10月7日(月)深夜1時48分からTVアニメ『地縛少年花子くん』再放送決定!
株式会社アニメイトホールディングスのプレスリリース
月刊「Gファンタジー」で好評連載中、シリーズ累計1000万部突破のあいだいろによる大人気コミック『地縛少年花子くん』。2020年1月にTVアニメが放送された本作は、2023年夏にアニメ再始動プロジェクトを発表し、第1弾として同年10月にショートアニメ『放課後少年花子くん』1〜4話が放送されました。
続く第2弾としてショートアニメ『放課後少年花子くん』続編4話が、10月7日(月)深夜1時35分から4週にわたりTBSにて放送。さらに10月8日から国内&海外配信も決定しました!
ショートアニメ『放課後少年花子くん』では、pixiv×GファンタジーによるWEBマガジン「Pファンタピー」に掲載されている、『地縛少年花子くん』の公式スピンオフコミック『放課後少年花子くん』のストーリーを中心に、各話2つのエピソードをお届け。
加えて、10月7日(月)深夜1時48分からTVアニメ『地縛少年花子くん』の再放送も決定しました!
■放送・配信情報
ショートアニメ『放課後少年花子くん』続編4話
<テレビ放送>
10月7日(月)深夜1時35分から4週にわたりTBSにて放送開始
<国内配信>
■10月8日(火)正午~順次配信
【SVOD】見放題配信
ABEMAプレミアム、dアニメストア、dアニメストア ニコニコ支店、dアニメストア for Prime Video、DMM TV、FOD、Hulu、J:COM STREAM、milplus、TELASA、U-NEXT、アニメ放題、アニメタイムズ、バンダイチャンネル、ふらっと動画
【AVOD・FVOD】最新話期間限定 無料配信
ABEMA、TBS FREE、TVer
【TVOD】レンタル配信
Amazon Prime Video、music.jp、カンテレドーガ、バンダイチャンネル、ビデオマーケット
※配信情報にきましては今後も随時追加がございます。
※海外配信の詳細についてはクランチロール公式サイトにてお知らせいたします。
TVアニメ『地縛少年花子くん』再放送
<テレビ放送>
10月7日(月)深夜1時48分からTBSにて放送開始
ショートアニメ『放課後少年花子くん』の本編の先行場面カットと合わせて、監督・北村真咲、シリーズ構成・長友一馬、アニメーションプロデューサー・西村 僚のオフィシャルインタビューを公開します。
【先行カット公開】
【インタビュー】監督・北村真咲、シリーズ構成・長友一馬、アニメーションプロデューサー・西村 僚
――改めて『放課後少年花子くん』の制作への想いを聞かせていただけますでしょうか。
北村真咲(以下、北村):今回、僕は監督、長友さんはメインライター、西村さんはプロデューサーとして、改めてアニメ業界に就職した頃の新鮮な気分で「良いものを作りたい」という想いに立ち返ることができました。また『放課後少年花子くん』に対する熱量はスタッフ1人1人にも宿っていますので、いい形で作品を盛り上げることができたのかなと思います。
長友一馬(以下、長友):もともと『地縛少年花子くん』のアニメがあり、そこから新たなスタッフ陣で制作に挑むということで、参加するにあたってプレッシャーはありました。『地縛少年花子くん』と『放課後少年花子くん』ではテイストの違いはありますが、『花子くん』のファンをガッカリさせたくないという想いで作っているので、今のところはファンの方からポジティブな声をいただいてありがたいです。
北村:そうですね。僕としても『地縛少年花子くん』のアニメ第1期から引き継いで、よりファンの皆さんの熱量を下げないよう第2期にバトンを渡したいなと思っています。
西村 僚(以下、西村):僕は参加当初、ショートアニメなので30分アニメよりは楽に作れるのかなと思ったら実際はそんなことはなく(笑)。普通のテレビシリーズと同じか、それ以上にスタッフの皆さんが心血を注いでいます。
北村:僕もそこは負けていないと確信しています。
長友:短いからこその大変さもありますね。
西村:3、4分でひとつのお話をまとめないといけませんからね。
長友:セリフをひとつ足すだけで尺に収まらなくなるので台本の調整は大変でしたが、『放課後少年花子くん』のようなコメディ作品はキャラクターを好きになってもらうことが大事なので、終始、掛け合いのテンポを良くしようと努めました。もしかしたら、通常のアニメの1.5倍くらいのテンポ感かもしれません。声優さんやスタッフの皆さんには申し訳ないと思いつつも、これが正解だったんじゃないかなと思っています。
