株式会社文藝春秋のプレスリリース
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:飯窪成幸)では、阿部智里さんの和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」、第2部5巻となる『亡霊の烏』の発売を決定いたしました。
■シリーズ大躍進の2024年。そして、2025年新刊発売決定
阿部智里さんによる、累計240万部突破の大人気和風大河ファンタジー「八咫烏シリーズ」は、2024年3月に史上最年少で吉川英治文庫賞を受賞。その翌月4月からNHK総合でアニメ「烏は主を選ばない」として放送され、10月からEテレにて再放送されています。そして12月には、電子書店auブックパスの年間ランキングで、小説部門1位になるなど、2024年に高く評価され、またたくさんの読者からの支持を得ました。
そしてこの度、シリーズ最新刊・第2部5巻となる『亡霊の烏』を3月26日に発売することになりました。
詳細は阿部智里さんによる不定期連載コラム「作家の羽休み」をご覧ください。
「作家の羽休み」最新回
https://books.bunshun.jp/divs/-/9664
刊行を楽しみにお待ちいただけますと幸いです。引き続き「八咫烏シリーズ」をよろしくお願いいたします。
◆単行本書誌情報
書名:『亡霊の烏』
著者:阿部智里
発売:2025年3月26日、文藝春秋より刊行予定
定価:1,760円 (税込)
ISBN: 978-4-16-391959-1
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163919591
■著者プロフィール
阿部智里 1991年、群馬県前橋市生まれ。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞。17年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」は現在は第2部へ。外伝も含めて24年刊行の『望月の烏』で12冊を数える。24年3月、吉川英治文庫賞受賞。24年4月からNHK「烏は主を選ばない」放送開始。2024年年末に発表された電子書店auブックパスの年間ランキングで小説部門1位となる。ほかの作品に『発現』など。
■「八咫烏(やたがらす)シリーズ」とは
日本神話にも登場する三本足の伝説の烏、八咫烏。本作「八咫烏シリーズ」は、人間の姿に変身することが出来る彼らの一族が、異世界・山内(やまうち)を縦横無尽に飛びまわる和風ファンタジー。作者の阿部智里さんは史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞してデビュー。『烏に単は似合わない』と同時間軸の『烏は主を選ばない』にはじまり、続く『黄金の烏』『空棺の烏』『玉依姫』『弥栄の烏』までの6巻で第1部が完結。平安王朝風のみやびな風俗と、日嗣の御子・若宮と側仕えの少年・雪哉を中心とした魅力的なキャラクターたち、周到に仕掛けられた謎、天敵・大猿とのバトルなど、日本神話に通じる壮大な世界観が話題を呼びミリオンセラーを更新している。2020年9月、満を持した3年ぶりの書き下ろし『楽園の烏』で第2部がスタート、外伝として『烏百花 蛍の章』『烏百花 白百合の章』がある。既刊の最新刊は『望月の烏』(24年2月刊)。
◎「八咫烏シリーズ」特設サイト:
https://books.bunshun.jp/sp/karasu
◎「八咫烏シリーズ」公式グッズ: