「マンガの多様な楽しみ方」を讃える第4回マガデミー賞、5部門25作品のノミネートを発表!受賞作品を決める一般投票が本日よりスタート

株式会社BookLiveのプレスリリース

 TOPPANホールディングス株式会社のグループ会社である株式会社BookLive(本社:東京都港区・代表取締役社長:淡野 正)は、マンガアワード「第4回マガデミー賞」において、審査員が選出した5部門25作品のノミネートを発表いたします。

 各部門の受賞作品は、ノミネート作品の中から、マガデミー賞特設サイトでの一般投票により決定します。投票期間は、本日1月23日(木)~2月13日(木)、受賞作の発表は2025年5月14日(水)を予定しています。

 特設サイト:https://booklive.jp/magademy-award

■マガデミー賞とは

 「マンガのキャラクターを讃える」をコンセプトに2021年から開催している、BookLive主催のマンガアワード。

 第4回目の開催となる今年度はアワードを大幅リニューアル。

 ただ面白いだけではない、マンガの持つ多様な個性と熱量を発信していきたいという思いから、

 従来のキャラクターを讃える賞を経て、「マンガの楽しみ方」を拡げる賞を目指します。

■第4回マガデミー賞 ノミネート作品一覧

 審査員による審査を経て決定した各部門のノミネート作品を、推薦コメントとともに紹介します。

※選考対象:2024年1月1日(月)~12月31日(火)までに紙および電子単行本が発売された、

      もしくは発売予定があったマンガ作品のうち、最大巻数が10巻までの作品

 以下、作品名を五十音順に掲載。

<作品賞5作品>

 作画・ストーリー・表現・話題性など、多方面において総合的に「讃えたい」と思えるマンガ

『尾守つみきと奇日常。』森下みゆ(小学館)

 人ならざる存在と人との日常生活を描いた作品。友達になりたいと思うキャラクターも多く、今後に期待できる。このマンガを読んで、改めて「多様性」を大事にしたいと思った。(審査員推薦コメント)

『COSMOS』田村隆平(小学館)

 1話目からずっと面白い!「宇宙人専門の保険調査員」という職業設定にまず惹きつけられる。地球人と宇宙人の交流に思わず泣かされるエピソードも。(審査員推薦コメント)

『正反対な君と僕』阿賀沢紅茶(集英社)

 様々な性格の高校生たちによる日常での小さな変化や成長を丁寧に描写していて、ドラマチックな展開はないのにそこがリアルで面白い。完結後もぜひ多くの人に読んでもらいたい。(審査員推薦コメント)

『日本三國』松木いっか(小学館)

 SF作品だが、現実の世界とも地続きのようなリアルさを感じる。構成やキャラ設定も作り込まれていて、読者を物語に引き込む力が強い。(審査員推薦コメント)

『ふつうの軽音部』クワハリ / 出内テツオ(集英社)

 ふつうの女子高生たちのふつうの軽音部の話だが、登場人物と同世代の読者はもちろん、とうに青春時代を過ぎた大人や音楽好きなど、幅広い人に刺さるはず。(審査員推薦コメント)

<設定賞5作品>

 物語設定やテーマがユニークで革新的なマンガ

『サンダー3』池田祐輝(講談社)

 これまで見たことのない驚愕の世界観!マンガという表現の無限の可能性を感じさせてくれる作品。(審査員推薦コメント)

『ニンゲンの飼い方』ぴえ太(KADOKAWA)

 タイトルにまずインパクトがある。衣食住や言語、何もかもが人間と違う存在が「人間を飼う」にはどうすればいいのか?つくり込まれた設定に惹きつけられる。(審査員推薦コメント)

『ねこに転生したおじさん』やじま(KADOKAWA)

 シンプルに可愛い。「猫の中身がおじさんでも可愛いんだ!」と新しい価値観に目覚めさせてくれる。数ある「転生もの」の中でも、身近な存在に転生するという点においてもユニーク。(審査員推薦コメント)

『黄泉のツガイ』荒川弘(スクウェア・エニックス)

 練りに練られた設定がストーリーを動かし、この作品の魅力として活きている。まだ作中で明らかになっていない設定もあると思うが、それも含めていま「設定賞」として推したい。(審査員推薦コメント)

『ルリドラゴン』眞藤雅興(集英社)

