江戸の浮世絵師 歌川国芳を二人のスペシャリストが考察。江戸浮世絵木版画実演&摺り体験も実施。
株式会社トーキョー・ダブ・エージェントのプレスリリース
「奇想の浮世絵師」や「江戸のポップアーティスト」など多様な異名で称され現代のポップカルチャーにも多いなる影響を与えている江戸の浮世絵師歌川国芳に焦点をあて浮世絵研究で博士を取得した山本野理子氏と、日本画家として現代コンテンツ等を題材とした浮世絵を手掛けている塩崎顕氏による江戸文化・風俗・美術・エンターテイメント等の軸から考察をしていく講演・トークを行います。また、江戸浮世絵木版画の摺師による実演、摺り体験も行います。そのようなプログラムを通して、江戸と現代が浮世絵を通してつながっていることを見出し、日本の誇れる文化としての浮世絵を多くの方々に知ってもらい、さらに浮世絵にかかわる絵師、彫師、摺師、和紙職人たちへの助成と後継者育成なども視野に入れたイベントとして展開して参ります。ー「考察!KUNIYOSHI」イベント実行委員会ー
■登壇者
美術史家/芸術学博士-山本野理子
川崎浮世絵ギャラリー学芸員、美術史家、日本風俗史学会理事、国際浮世絵学会会員。関西学院大学大学院博士課程修了(芸術学博士学位取得)。現在、神田明神の史料編纂委員として神田明神所蔵の浮世絵の調査をしている。
日本画家 現代浮世絵師-塩崎 顕
日本と日本に関わる文化・風俗・風景等、古来より日本で伝えられてきている浮世絵をはじめとする様々な様式を現代の感覚で再構築して作品として発表する。歌川派、北斎などといった浮世絵師達の世界観をベースにした作品を次々と発表し、スター・ウォーズ、永井豪キャラクター、進撃の巨人等といったコラボレーションも数多く手がける。大手百貨店などでの個展も毎年行っている。
江戸木版画摺師-岡田 拓也
高校卒業後、京都伝統工芸大学校(現名称)にて仏像彫刻を学び、卒業後、渡邊木版にて摺師の修行を積む。2012年に独立。伝統技法に加え、新しい技法にも積極的に取り組む新世代の摺師である。文化庁の無形文化財選定保存技術に認定されている職人。東京伝統木版画工芸協同組合員。NHKドラマ『(くらら)~北斎の娘~』にて、北斎の神奈川沖浪の初摺を行う摺師役として実演の出演をした。
■概要
開催日:2024年 10月20日(日)
第1回:開場10時 開演10時30分 100名
第2回:開場14時 開演14時30分 100名
参加費:2000円(税込)事前に専用サイトにてご購入下さい
専用サイト:https://www.akihabara-bunkasai.com/kuniyoshi
*摺り体験:20名(各回)*来場時にお申込み下さい(先着順)
体験者以外にも摺り済みポチ袋プレゼント!
会場:神田明神文化交流館地下1階・EDOCCO STUDIO
主催:「考察!KUNIYOSHI」イベント実行委員会
株式会社TOKOWAKA、株式会社トーキョー・ダブ・エージェント
協力:神田明神資料館、株式会社CoCoRo、株式会社版三、AKIHABARA文化祭実行委員会
協賛:アクリルグッズ等再生利用促進協議会、株式会社ARCOBALENO、明治安田生命保険相互会社 *50音順