重ねても貼り付きにくい印刷技術でセル画に新しい価値を
大日本印刷株式会社のプレスリリース
大日本印刷株式会社(DNP)は、「推し活」したい生活者が、キャラクターや背景等が印刷されたA4サイズの透明なフィルムを自由に組み合わせて飾れる「DNPセル画風アート」の提供を2025年3月3日に開始します。
【提供の背景】
お気に入りのアイドルやキャラクターを応援する「推し活」が、幅広い世代に広がっています。その中で、透明のプラスチックフィルムに手作業で線画を書いて着色したアニメ制作用のセル画は、その希少性から高価格帯でありながらも「推し活」したい人々およびアニメ愛好家の間で人気があります。また、自分の「推し」がメインになるように絵柄を変えたり組み合わせたりしたいなどカスタマイズのニーズも高くなっています。
こうしたニーズに対応するためDNPは今回、生活者が自分の「推し」に合わせてカスタマイズできる、セル画を模した比較的低価格なグッズ「DNPセル画風アート」を開発しました。
【「DNPセル画風アート」の特長】
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A4サイズの透明フィルムにキャラクターや背景を印刷した商品です。
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好きなキャラクター・好きなポーズ・好きな背景などを生活者自身の好きな順序で自由に重ね合わせて楽しめます。
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軽くて持ち運びやすく、保管も容易です。
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アニメ等の作品の垣根を越えた組み合わせや、各種エフェクト(表現効果)が印刷されたシートとの組み合わせで、自分だけのオリジナルグッズをつくれます。
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透明度が高いフィルムはインクの接着性が高く、印刷後に複数枚重ねると貼り付いてしまうという課題がありました。その課題を今回DNPは、透明プラスチックフィルムの層構成と印刷インクの組み合わせの工夫によって解決し、意匠性が高く、かつ貼り付きにくいセル画を実現しました。
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「セル画風アート」を飾るためのアクリルスタンドもあわせて提供します。
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アクリルスタンドに設置して楽しむだけでなく、市販のカードケース等に入れて持ち運んで楽しむこともできます。
【今後の展開】
DNPは、漫画やアニメの原画をはじめとする知的財産(Intellectual Property:IP)を扱う企業や出版業界、アニメ制作会社などを中心に本製品を展開し、関連サービスも含め2027年度までに累計10億円の売上を目指します。
DNPは、「推し活」を楽しむ人々の暮らしがより心豊かなものになる体験価値の創出を積極的に進めていきます。
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