 主人公が「人間と龍のハーフ」という設定の斬新さはもちろんのこと、それをクラスメイトたちが普通に受け入れる、寛容で優しい世界観が革新的。(審査員推薦コメント)

<感銘賞5作品>

 心に響いた / 心が揺さぶられたマンガ

『君と宇宙を歩くために』泥ノ田犬彦(講談社)

 日々誰もが抱いている「生きづらさ」を言語化した作品。自分の中にあるモヤモヤを明確に表現してくれてありがとうという気持ちになる。(審査員推薦コメント)

『恋とか夢とかてんてんてん』世良田波波(マガジンハウス)

 上京10年・29歳フリーターの主人公に共感できるところもありながら、直視したくない人間のリアルで愚かな部分や「痛さ」が描かれていて、胸が苦しくなるも読むのを止められない。(審査員推薦コメント)

『この世は戦う価値がある』こだまはつみ(小学館)

 多くの人が持つような「人生やり直したい!」という経験や思いを、ポジティブなパワーに変換した作品。自分も主人公のようになりたいと思わせてくれる。(審査員推薦コメント)

『寿々木君のていねいな生活』ふじもとゆうき(白泉社)

 男子高校生にしては珍しい趣味を持った主人公の「個」の世界が、新たな出会いや周囲の人々によって広がっていく展開に胸を打たれる。読むと自分も他人に優しくなりたいと思う。(審査員推薦コメント)

『やがて、ひとつの音になれ』草原うみ(小学館)

 難治性の病にかかり、ピアノを弾けなくなった元ピアニストの主人公が、人との出会いでポジティブに成長する姿に心揺さぶられ、気持ちが救われる。(審査員推薦コメント)

<こだわり賞5作品>

 作画や書き込み、作品づくりに作者の並々ならぬこだわりを感じるマンガ

『カグラバチ』外薗健(集英社)

 王道でもあり先が気になるストーリー展開、多彩なキャラ設定や絵づくり、刀の表現などに作者の強いこだわりを感じる。(審査員推薦コメント)

『佐橋くんのあやかし日和』三卜二三(イースト・プレス)

 作者の強い「人外キャラ」への愛を感じる。作品の中に描かれていない部分にも、きっと作者の世界が広がっているのだろうと想像が膨らむ。(審査員推薦コメント)

『室外機室 ちょめ短編集』ちょめ(双葉社)

 表紙のインパクトに始まり、絵の書き込み、短編一つ一つの物語の面白さ、最後にまた1話冒頭へ戻る構成の巧みさなど、短編集としてだけでなく、全1巻マンガとしても完成度が高い。(審査員推薦コメント)

『天幕のジャードゥーガル』トマトスープ(秋田書店)

 歴史に対するこだわり、考察が素晴らしい。困難な時代と環境下で生きる主人公を描いているが、しんどさを感じさせない面白さ!(審査員推薦コメント)

『龍とカメレオン』石山諒(スクウェア・エニックス)

 王道バトルマンガの文脈で漫画家マンガを描いた、力強さを感じる作品。特に大ゴマになったときの迫力と熱量がすごい。作中で描かれるマンガまで面白い。(審査員推薦コメント)

<表紙インパクト賞5作品>

 表紙から醸し出される独自の世界観に惹きつけられてしまうマンガ(第1巻対象)

『妖しいね☆わたしの弟ギョーメイくん』丸尾ろこミ゛(スクウェア・エニックス)

 80年代の雰囲気を感じさせるレトロなイラストやロゴがかえって新しさを感じる。どうしても目を止めてしまう表紙。(審査員推薦コメント)

『きみの絶滅する前に』後谷戸隆 / 我孫子楽人(講談社)

 可愛いらしい絵柄ながら、何かを訴えかけてくるようなペンギンの目と、不穏さを感じるタイトルに惹きつけられる。(審査員推薦コメント)

『シバつき物件』大森えす(集英社)

 11匹の柴犬が描かれた表紙はインパクト強い!この絵からだけでも癒しをもらえる、圧倒的な可愛さ。(審査員推薦コメント)

『スーパースターを唄って。』薄場圭(小学館)

 作中の登場人物たちが抱いている孤独感や閉塞感を表紙から感じさせてくれる。作品の世界観をよく表している。(審査員推薦コメント)

『雷雷雷』ヨシアキ(小学館)

