クリスマスプレゼントにぴったり！ ディズニー＆ピクサーの人気作品をまとめた絵本集が発売！

ジェニファー・リー（ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ　CCO）のメッセージ

　過去100年間のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの映画を思い返すとき、いつも「昔むかし、あるところに」というフレーズが浮かんできます。

　初めての作品『白雪姫』から、60作品目の『ミラベルと魔法だらけの家』まで、どの映画も「昔むかし、あるところに」で始まる夢の世界に私たちを連れていき、終わったあとも私たちの想像の中で永遠に生き続けます。

　アニメーション映画では、数百人ものアーティストがその才能と経験を集結させ、ひとつの作品を生み出します。優れたイノベーターたちが最新のアニメーション技術を駆使し、脚本家、監督、アーティストたちが何年もかけて共に作品を作っていくのです。スタッフ全員の協力、革新、芸術性、努力は、「物語」というひとつの形へと集約されます。

　優れた物語には素晴らしい力があります。人を触発し、笑わせることもできます。驚かせたり、ワクワクさせたりすることもできるでしょう。家族の力や希望の力を思い出させ、日常からあなたを引き離すとともに、この世界について深く考えを巡らすきっかけになることもあります。

　最も大切なのは、優れた物語が、大陸や文化を越えて私たちをつなぐことができるという点です。「昔むかし、あるところに」は、そう遠くない過去、そう遠くない場所だと気づかせてくれるのです。優れた物語がいかに多くの人々を結びつけて、お互いを理解し合う手段に変わるのか。この本を手にしたあなたなら、わかると思います。

　この本で語られる物語を読みながら、あなた自身の「昔むかし、あるところに」に思いを馳せてみましょう。読み終わったとき、あなた自身がディズニーの次の100年の物語の一部になっているかもしれません。（本文より）

小さい頃から親しんできたディズニー&ピクサーの名作の数々。また改めて読み返すことができて感慨深かったです。ひとつひとつの話を大切にゆっくりと読み進めたいと思いました。漢字を使った文章にルビがふってあるのでどの世代でも読みやすく、素敵な本です。

ディズニー&ピクサーの映画をもう一回観たくなる本です。特に、大人になってからは子供の時に見た気持ちとはまた別の気持ちで物語を楽しむことができました。

カラーイラストが美しく、あらすじも簡潔にわかりやすくまとめられていました。ディズニー＆ピクサーのファンなら楽しめそうです。