2人体制で運転していた国鉄時代の0系新幹線の運転台での出来事を描いたマンガ『ゼロ・ケイ 国鉄0系新幹線運転士物語』を刊行

株式会社インプレスホールディングスのプレスリリース

インプレスグループで航空・鉄道分野などのメディア事業を手掛けるイカロス出版株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山手章弘)は、書籍『ゼロ・ケイ 国鉄0系新幹線運転士物語』を2025年3月6日に発売いたしました。

■国鉄時代の東海道新幹線の運転風景がリアルに描かれた鉄道マンガ

国鉄時代に東海道新幹線を運転していた、にわあつし氏原作による、東海道新幹線運転士の一日を追う鉄道マンガです。国鉄時代の東海道新幹線は、現在とは異なり2人体制で運転を行っていました。今では見られなくなった運転台でのリアルなやりとりが克明なマンガで蘇ります。本書は、株式会社天夢人が電子版として4話まで配信したマンガ『ゼロ・ケイ 国鉄0系新幹線運転士物語』を、新規書下ろしも含めた11話構成の書籍として刊行いたします。

■新人運転士が臨む東京~新大阪間の「ひかり」号の運転風景

舞台は1975(昭和50)年、とある日の「ひかり105号」岡山行き。見習い期間を終えた新人運転士の「にわあつし」が東京から新大阪までの運転に臨みます。本書では、運転区での点呼から、実際に新幹線に乗り込むまでの行動パターン、運転台計器の指差喚呼、先輩運転士とのやり取りなどをリアルに描いています。映像でもなかなか残っていない、運転士の動作を忠実にお伝えする、これまでになかった新幹線の運転士マンガです。また、現在では見られなくなった沿線の建物や、在来線の車両も登場。当時の雰囲気が存分に楽しめます。

■本書は以下のような方におすすめです

・鉄道が好きな方

・新幹線が好きな方

・マンガが好きな方

・昭和の懐かしい景色を見たい方

■紙面イメージ

新幹線に乗務する前の点呼風景。
2人乗務ならでの運転士同士の会話。また、沿線には現在見られなくなった風景も。

■本書の構成

はじめに

第1話 ひかり号初乗務

第2話 東京~新横浜 制限90

第3話 新横浜~小田原 徐行

第4話 小田原~熱海~三島 トンネル×17

第5話 三島~静岡 富士山ショータイム

第6話 静岡~浜松 コーヒータイム

第7話 浜松~豊橋 運転台からの絶景

第8話 豊橋~名古屋 トンネルのお化け

第9話 名古屋~岐阜羽島 オーバーラン

第10話 岐阜羽島~米原 関ケ原の勾配運転

第11話 米原~京都~新大阪 京都から『トンボ返り』の新大阪へ

■著者プロフィール

原作:にわあつし

1951(昭和26)年、静岡県生まれ。高校卒業後、日本国有鉄道に入る。87(昭和63)年4月の国鉄分割民営化直前まで、新幹線の運転士を務め退職。その後は、鉄道と旅行を中心としたライター・写真家として活動し、『0 系新幹線運転台日記』などの著書がある。旅ジャーナリスト会議会員、日本旅行作家協会会員。

画:ぶらいかん

漫画家・水島新司の最後の弟子。長年『ドカベン』『あぶさん』の製作に携わる。

■書誌情報

書名:ゼロ・ケイ 国鉄0系新幹線運転士物語

原作:にわあつし 画:ぶらいかん

発売日:2025年3月6日(木)

仕様:A5判 / 196ページ

定価:1980円(本体1800円+税10%)

ISBN:978-4-8022-1573-2

◇イカロス出版の書籍情報ページ:https://books.ikaros.jp/book/b10107882.html


【イカロス出版株式会社】

『月刊エアライン』を中心に航空、鉄道、ミリタリー、レスキュー分野で出版活動を展開。

さらに旅行、通訳・翻訳、ライフスタイルなどの分野でも多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/

株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

【本件に関するお問合せ先】

イカロス出版株式会社 担当:北村

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