きから、「YouTuber」を2016年から選択項目に追加しています。2018年からの7年間で合計6回トップになるなど、男子小学生の間で近年絶大な人気を誇っている職業であるとわかります。
2位に「ゲーム実況者」、3位に「プロゲーマー」と続き、4位にランクインしたのは「ゲームの仕事」。「ゲームの仕事」は2007年から2016年にかけて10年連続でトップを独占し、2017年以降も上位にランクインしています。『コロコロコミック』の誌面の企画でもゲームに関する情報が盛りだくさん!身近な楽しみの一つであるゲームを将来の仕事にしたいと考える男子小学生は多いようです。
注目すべきは10位の「プログラマー」。「プログラマー」は、調査開始以来、初めてトップ10にランクインしました。2020年度から小学校でのプログラミング教育必修化が開始されていますが、その影響から興味を持つ子どもが増えているのかもしれません。なお、スポーツ選手の中で最も多くの票が集まったのは「サッカー選手」でした。「サッカー選手」は2023年に7位、2022年に10位、2021年に8位と、スポーツ選手で唯一トップ10入りを果たすなど、高い人気を誇っています。
『コロコロコミック』としては今年5月にプロサッカークラブ「鹿島アントラーズ」とのコラボレーション企画を実現しています。
これからやってみたいことランキングでは、4年連続「動画撮影」が1位。 YouTube人気が影響か
「これからやってみたいこと」を問う調査において、第1位は2021年から4年連続で「動画撮影」となりました。先述の「なりたい職業」ランキングで「YouTuber」がトップになったことを踏まえると、小学生の間でYouTubeをはじめとした動画コンテンツの視聴が当たり前のものとなり、「自分も取り組んでみたい」と考える子どもが増えていると推察されます。
第2位には「釣り」がランクイン。「釣り」は2007年の調査以降では2016年と2018年を除くすべての年でトップ10入りしており、男子小学生にとって不動の人気アクティビティと言えるでしょう。
第3位にランクインした「プログラミング」は、2021年に初めてトップ10入りを果たすと、2022年には2位、2023年には3位と、直近3年間でトップ3以内をキープしています。プログラミングに関心を持つ小学生が多いからこそ、今年の「なりたい職業」ランキングで「プログラマー」が初めてトップ10入りしたのかもしれません。
また、見逃せないのが「料理」が5位にランクインしていることです。「料理」は2018年に第3位にランクインして以来、毎年トップ10入りしており、自分で料理を作りたいと考えている“料理男子”な小学生は少なくないようです。
他方、スポーツでは8位に「野球」、9位に「スキー・スノーボード」、10位に「サッカー」がランクイン。これらの種目のほか、2023年に「バスケットボール」、2019年に「卓球」がトップ10入りするなど、年代によって流動的な結果となっています。
習い事ランキングの1位は10年連続で「スイミング」! 2位「サッカー」、3位「ピアノ」と続く
週に1回以上塾や習い事をしている小学生を対象に「今、一番力を入れている習い事は何か?」と尋ねたところ、「スイミング」が2位以降と倍以上のポイント差をつけてダントツで最多となり、2014年の調査結果から10年連続の第1位となりました。
第2位は「サッカー」。「サッカー」は2014年以降、毎年トップ3位内にランクインしており、「なりたい職業」や「これからやってみたいこと」ランキングの中でも安定して上位にランクインしていることから、男子小学生の間で根強い人気があることが伺えます。
特筆すべきは、3位の「ピアノ」です。これまで上位を占めていた「英会話」「学習塾」を抑えてのランクインであり、来年以降、順位がどのように推移していくか注目です。また6位の「そろばん」の人気にも注目したいところ。電卓やスマートフォンを使えば簡単に計算できる現代においても授業で扱われていることもあり、習い事として人気です。
(『コロコロコミック研究所』 所長 小林浩一よりコメント)
