2025年2月15日(土) 開催地:遊佐町立図書館
海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2025年2月15日(土)、山形県遊佐町にて遊佐町を舞台に制作したアニメ「鮭の招く石」の上映会とワークショップを開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
<鮭の招く石>
山形県遊佐町の海ノ民話アニメーション「鮭の招く石」や遊佐町にまつわる情報はこちらからご覧いただけます。
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https://uminominwa.jp/animation/72/
海ノ民話アニメーション「鮭の招く石」のYouTube
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当日レポート(上映会)
上映前、司会から「海と聞いて何を思いつきますか?」の質問に対して、遊佐町の子供らしい海、川、山のつながりを認識させる回答があり、会場内の大人からは歓声が沸きました。アニメの舞台となった永泉寺に暮らす親子らも参加されており、上映後には地元の風景や恵みがアニメに描写されていることを喜んでいました。他の参加者からも知っている町の風景などが出ると声があがり、大変あたたかい上映会になりました。
当日レポート(ワークショップ)
上映会後は、アニメの一部に自分で声をあててみるアテレコ体験が行われました。3人1組のグループに別れ、それぞれがアニメに出てくる役を演じます。子供達の多くが練習中から役に入り込み、プロさながらのセリフ読みで参加した大人からは驚きの声があがっていました。
グループそれぞれが特色のあるアテレコを行っており、同じ場面にも関わらず飽きのこない時間となりました。アテレコ体験を通して、地元のアニメが子供達の中でより自分事化され、今後多くの子供達に波及していくことを願います。
また、アテレコ体験後には今回実行委員会でアニメを活用して作成した紙芝居の贈呈式も行われました。遊佐町立図書館に贈呈された紙芝居は今後地元の読み聞かせ団体などにより、完成したアニメと合わせて様々なイベントで活用していかれるということです。
参加者の声
「鮭がリアルに描かれていてびっくりした。」(小学生女子)
「地元がアニメになって嬉しかった」(小学生男子)
「地元が舞台のアニメを子供達に見せられて良かった」(保護者)
<イベント概要>
名称 |
海ノ民話アニメーション「鮭の招く石」上映会 |
主催 |
一般社団法人日本昔ばなし協会 |
共催 |
日本財団 海と日本プロジェクト |
日時 |
2025年2月15日(土)10時30分~12時 |
会場 |
遊佐町立図書館 |
参加者 |
遊佐町内小学校に通う小学生及び遊佐町民18名 |
プログラム |
遊佐町内小学校に通う小学生と遊佐町民を対象に実施。 ■上映会 ・海と日本プロジェクト「海ノ民話のまちプロジェクト」概要説明 ・実行委員会挨拶 ・海ノ民話アニメーション「鮭の招く石」上映 ■ワークショップ・アテレコ体験会 ・紙芝居贈呈式 |
<団体概要>
団体名称:一般社団法人日本昔ばなし協会
URL:https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
海ノ民話のまちプロジェクト
「海ノ民話のまちプロジェクト」は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施するもので、「海との関わり」と「地域の学び」を、子どもたちに伝え語り継ぐことを目的としたプロジェクト。
日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「思い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションにして、次の世代を担う子どもたちへ、そして、さらに未来へと語り継いでいきます。
公式サイト https://uminominwa.jp/
公式Youtube https://www.youtube.com/channel/UCi0_5K6G1yYKYgBL9AFjeGQ
X(旧Twitter) https://twitter.com/uminominwa
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。