「楳図かずお大美術展 ーマンガと芸術の大転換点ー」金沢会場(金沢21世紀美術館)にて展示を開始!
株式会社小学館集英社プロダクションのプレスリリース
この度、漫画・芸術界の巨匠、楳図かずお(88歳)が新作となる「連作絵画」を鋭意制作中であることが公表されました。
そして、その最新作の中から1点が、金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて開催中の「楳図かずお大美術展-マンガと芸術の大転換点-」にて2024年9月22日より展示されています。
ご来場の皆様には、とどまることを知らない、楳図かずおの創作意欲・感性・芸術性をぜひ会場で体感してみてほしいです。
新作 タイトル 『JAVA 洞窟の女王』
新作のタイトルは『JAVA(ジャワ) 洞窟の女王(どうくつのじょおう)』。
前回の27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』※と同じく連作絵画という形式をとっています。
※『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』は「楳図かずお大美術展—マンガと芸術の大転換点—」の最大のみどころ展示です
今回はそのうちの1点の素描が展示されています。
ストーリーキャプションには『恐ろしい事に右手の手首がありませんでした。女は声のない声で言いました。「ついて来るように。」』という物語が記載されています。
タイトルのみでも、その全貌が大変気になる作品です。
今後の作品の発表方法などは、未定。
ぜひ「楳図かずお大美術展—マンガと芸術の大転換点—」金沢会場で、楳図かずおの最新の表現を一早くご自身の目で体感してみてほしい。
展覧会の開催概要
■名 称 楳図かずお大美術展 -マンガと芸術の大転換点-
■会 期 2024年9月12日(木)~10月5日(土)
■時 間 平日 10:00~18:00(土日祝は19:00まで)
※最終入場は閉場の30分前まで※最終日は13:00閉場
■会 場 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA
■主 催 「楳図かずお大美術展」金沢実行委員会、テレビ金沢
■入場料 当日料金 一般1600円、中学・高校生1000円、
小学生800円、60歳以上夫婦チケット2800円
■金沢会場限定グッズチケット
会場限定「金沢カレー(レトルト)」付きのスペシャルチケットです。
チケット料金: 2,500円(税込)
※グッズは会場でのお渡しとなります。
※グッズ付チケットは数に限りがございます。あらかじめご了承ください。
【HIGHLIGHT】
地球規模の気候変動や自然災害の多発による人新世の到来、AIやロボット工学が暗示するシンギュラリティの予感、さらには人が神の領域に立ち入る遺伝子工学やハイブリッド生命体の誕生など…
本展が焦点を当てるのは、驚くほど生々しく描かれた、楳図かずおの先見性に満ちた代表作『わたしは真悟』『漂流教室』と『14歳』。そして、比類なき芸術家楳図かずおの27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』を公開。全101点の連作絵画としてご鑑賞いただけます。本展展示内容の一部に、刺激が強いと感じる可能性のある表現が含まれています。あらかじめご了承ください。
【27年ぶりの新作】
《ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館》
「かつて子どもだった私たちへ」
40年の時を超え巨匠・楳図かずおが語り、描く! “アイ”の行方 シンゴの物語 〔第二章〕
1990年代の『14歳』以来、楳図かずおにとって実に27年ぶりの新作となる『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』を本展では展示します。1980年代に描かれた『わたしは真悟』の続編であり、同時に時空を超えたそのパラレル・ビジョン(並行世界)でもあります。制作に4年の期間を費やし、完成した本作は、アクリル絵画による101点の連作という方式を採っています。生き生きとして目を見張らさる筆触や、きらびやかで吸い込まれるような色彩で表現されており、時系列に沿って展開される物語性を持つ点ではマンガに近い部分もありますが、マンガと違ってコマ割りはなく、一枚一枚が独立して鑑賞できるものとなっています。
■問い合わせ先
テレビ金沢事業・コンテンツ部
TEL 076-240-9043(平日10:00~17:00)