北村:30分アニメのテンポ感のままだと10分モノとしては物足らなくなると感じました。10分だからこそ、より内容を入れていかないと満足してもらえるものににならないんじゃないかと。情報量とテンポ感については長友さんの力をお借りできて助けられました。特に、ほぼアニメオリジナルの4日目(第4話)の「かもめモンスター保育園」については、長友さんの発想力でできたと思います。
長友:ありがとうございます。
西村:我々スタジオ雲雀大阪スタジオのスタッフたちは、『放課後少年花子くん』で、初めて『花子くん』の制作に携わりました。最初は苦労もありましたが、制作を進めるほどに全員の作品、キャラクターへの愛情が深まっていきました。そのおかげで、「このキャラクターはこんなことをするのかな?」とか、キャラクターの解像度が高まったからこその意見を出し合えるようになり、それが印象深いです。僕が見落としていたことまで周りのスタッフにフォローしてもらったりしたので助かりました。
――これまでの『放課後少年花子くん』を拝見して、原作の魅力はそのまま、膨らませるところは膨ら
ませているように感じました。
北村:漫画とアニメは媒体が異なるので、アニメ化に際してはどうしても補完しなければならない部分が出てきます。そこにオリジナルの解釈を入れていくスタイルです。可能な限り原作をそのままアニメにしたかったので、膨らませるところは必要最小限にしています。あくまで原作に寄り添ったものにしたいと考えていました。オリジナルで主張しなくても、原作の絵が動くってファンにとってはとても新鮮な体験なんだと。
西村:膨らませた部分はありがたいことにファンの方からの反応が良くって。例えば膨らませた部分がPVで1シーンでも映ると「観たことがないシーンだ!」と言っていただけたりして、楽しみにしていただけている部分なのかなと感じました。
長友:そこは原作ファンに新鮮さを感じてもらえたところですよね。先ほども触れましたが、今回の台本は掛け合いのテンポを良くするために、極力会話の間を詰めて書いていたんですけど、上がってきた絵を見たら監督がさらに細かいところに遊びを詰め込んでくださっていて、これはファンが喜ぶだろうなと思いました。
北村:言われてみると無意識にやってしまってるところがあるかもしれません。こうすれば面白いかも、と思ってしまうと入れちゃってますね(笑)。1日目(第1話)の頃は試行錯誤しながらではありますけど、制作が進むなかで『花子くん』の世界観が自分の中に染み込んできて。お遊び要素を探しに行ってるところがあったかもしれません。
――「原作に寄り添った作りに」というお話もありましたが、4日目(第4話)の其の二「かもめモンス
ター保育園」は、あいだいろ先生のSNSでの企画を原案としつつ、アニメオリジナルに近い内容となり
ました。こちらはどんな経緯で制作されたのでしょうか?
北村:長友さんたちと初めて顔合わせした時に、ファンに向けてなにかオリジナルでもやりたいねといった軽い会話から、次第にだんだん盛り上がっていってしまいました(笑)。
長友:何かしら原作コミックスにプラスアルファしたものをお届けしたいという話になり、あいだいろ先生からも前向きなお返事をいただけたので、内容を考え始めました。
北村:最初はどんな内容にしようかと暗中模索していましたが、長友さんが「かもめモンスター保育園」を提案してくれました。僕も「先生とファンのSNSの交流を,アニメとして形に残せたら良いサプライズになるのでは!?」と、原作を愛するファンへの恩返しになればいいなと思い制作したエピソードです。制作過程では色々試行錯誤を重ねて今の形に辿り着くことができました。実際の放送・配信まではファンの反応が気になってドキドキしていましたが、結果としては好評をいただいて。僕としてはこのお話で『放課後少年花子くん』を作れたなという実感をより強く感じることができました。昨年の生配信(2023年11月9日配信『かもめ学園 presents「放課後少年花子くんのアフターハロウィンパーティー」』)でファンの印象に残ったエピソードとして取り上げていただいて。ファンの具体的な感想を聞くことができて、ちょっとじんわりきましたね(笑)。
長友:オリジナルはやはりファンからの反応を考えると怖いところがあります。「かもめモンスター保育園」はあいだいろ先生のSNSの企画がベースなので、ファンの皆さんにも親しみのある内容ではありますが、お話は新しく考えることになるため、我々としては挑戦でした。制作の過程であいだいろ先生にご意見をいただいたりもして、振り返ってみると、とても良い環境で作らせていただけたなと思います。
西村:世界観の作り込みから始めたので描かれていない設定なんかも実はたくさんあるんですけど、なにぶん4分くらいの尺なので調整が大変でした。
北村:4分という尺に精一杯の想いを詰め込みました。
――続編4話の制作にあたって、なにか新たに意識されていることはありますか?
