表敬訪問:2025年2月5日(水)11時~11時30分 場所:湖西市役所2F 市長公室 上映会:同日 13時20分~14時05分 場所:湖西市立新居小学校
海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2025年2月5日(水)に静岡県湖西市を舞台にした海ノ民話アニメーション「遠州今切の出世ほら」が完成したため、アニメ監督が湖西市を訪問しアニメのお披露目と「海ノ民話のまち」認定式を実施しました。
また同日、湖西市立新居小学校体育館で同作品の上映会イベントを実施しました。このイベントは、
次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
<遠州今切の出世ほら>
静岡県湖西市の海ノ民話アニメーション「遠州今切の出世ほら」や、湖西市にまつわる情報はこちらからご覧いただけます。
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https://uminominwa.jp/animation/80/
海ノ民話アニメーション「遠州今切の出世ほら」のYouTube
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<海ノ民話アニメーション「遠州今切の出世ほら」のあらすじ>
昔むかし室町時代に遠州灘で起きたお話です。あるところにふたりの夫婦がいました。そこに奇妙な声がきこえてきました。不思議に思っていたところ、突然、山がゆれだし、岩の中からほら貝が飛び出してきました。なんとそのほら貝は三千年ものあいだ、岩の中にいたのです。長い年月を経て海に飛び込んだほら貝は喜びにみちあふれ、その身を海の流れに任せて浜名湖にたどりつきました。この時、ほら貝は空高くとびたいと強く願い、竜に変身し……
①表敬訪問
<田内 浩之市長コメント>
とっても素晴らしいアニメが完成しました。ほら貝が竜へと成長を遂げる伝説と、大地震で浜名湖と遠州灘がつながったという歴史的な事実が絡んだ、こんな海にまつわる民話が地元にあったなんて知りませんでした。浜名湖の今切口では、流れが速く危険な場所なのだという現代の学びにもつながっていて、みんなに見てもらいたいと思いました。
まんじゅやさんが開発してくださった「出世ほらまんじゅう」に、浜名湖海苔が入っているのには驚きがあり、地元らしさがたっぷりで、大変香りも良いです。また、張り子作家の坂田さんが作った張り子は、湖西市役所の玄関などに飾って、アニメが広まっていくようにアピール材料として活用したいと思います。
<表敬訪問 実施概要>
日時 |
2025年2月5日(水)11時~11時30分 |
会場 |
湖西市役所2F 市長公室 所在地:静岡県湖西市吉美3268 |
プログラム |
・司会挨拶/海ノ民話のまちプロジェクト説明 ・認定証・完成アニメパッケージ贈呈 ・フォトセッション/海ノ民話アニメーション上映 ・会談:感想などフリートーク、上映会の予定、活用、展開についてトーク ・沼田心之介監督から説明:今回の作品に対する想いなど ・アニメを活用した商品開発: ①出世ほらまんじゅう/老舗和菓子まんじゅや・疋田実男(ひきだじつお)氏 ②出世ほらの張り子/張り子作家・坂田吉祥(さかたきっしょう)氏 |
②上映会イベント
新居小学校3年生児童を対象にした上映会
・民話の舞台となった湖西市には小学校が全部で6校あり、教育委員会を通じてすべての小学校でアニメを活用していく予定となっています。まずは第1校目として、湖西市立新居小学校で上映会を実施しました。
・「学級活動」の時間を活用し、体育館に集まった3学年の児童全員(この日は90人)を対象に、海ノ民話アニメーション「遠州今切の出世ほら」上映会を実施しました。
・上映会のあと、沼田心之介監督には児童たちからたくさんの質問が飛び出し、アニメ制作に至った経緯や、アニメ制作で苦労した点、アニメにこめた思いなど、監督自身から一つ一つ丁寧に答えていました。
(参加者の様子)
参加者の声
・アニメを見た児童の感想
「ほら貝が竜に変わるところがすごくて、竜がにっこり笑っていたところがかわいかった」
「初めて知る話だった。昔話についてもっと調べてみたい」
・また、アニメとコラボして開発された「出世ほらまんじゅう」「出世ほら張り子」も、それぞれの製作者から披露され、児童たちが興味深そうに眺めていました。
<上映会イベント 実施概要>
名称 |
海ノ民話アニメーション「遠州今切の出世ほら」 「学級活動」の時間を活用した、3学年の児童全員を対象にしたアニメ上映会 |
主催 |
一般社団法人日本昔ばなし協会 |
共催 |
日本財団 海と日本プロジェクト |
日時 |
2025年2月5日(水)13時20分~14時05分 |
会場 |
湖西市立新居小学校 所在地:静岡県湖西市新居町新居1770 |
参加者 |
湖西市立新居小学校3学年児童全員 90名 |
プログラム |
・新居小学校の「学級活動」の時間を活用し、3学年の児童全員を対象に 海ノ民話アニメーション上映会を実施 ・アニメ監督よりアニメに込めた思いや制作過程の話 ・海ノ民話アニメを活用した商品開発について開発者から説明: ①出世ほらまんじゅう/老舗和菓子まんじゅや・疋田実男(ひきだじつお)氏 ②出世ほらの張り子/張り子作家・坂田吉祥(さかたきっしょう)氏 |
<団体概要>
団体名称:一般社団法人日本昔ばなし協会
URL:https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
海ノ民話のまちプロジェクト
「海ノ民話のまちプロジェクト」は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施するもので、「海との関わり」と「地域の学び」を、子どもたちに伝え語り継ぐことを目的としたプロジェクト。
日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「思い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションにして、次の世代を担う子どもたちへ、そして、さらに未来へと語り継いでいきます。
公式サイト https://uminominwa.jp/
公式Youtube https://www.youtube.com/@uminominwa
X(旧Twitter) https://twitter.com/uminominwa
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。