 黄色の背景に、女の子&謎の生き物の頭部という取り合わせ。一見シンプルなようでいてインパクト大。中身が気にならずにはいられない。(審査員推薦コメント)

■一般投票について

【投票期間】2025年1月23日(木)~2025 年2月13日(木)23:59

【投票方法】特設サイトより、投票したい作品の投票ボタンを押下し、コメントを入力(任意)後、送信

【選考対象】合計25のノミネート作品

【特設サイトURL】https://booklive.jp/magademy-award

【備考】

・部門ごとに1日1回の投票が可能です。

・期間中は毎日投票が可能です。

・投稿いただいたコメントは、受賞発表時にプレスリリース等に掲載させていただく場合がございます。

■受賞発表日

 2025年5月14日(水)

■第4回マガデミー賞ノミネート発表キャンペーンについて

本日1月23日(木)~2月13日(木)までの投票期間中、総合電子書籍ストア「ブックライブ」ならびにhonto電子書籍ストアでは、第4回マガデミー賞ノミネート作品を楽しめるキャンペーンを開催します。詳細は各書店のキャンペーンページにてご確認ください。  

 ・ブックライブ:https://booklive.jp/feature/index/id/cp2025012350

 ・honto:https://honto.jp/cp/ebook/2025/magademy-award.html

■「第4回マガデミー賞」概要

【名称】第4回マガデミー賞(英字表記:4th MAGADEMY AWARD)

【マガデミー賞 新コンセプト】

               マンガの楽しみ方は、無限大。

         「いいマンガ」「面白いマンガ」それだけでは括れない。

            奇抜な設定、優美な作画、こだわりの表現。

        様々な個性と熱量を持ったマンガがこの世界にはたくさんある。

           そんな「多様な楽しみ方」から作品たちを讃えたい。

   「マガデミー賞」はキャラクターを讃える賞を経て、マンガの楽しみ方を拡げる賞へ。

【対象作品】2024年1月1日(月)~12月31日(火)までに紙および電子単行本が発売された、もしくは発売予定があったマンガ作品のうち、最大巻数が10巻までの作品

【審査員】

 書店員すず木(ブックライブ 書店員)|書店員スギノ(ブックライブ 出版社営業担当 書店員)|近西 良昌(三省堂書店 コミック・雑誌・語学学参担当 書店員)|足立 菜摘(三省堂書店 コミック売場担当 書店員)|児玉 佳菜子(TSUTAYA 本部コミック担当 書店員)|荻野 晶(honto電子書籍ストア コミックジャンル担当 書店員)|鈴木 志歩(honto電子書籍ストア コミックジャンル担当 書店員)|小磯 洋(丸善ジュンク堂書店 コミック仕入統括担当 書店員) 全8名

 ※各審査員の所属情報・肩書は、2025年1月時点のものとなります。

【主催】

 株式会社BookLive

【協賛】

 三省堂書店、TSUTAYA、honto電子書籍ストア、丸善ジュンク堂書店

 総合電子書籍ストア「ブックライブ」は、“いつも心に「マンガ部屋」を。”をコンセプトに、人生を豊かにする本との出会いと、心ゆくまで楽しむことができるサービスを今後も提供してまいります。


【総合電子書籍ストア「ブックライブ」について】

 ブックライブは、2011年よりサービスを開始し、豊富な品揃えで100万冊以上配信する国内最大級の総合電子書籍ストアです。読者の利便性を最優先に、いつでも、どこでも簡単に楽しめるサービスを提供しています。

●総合電子書籍ストア「ブックライブ」 https://booklive.jp/

●公式X(旧Twitter) https://twitter.com/BookLive_PR


【株式会社BookLiveについて】

 BookLiveは「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」を企業理念に、電子書籍ストアやマンガアプリ等の運営を通じて、読者の心を豊かにするコンテンツの提供やIPの創出を行っています。またテクノロジーが進化するなかで、クリエイターやコンテンツの価値向上を目指すと共に、新たなビジョンとして「グローバル・デジタル・エンターテイメントカンパニーへの飛躍」を掲げています。

 当社は今後もBookLiveグループの強みを活かし、様々な企業と連携することで、より良質なコンテンツを生み出し続けるエコシステムを構築していきます。

 URL: https://www.booklive.co.jp/

 本文中に記載されている会社名、サービス名及び製品名等は各社の登録商標または商標です。

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