サウジアラビア、マンガを活用して2034年ワールドカップ招致をPR

Manga Arabia LLCのプレスリリース

サウジアラビアの2034年FIFAワールドカップ™招致委員会は、サウジアラビアサッカー連盟との協力の一環として、サウジ・リサーチ&メディアグループ(SRMG)傘下にある「マンガアラビア」とタッグを組み制作した、マンガ『2034年を目指せ』を発表しました。この取り組みは、ワールドカップ招致に向けた熱意の喚起、インスピレーションの提供を目的としています。

FIFAワールドカップ™招致委員会が掲げるスローガンの一つ「ともに架け橋を築く」の理念の下、招致活動を通じてサウジアラビアの豊かな文化・自然遺産を紹介します。また、世界中の若者とつながり、文化的理解を促進する機会を提供すると共に、2034年に向けたサウジアラビアの壮大な目標を伝え、かつ、次世代の選手を鼓舞し、彼らの夢実現のためにストーリーテリングを活用するという新たな挑戦でもあります。

伝統的なストーリーテリングと「マンガ」を融合させた冊子とデジタル版は、日本語・アラビア語・英語の3言語で公開されます。これにより、ワールドカップ招致への関心を高めることが期待されます。

          漫画『2034年を目指せ』本文より

サウジアラビアサッカー連盟事務総長のイブラヒム・アルカーセム氏は、「2034年ワールドカップ招致の強みは、サウジアラビアの社会を一つにし、サッカーに対する国民の情熱を示すことにあります。このマンガシリーズを通じて、次世代の若者にインスピレーションを与えることが、10年後に自国でワールドカップを開催するという夢の重要な要素の一つです」とコメントしました。

また、同氏は、「この協力は国民の63%が30歳未満である我が国の現状を踏まえ、サウジアラビアの若者の役割を強化するという我々のコミットメントを示すばかりでなく、サウジアラビアの豊かな文化遺産を世界に共有する機会でもあります」と付け加えました。

マンガアラビアおよびマンガインターナショナルの代表であるイサム・ブカーリ氏は、『2034年を目指せ』により、世界的なスポーツ舞台におけるサウジアラビアの地位を示すユニークな体験になるとし、マンガが若い世代や社会に与える影響力を強調しました。

マンガアラビアはサウジ・リサーチ&メディアグループ(SRMG)傘下にあり、サウジアラビアとアラブ文化の創造性を世界に広めることを目的としています。日本のマンガのアラビア語版を通じて、アラブの家族が楽しめる読書体験を提供すると共に、サウジアラビアの文化や価値観を反映した創造的なコンテンツ制作も目指しています。これまでに86冊以上を発行し、アプリダウンロード数は900万程に上ります。また、日本の東京には、子会社である「マンガインターナショナル」も設立されました。

『2034年を目指せ』は以下サイトよりご覧いただけます。

https://mangainternational.com/

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