『コロコロコミック』は、雑誌としてのプレゼンスの高さを武器に、YouTube、SNS、リアルなイベントと全方位で子ども達とのタッチングポイントを持っています。親が子どもの代わりに記入するアンケートは数多くありますが、子ども達が自らの意思で、自らの手で、自分達の心のありようを書き綴ってくれるコロコロのアンケートはとても貴重です。子ども達の視点を常に大切にし、彼らが望んでいるものを読み取り、彼らを笑顔にするために、この度、『コロコロコミック研究所(ラボラトリー)』を立ち上げました。
直近では、コロコロ読者の間で人気のある習い事のトップレベルにある「サッカー」をテーマにした仕事を手がけました。
GW期間の5月3日に茨城県庁のサポートのもと、世界に誇るクラブチームである鹿島アントラーズとのコラボレーションが実現しました。
初めてサッカーを観戦する子どもであっても、スタジアムを存分に楽しめるように『コロコロコミック』がディレクションしたスタンプラリーを実施し、コロコロのキャラクターを使用したフォトパネルをスタジアムの中に設置しました。
子どもがスタジアムの中をパパやママと一緒に楽しめる工夫をそこかしこに忍ばせ、通常の試合の1.5倍の子ども達をカシマスタジアムに呼び込むことに成功しました。
アンケート内の職業ランキングでは「YouTuber」、やってみたいことでは「動画撮影」が1位ですが、コロコロは国内トップレベルの子ども向けのYouTubeチャンネルを保有しています。アントラーズとのコラボでも67万人の登録者を抱えるYouTubeチャンネルである『コロコロチャンネル』( https://www.youtube.com/c/corocoro )で動画を配信し、『コロコロコミック』を読んでいない子ども達にもリーチしました。4月1日のエイプリルフールでは、鹿島アントラーズの公式Xで、「チームのエンブレムを辰年にちなんでコロドラゴンに変更しました」というユーモラスな投稿をしてもらい、大きな話題を呼びました。今やコロコロは紙の雑誌だけでなく、YouTube上でも、SNS上でも、リアルなイベント会場でも情報を発信する力を持っています。『コロコロコミック研究所』では、子ども達が潜在的に持っているニーズを編集者が的確に読み取り、クライアントの方々と協力することで、彼らが求めていたサービスを一緒に創造することを目指します。少子化の時代ではありますが、未来を切り拓いていく子ども達の心に良い種を蒔けるように努力していきますので、お力添えのほど、よろしくお願いいたします。
【調査概要】
2024年コロコロコミック2月号 ビッグアンケート
・調査期間:2024年1月15日~2月14日
・調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・有効回答数:応募総数:1775、集計数:1000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート
『コロコロコミック研究所』 所長 小林浩一
小学館 コロコロコミック副編集長
『コロコロコミック研究所』 所長 小林浩一
地方創生の企画やふるさと納税の返礼品をプロデュース。
マンガ配信サービス『週刊コロコロコミック』などの立ち上げに携わる。YouTubeの公式認証資格「YouTubeCertified」を保有。
このたび新プロジェクト『コロコロコミック研究所』所長に就任。
企業や自治体へのコンサルティング活動などを通じ、出版物という枠を飛び越えて、コロコロだからこそできる新価値の創造にチャレンジする。
この編集者が手がけた地方創生企画はこちら
これまでの「地方創生プロデュース企画」・「スポーツチームコラボレーション企画」に関する実績と事例
■2024年5月
鹿島アントラーズ
「Family Unity -Kids Day-」コロコロコミック×鹿島アントラーズ コラボレーションにて、オリジナルのフォトスポットや特別抽選会に参加できるクイズスタンプラリー
関連動画:
■2024年3月
目黒区・(株)佐藤製作所(東京・目黒区)
「コロコロコミックプロデュース ふるさと納税返礼品」として金属溶接体験の返礼品プロデュース
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