株式会社新潮社のプレスリリース
畠中恵さんによる大ベストセラー小説『しゃばけ』が、待望のアニメ化決定! アニメーション制作には、BN Picturesをはじめ一流のスタッフが集結。主人公の一太郎役には、山下大輝さんが決まっています。
シリーズ累計発行部数1000万部突破の畠中恵さんによる大ベストセラー小説『しゃばけ』。吉川英治文庫賞を受賞し、ドラマ、舞台、コミカライズなど様々なメディアミックス展開がされてきた本シリーズが、2025年にいよいよテレビアニメ化されます。
アニメーション制作は「アイカツ!シリーズ」や「銀魂」シリーズなどを手掛けるBN Pictures、監督は「もののがたり」で助監督を務めた大川貴大さん、シリーズ構成に「SHOW BY ROCK!! STARS!!」の待田堂子さん、キャラクターデザインを「佐々木と宮野」総作画監督の皆川愛香利さんが務め、一流のスタッフが集結して江戸情緒と人情味溢れるキャラクターたちが魅力の本作を描きます。主人公の一太郎役は「僕のヒーローアカデミア」緑谷出久役の山下大輝さんに決定。メインスタッフ・キャストからは、次のようなコメントも到着しています。
■メインスタッフ・キャストからのコメント
◆原作・畠中恵
公募新人賞への投稿作だった『しゃばけ』がアニメになって、若だんなや妖達が動き、語っている。
その事に感動しております。
妖達が、一緒にアニメを楽しんでくれる沢山の方々と、出会える事を願っています。
◆監督・大川貴大
江戸時代と聞くと、遠い世界のことのように思えますが、畠中先生の書く原作『しゃばけ』はそれを感じさせない作品です。
原作同様、一太郎たち江戸の人々や、それを取り巻く妖たちに親しみを感じる、そんな作品になればと思います。
ぜひ放送を楽しみにお待ちください。
◆シリーズ構成・待田堂子
時代劇を書きたい! 書きたい! と言っていたタイミングに、もともとファンだった『しゃばけ』の脚本のお話を頂けて。やはり言霊ってあるんだな…と痛感しました。さて、主人公の一太郎は、病弱だけど強い心と明晰な頭脳を持ち、また誰からも愛される生粋の『人たらし』(笑)。またそんな若だんなを過保護に甘やかす佐助と仁吉の活躍ぶりを是非お楽しみいただければと思います。
◆キャラクターデザイン・皆川愛香利
キャラクターデザインとして関わる機会を頂き光栄に思っております。
キャラ1人1人の魅力をアニメで伝えられるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。
◆音楽・石塚玲依
舞台は江戸、妖がいて、人間関係もさまざまで、劇伴としてこだわりたい部分がたくさんある作品です。
そんなユニークな世界にふさわしい音楽は何かと考えるのは楽しい日々でした。
そして熱心なファンの方が多い作品ですので、その期待に応えられるものをとの意気込みで書かせていただきました。
お楽しみいただけましたら幸いです。
◆一太郎・山下大輝
テレビアニメ『しゃばけ』の一太郎を演じられること、とても光栄です。一太郎の周りの妖(あやかし)達がとても個性があり魅力的で、そんな妖たちの力を借りながら謎を解き明かしていく、ハラハラとユーモアのバランスがとても心地いいです!老若男女の方々に観て頂きたい素敵な作品なので是非放送開始をお楽しみに!
■特報PVを公開開始
アニメ化を記念した特報PVを公開しました。
※画像のトリミング、映像からの画面キャプチャはご遠慮いただきますようお願い申し上げます
■特別限定アニメカバー文庫が登場
シリーズ第一作である文庫版『しゃばけ』に、アニメイラストを使った特別バージョンのカバーが登場。アニメ化決定を記念した限定カバーです。
■公式LINEアカウントがオープン
『しゃばけ』公式LINEアカウントがオープンしました。原作やテレビアニメの情報など『しゃばけ』の最新情報をお届けします。
今登録いただくと、スマートフォン用壁紙2種類をプレゼント! 続報を見逃さないよう、ぜひ公式LINE登録ください!
『しゃばけ』公式LINEアカウントはこちら
https://line.me/R/ti/p/@409wahed
※壁紙のプレゼントは2024年12月31日23:59まで
■テレビアニメ『しゃばけ』基本情報
◆放送情報
2025年放送
◆スタッフ
原作:畠中恵『しゃばけ』(新潮文庫刊)
監督:大川貴大
シリーズ構成:待田堂子
キャラクターデザイン:皆川愛香利
音楽:石塚玲依
アニメーション制作 :BN Pictures
◆キャスト
一太郎:山下大輝
◆テレビアニメ公式サイト
■小説『しゃばけ』基本情報
◆書籍内容紹介文
江戸有数の廻船問屋・長崎屋の若だんなである一太郎には、人に言えない秘密がありました。一太郎のまわりには、たくさんの妖たちが暮らしていたのです。小さいころから面倒を見てくれた手代たちは犬神と白沢でしたし、一太郎の寝起きしている店の離れには、付喪神や小鬼たちも棲みついていました。
そんな一太郎はめっぽう体が弱く、いつも離れで寝込んでばかり。だから出かけるときは店の者が供につくのですが、ある晩こっそりと一人で外出すると、なんと人殺しを目撃してしまいます。以来、なぜか一太郎の周囲では猟奇的殺人が続いて――。
妖たちの力を借り、事件の謎を解こうとし始めた一太郎。ところがその矢先、犯人の刃が迫ってきて……。はたして一太郎の、そして事件の行くすえやいかに!? 虚弱な若だんなと妖たちが事件に挑む、愉快で不思議な大江戸人情推理帖、開幕! 日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
◆特別試し読み
アニメ化を記念し、特別に冒頭2話の試し読みを開始!
「しゃばけ」新潮社公式サイトからお読みいただけます。
https://www.shinchosha.co.jp/shabake/
◆著者紹介:畠中恵(はたけなか・めぐみ)
高知県生れ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー。その後、都筑道夫の小説講座に通って作家を目指し、『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。また2016(平成28)年、「しゃばけ」シリーズで第 1 回吉川英治文庫賞を受賞する。他に「まんまこと」シリーズ、「若様組」シリーズ、「つくもがみ」シリーズ、「佐倉聖の事件簿」シリーズ、「まことの華姫」シリーズ、『けさくしゃ』『うずら大名』『わが殿』『猫君』『御坊日々』『忍びの副業』などの作品がある。また、エッセイ集に『つくも神さん、お茶ください』がある。
◆書籍データ
【タイトル】しゃばけ
【著者名】畠中恵
【発売日】発売中
【造本】文庫
【定価】693円(税込)
【ISBN】978-4-10-146121-2