【手塚治虫「火の鳥」展】公式ブック「火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴|生命論で読み解く、手塚治虫『火の鳥』」3月7日より会場限定販売!

「生命とは何か」という問いに、手塚治虫はどのような答えを示そうとしたのか?生物学者・福岡伸一氏が読み解く、手塚治虫の生命哲学。横尾忠則氏との特別対談も収録。

株式会社朝日出版社のプレスリリース

株式会社朝日出版社は、2025年3月7日(金)から5月25日(日)まで、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催される、【手塚治虫「火の鳥」展-火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴-】の公式ブック「火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴 生命論で読み解く、手塚治虫『火の鳥』」を、3月7日(金)に発売します。

「火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴 生命論で読み解く、手塚治虫『火の鳥』」表紙イメージ

タイトル:「火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴

     生命論で読み解く、手塚治虫『火の鳥』」

著者:福岡伸一

定価:1,650円(税込)

仕様:A5判/112ページ/並製 

発行:朝日出版社

発売日:2025年3月7日(金)

※展覧会会場(東京シティビュー) 限定販売です。

※公式ブックには、全ての展示品(原画含む)は掲載しておりません。福岡伸一氏の論考に基づくものを収録しています。

※画像はイメージです。
※手塚治虫の「塚」は旧字体が正式表記です。

「生命とは何か」という問いに、手塚治虫はどのような答えを示そうとしたのか?
「有限であるからこそいのちは輝く。そして無限の生命連鎖に連なる」−−福岡伸一が、生命論の視点から新たに読み解く、永遠の生命の物語。

「生命とは何か」を追求し続け、「生きているとは、動的平衡(絶えず破壊と創造を繰り返している状態)である」と提唱する福岡伸一が、独自の切り口で『火の鳥』を紐解き、手塚治虫が死の直前に描きたかった“最後の1コマ”に迫る一冊。歴史、科学、医学、芸術、倫理、宗教………壮大で深淵な『火の鳥』全編のエッセンスを凝縮し、その根底に流れる哲学を読み解いた珠玉の生命論。

「火の鳥 休憩」直筆原稿を収録   ©Tezuka Productions
本文ページ見本          ©Tezuka Productions

横尾忠則氏×福岡伸一氏の特別対談が実現!

横尾忠則(右、撮影:田島一成)、福岡伸一(左)

手塚治虫と交流もあった現代美術家・横尾忠則と

福岡伸一が対談し、未完の『火の鳥』の結末について議論を交わした。芸術とは、文学とは、科学とは……表現の源泉、深淵について、語りつくす。

【横尾忠則 プロフィール】

現代美術家。1936年兵庫県生まれ。1972年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ・ベネチア・サンパウロの世界3大ビエンナーレに招待出品。アムステルダムのステデリック美術館、パリのカルティエ財団現代美術館、東京都現代美術館、東京国立博物館など世界各国の美術館で多数の個展を開催。2012年神戸に横尾忠則現代美術館が開館。2013年香川県豊島に豊島横尾館が開館。2000年ニューヨークアートディレクターズクラブ殿堂入り。2015年高松宮殿下記念世界文化賞受賞。2023年文化功労者、日本芸術院会員。著書に小説『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)、『言葉を離れる』(講談社エッセイ賞)、小説『原郷の森』など多数。

◼️著者プロフィール

福岡伸一
生物学者・作家。1959年東京生まれ。京都大学卒および同大学院博士課程修了。ハーバード大学研修員、京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員教授。サントリー学芸賞を受賞し、90万部のロングセラーとなった『生物と無生物のあいだ』、『動的平衡』シリーズなど、“生命とは何か”を動的平衡論から問い直した著作を数多く発表。大阪・関西万博(EXPO2025)のテーマ事業パビリオン「いのち動的平衡館」プロデューサー。

◼️目次

プロローグ 『火の鳥』と動的平衡 −生きることと死ぬことの意味を問う

手塚治虫からのメッセージ

1 生命のセンス・オブ・ワンダーに触れる

 手塚治虫の原点

 「虫」を通った人——反ロゴス・親ピュシス

 『火の鳥』着想の起点

 『火の鳥』の物語構造

2 『火の鳥』を読む

 黎明編 〈生命の交差点〉

 未来編 〈生命の起源と終焉〉

 ヤマト編 〈生命の系譜〉

 宇宙編 〈生命の拡張〉

 鳳凰編 〈生命の証明〉

 復活編 〈生命と非生命のあいだ〉

 羽衣編 〈時をかける生命〉

 望郷編 〈生命の継承〉

 乱世編 〈生命の流転〉

 生命編 〈生命の複製〉

 異形編 〈生命と時間〉

 太陽編 〈生命の往還〉

3 描かれなかった結末を考察する

 火の鳥の謎を解くカギ「休憩(INTERMISSION)」

 生の終わりは羽化の始まり

【対談 横尾忠則×福岡伸一】 未完で生きて、未完で死ぬ

展覧会会場イメージ

◼️展覧会 開催概要

◆展覧会名:手塚治虫「火の鳥」展 -火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡(どうてきへいこう)=宇宙生命(コスモゾーン)の象徴-

※手塚治虫の「塚」は旧字体が正式表記です。

◆会期:2025年3月7日(金)~5月25日(日)

◆会場:東京シティビュー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)

◆開館時間:10:00~22:00(最終入館21:00)

◆入館料:<平日>一般2,300円、高校・大学生1,700円、4歳~中学生800円、65歳以上2,000円

     <土・日・休日>一般2,500円、高校・大学生1,800円、

     4歳~中学生900円、65歳以上2,200円

◆主催:東京シティビュー

◆企画監修:福岡伸一

◆企画協力:手塚プロダクション、朝日出版社

◆後援:J-WAVE、WOWOW

◆公式サイト:https://hinotori-ex.roppongihills.com/

◆公式SNS:https://x.com/HINOTORIex

◆問い合わせ:東京シティビュー 03-6406-6652(受付時間 10:00~20:00)

◼️展覧会チケット情報

公式サイト(https://hinotori-ex.roppongihills.com/)のチケット情報よりご確認ください。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。