Animore株式会社のプレスリリース
この度、Animore株式会社(以下弊社)は2025年度の事業戦略の見直しを行い、IP事業の強化およびアニメ制作事業からの撤退を決定いたしました。以下に詳細をご案内申し上げます。
1. 経営方針変更のお知らせ
Animore株式会社は、これまでアニメ制作事業とIP事業の二軸で事業を展開してまいりましたが、今後はIP事業に重点を置き、IP関連企画およびライセンスビジネスに力を入れて参ります。この変更により、より多様なIP商品創出を目指していきます。
2.事業内容変更の詳細
アニメ制作の海外提携について
弊社はこれまで40タイトル以上の日本アニメ制作に参加していましたが、近年の円安の進行により、日本におけるアニメ制作事業の海外発注コストは益々高まっており、プロジェクトの成立に大きな影響を及ぼすほどになってまいりました。
2025年度からは下請案件の受注を一時停止することにいたします。
オリジナルアニメーション作品の開発について
昨今の中国などアジアの経済状況の変化に伴い、投資家の慎重姿勢が強まっております。そのため、オリジナルアニメプロジェクトに対する投資が中止されることも少なくない現状です。
(参考)オリジナルプロジェクト「TINY MIND」
物理的な機能が優れているロボットの開発が進んでいる一方で、音声アシスタント機能に特化したAI搭載の関節人形「TINY MIND」と言う新たなジャンルの商品が登場しました。
弊社では、AI開発企業やホビー企業と共に、様々な商品化を前提としたオリジナル企画をリリースしましたが、すでに撮影完了した部分の連載が終わった後、諸事情により一時開発中止となりました。
「TINY MIND」は弊社が企画・内容開発・コマ撮りアニメ制作まで担当していました。
動画はコチラ→https://space.bilibili.com/3546761547221305(bilibili)
これら複数の経済的な影響を踏まえ、弊社は事業の選択と集中を図ることといたしました。
3.今後の活動について
弊社は、今後もキャラクタービジネス関連企業との提携を深めていく計画です。IP事業は、高い成長可能性を秘めており、こちらにリソースを集中させることで、より強固なビジネス基盤を築いてまいります。
北斗の拳×Mooze展
彫刻アートの新ブランド「Mooze」の展示会を、2025年1月中旬に代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて開催いたします。今回の初展示では、Moozeの創始者である高澤華氏が大ファンである北斗の拳を彫刻で表現します。「彫刻アートと日本の人気コンテンツとの出会い」をコンセプトとして、来場者の皆様に新たな視点での作品鑑賞をご提供いたします。
詳細はMooze公式XおよびPR TIMESでお知らせいたします。
Mooze Art公式X:https://x.com/MoozeArtJapan/status/1869203956486004981
SOOTANG HOBBY(塑唐玩具)との提携深化
日本や中国でフィギュアなどのホビー販売を行うSOOTAG HOBBYのIP関連イベントやブランディング面で提携いたします。また、弊社取締役社長の陳龑は顧問としてプロジェクトに参加する予定です。
中国WAHLAP(華立科技)との提携
また、中国WAHLAP(華立科技)とのIPビジネスにおける提携を視野に計画が進行しております。
WAHLAPは、中国唯一のアーケードゲーム関連企業で、2021年に中国深圳証券取引所に上場しました(A株創業板::301011)。中国国内においてアミューズメント製品の開発・設計・製造・運営・サービスなどのトータルソリューションを提供している大手メーカーで、長年にわたりセガやバンダイナムコアミューズメントのビジネスパートナーとして中国国内に向けたアミューズメント製品を提供しています。
「中国人気アニメーション鑑賞週間2024」開催(レポート)
今年は第二回目となる「中国人気アニメーション鑑賞週間」2024を開催し、多くの方々にお越しいただきました。
本イベントは、京都精華大学マンガ学部の学生の研究機会をつくる他、アニメーションの最新作や過去作品を通じて文化交流を促進することを目的としています。
詳細はコチラ→[京都精華大学]マンガ学部とToomMax Expo Co.,Ltd.が連携する上映会「中国人気アニメーション鑑賞週間 2024」が開催
【参加者の感想】
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「初めて中国アニメを見たけど映像が繊細でストーリーも面白かった。」
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「とても迫力があり、色鮮やかでとても綺麗なアニメーションだった」
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「日本で上映していなかったので、ありがたい」
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「続きがあるのなら観てみたい」
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「中国や日本でのアニメの作り方の違いや、流行のジャンルがわかってよかった」
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「内容的に説明不足と感じるところはあるが、アニメーションがとても綺麗」
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「声優の演技が良いと思う」など多数
2025年も京都において「中国人気アニメーション鑑賞週間」を継続的に開催する予定です。