受験ブームの闇を描く話題作『教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち』第2巻が2月7日発売!

『教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち』第2巻を2025年2月7日、新潮社より刊行いたします。

株式会社新潮社のプレスリリース

『教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち』は、「一日14時間勉強」「スマホ・テレビ禁止」「頭の良くなる食生活」「教育費を借金して捻出」……このような言葉が飛び交うほど過激さを増す、受験戦争の実情に迫った作品。

 ノンフィクション作家・石井光太の取材をもとに、行き過ぎた「教育」にまつわる様々な問題を取り上げ、忖度なしで徹底的に描く本作。Xでの漫画紹介ポストが3045万インプレッション、6.9万いいねを記録、各メディアでも漫画が掲載されるたびにアクセスランキング上位を独占するなど、大きな反響を呼んでいます。

 待望の新刊となる2巻では、「大手進学塾でのいじめにより傷害事件を起こした保護者」「学歴コンプレックスの父による虐待で歌舞伎町を居場所にする家出少女」「母親の希望で受験直前に文系に転向し追い込まれる進学校の学生」などのエピソードを取り上げており、教育とは誰のためどうあるべきなのか、向き合うきっかけとなる1冊になっております。

  • あらすじ

教育ジャーナリスト・石橋大地が代表を務める「エデュケーション企画」。
ここでは教育関係のメディア企画などを行っており、教育の名のもとに行われる違法な虐待行為「教育虐待」にまつわる問題も扱っている。
過熱する中学受験ブームの影響により、石橋のもとには様々な相談が寄せられ——。

受験のストレスで円形脱毛症になった娘の髪をマジックで塗りつぶす母親
生徒たちの競争心を煽る進学塾の教師
親の教育虐待から逃れるため歌舞伎町にたどり着いた少女
  • 第1話試し読み

  • 著者紹介

原作:石井光太

1977年、東京都生まれ。海外の最深部に分け入り、その体験を元に『物乞う仏陀』を上梓。

斬新な視点と精密な取材、そして読み応えのある筆致でたちまち人気ノンフィクション作家に。

近年はノンフィクションだけでなく、小説、児童書、写真集、漫画原作、シナリオなども発表している。

主な作品に『絶対貧困』『遺体』『43回の殺意』『「鬼畜」の家』『近親殺人』『こどもホスピスの奇跡』(いずれも新潮社)『本当の貧困の話をしよう』『ルポ 誰が国語力を殺すのか』『教育虐待: 子供を壊す「教育熱心」な親たち』など。

【X】https://x.com/kotaism

【公式サイト】www.kotaism.com

構成:鈴木マサカズ

愛知県出身。京都精華大学芸術学部卒。スピリッツ増刊21(小学館)にてデビュー。

著書に『無頼侍-ぶらざむらい-』(エンターブレイン)、『ラッキーマイン』(講談社)、『ダンダリン一◯一』(原作:田島隆/講談社)、『マトリズム』(日本文芸社)など。現在、月刊コミックバンチにて『「子供を殺してください」という親たち』(原作:押川剛)、くらげバンチにて『ケーキの切れない非行少年たち』(原作:宮口幸治)を連載中。

【X】https://x.com/suzukimasakazu

作画:ワダユウキ

アフタヌーン四季賞2020冬 準入選、第18回双葉社カミカゼ賞奨励作受賞、第22回新潮社バンチ漫画大賞奨励賞受賞。

『西成ユートピア』(原案:國友公司『ルポ西成』/彩図社)。

【X】https://x.com/wadayuki9999

  • 書籍データ

【タイトル】

『教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち』②

【著者名】

原作:石井光太

構成:鈴木マサカズ

作画:ワダユウキ

【発売日】

2025年2月7日(金)

【造本】

コミック

【定価】

792円(税込)

【ISBN】

978-4-10-772792-3

【URL】

https://www.shinchosha.co.jp/book/772792/

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