北村:全話一貫した意図で作っているので、大きくスタイルを変えるということはありませんが、1日目(第1話)〜4日目(第4話)放送後のファンからの反応をいただいて、より一層自分の持てるものを注ぎ込もうと思いました。それまでも気は引き締めてはいましたが、ファンがより熱を持って観てもらえるように、どこか1箇所でもより良くできるポイントがないか、工程のなかでどの段階でも可能な限り盛り込むようにしています。
西村:また“膨らまし”の部分はすごく喜ばれるポイントだとわかったので、後半もそこは意識しています。その影響もあってか、画として映えるところはグッと惹き込むような作り方になったと思います。例えば原作での決めの部分も更にアニメとして映えるように盛っています。
長友:脚本としても続編4話まで含めて大きく方針を変えることはなく、“キャラクターを見せる”ことを意識しました。『放課後少年花子くん』の明るく楽しい掛け合いでキャラクターを好きになってもらい、そこから『地縛少年花子くん』の世界に入ってもらえたら良いですね。『地縛少年花子くん』はシリアスなお話もありましたが、『放課後少年花子くん』はそこを笑いに変えるような内容もあったりして。僕としても場合によっては大げさに表現してみたりもしつつ、暗い雰囲気はなしにして、キャラクターたちの明るく楽しいワチャワチャを届けられるように意識しています。
――先日(2024年7月28日開催)の「『地縛少年花子くん』かもめ学園夏祭り」では5日目(第5話)、6日目(第6話)の先行上映も行われ、いろいろなシーンで歓声が起こっていました。
長友:僕は会場で見させていただき、直接ファンの反応を感じられたのがすごくありがたかったです。
西村:上映会では狙い通りの笑いが起きることがあれば、意外なところで歓声があがっていたりして、なかなか難しいなと思いました(笑)。
北村:僕は行くことができませんでしたが、西村さんや別のスタッフから盛り上がっていたと聞きました。ありがたいことですし、気合が入りますね。
――続編4話の放送・配信に向けて、注目ポイントをお聞かせください。
西村:続編4話でも輝や葵など、花子くんと寧々以外のいろいろなキャラクターたちにスポットが当たるエピソードがまだまだあります。各キャラのファンの方々もぜひ楽しみにしていてください。
長友:放送前で詳しく話せないのが難しいですね。続編のある話数では前半と後半に分かれる話があり、内容も結構攻めていたりするのですが、最後のオチでミツバが使われている回があるんです。このミツバがいることで話としてすごくきれいにまとまったなと自分では思っていて、ミツバが好きな方にはぜひ観てもらいたいです。
北村:今回の続編はよりパワーアップした内容を届けられるように、3倍増しの挑戦があります。その内容は最後まで観ていただけるとわかっていただけると思うのでぜひとも見届けてください。アニメ『放課後少年花子くん』をよろしくお願いします!
――最後に、続編4話の放送・配信を楽しみにされている方へ一言メッセージをお願いします。
西村:また元気な花子くんたちが帰ってきます。さらにドタバタで、テンションもどんどん上がっていくのでお楽しみに!
長友:『地縛少年花子くん2』も控えていますが、『放課後少年花子くん』続編もぜひお楽しみいただけると嬉しいです。『地縛少年花子くん』との温度差が激しいですが(笑)、キャラクターたちが明るく楽しくはしゃいでいる作品になっていますので、ぜひよろしくお願いします。
北村:僕としては『放課後少年花子くん』が『花子くん』のメインストリームという気持ちで作っているので(笑)、皆さん楽しんでください。ファンの期待に応えるべく制作一同頑張っていますのでご期待ください。
■番組情報
ショートアニメ『放課後少年花子くん』
<スタッフ>
原作:あいだいろ(掲載「Pファンタピー」スクウェア・エニックス刊)
監督:北村真咲
シリーズ構成:長友一馬
キャラクターデザイン/総作画監督:樋上あや
色彩設計:多田早希
撮影監督:嶋田瑞帆
編集:鍜冶川 一夫
音楽:高木 洋
音楽制作:ポニーキャニオン
音響監督:飯田里樹
録音調整:天野龍洋
録音スタジオ:スタジオトロン
音響制作:HALF H・P STUDIO
アニメーションプロデューサー:西村 僚
アニメーション制作:Lerche(スタジオ雲雀)
製作:「放課後少年花子くん」製作委員会
<キャスト>
花子くん:緒方恵美
八尋寧々:鬼頭明里
源 光:千葉翔也
源 輝:内田雄馬
源 てぃあら:久野美咲
赤根 葵:佐藤未奈子
蒼井 茜:土岐隼一
七峰 桜:安済知佳
日向夏彦:水島大宙
つかさ:緒方恵美
ミツバ:小林大紀
土籠:津田健次郎
ヤコ:ゆかな
もっけ:吉田有里、森永千才、金澤まい
ほか
TVアニメ『地縛少年花子くん2』
2025年1月からTBS系全国28局ネットにて毎週日曜ごご4時30分放送開始
<スタッフ>
原作:あいだいろ(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
監督:福井洋平
シリーズ構成:中西やすひろ
キャラクターデザイン:伊藤麻由加
アニメーション制作: Lerche(スタジオ雲雀)
製作:「地縛少年花子くん2」製作委員会
<公式サイト>
https://www.tbs.co.jp/anime/hanakokun/
<公式SNS>
・X(旧・Twitter)
「地縛少年花子くん」公式
@hanakokun_info
https://twitter.com/hanakokun_info
・TikTok
@hanakokun_info
【公式】アニメ「地縛少年花子くん」
https://www.tiktok.com/@hanakokun_info
※画像をご掲出いただく際は、下記のコピーライトをご記載ください。
©あいだいろ/SQUARE ENIX・「放課後少年花子くん」製作委員会