漫画家・遠山えま × リバプールFCウィメンが創る“サッカーの新境地”
株式会社講談社のプレスリリース
株式会社講談社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野間省伸、以下「講談社」)は、イングランド・プレミアリーグに加盟する「Liverpool Football Club」(本拠地:英国マージーサイド州、CEO:Billy Hogan、以下「リバプールFC」)と「オフィシャル・グローバル・パートナーシップ」契約を締結しております。このたび両者は、少女漫画の世界を舞台にした複数の特別企画を共同で実施いたしました。
【1】リバプールFC試合プログラムの表紙が少女漫画化!
遠山えま氏が描く、ゴールセレブレーション
『わたしに××しなさい!』『ヴァンパイア男子寮』などで知られる人気漫画家・遠山えま氏が、2025年1月25日に行われたイプスウィッチ・タウンFC戦のマッチデープログラム表紙イラストを描き下ろしました。
ドミニク・ソボスライ選手を中心に、ヴァージル・ヴァン・ダイク選手、ダーウィン・ヌニェス選手の3人が勝利を祝うシーンを、少女漫画らしい繊細かつ華やかなタッチで表現。実際にソボスライ選手はこの試合でゴールを挙げ、現実のプレーと漫画の世界観がリンクする印象的な一幕となりました。
【2】少女漫画×リバプールFCウィメンが織りなす新たなファンタジー
(動画公開中)
リバプールFCウィメンの3選手が、「もしピッチで魔法が使えたら?」というテーマで漫画制作に挑戦しました。長野風花選手、グレイス・フィスク選手、ハンナ・シルコック選手が、自ら考えた魔法のアイデアをイラストにし、さらに漫画家の遠山えま氏がその世界観を発展させていきます。
スタジオには『カードキャプターさくら クリアカード編』(CLAMP)、『ゆびさきと恋々』(森下suu)、『星降る王国のニナ』(リカチ)、『しゅごキャラ! ジュエルジョーカー』(PEACH-PIT)など数々の名作漫画のパネルが並び、まるで異世界に迷い込んだかのような空間に。そんな空間に刺激を受けた3選手は、実際に「魔法」をイメージしながらアイデアを膨らませます。
長野選手は「仲間を巨大化させて相手を翻弄する魔法」、フィスク選手は「相手の戦略を先読みする魔法」、シルコック選手は「驚異的なスピードでピッチを駆け抜ける魔法」などを提案し合い、大いに盛り上がりました。
今回の模様を収めた特別動画を公開。冒頭には、漫画家の蟹沢ちひろ氏が、漫画という魔法を使って彼女たちをキャラクターへと変身させ、選手たちが魔法の発想を膨らませるシーンや、遠山えま氏が漫画を手がける過程を含む舞台裏を余すところなく収録しました。サッカーと漫画が出会う斬新なコラボレーションを、ぜひ映像でもご覧ください。
【3】少女漫画ができあがるまでを徹底解説
漫画制作の舞台裏を覗く特別動画
今回のコラボレーションでは、「少女漫画はどのように生まれるのか?」を解き明かす貴重な動画や記事を公開中です。下絵からインク入れまで、遠山えま氏が作品を完成させる過程を余すことなく紹介。ページをめくるたびに読者の心をときめかせる少女漫画が形作られていく様子は、見ているだけでもわくわく感にあふれています。
漫画制作に興味のある方はもちろん、いつもと違うエンターテインメントを探している方にも、新たな発見があるコンテンツです。ぜひ動画を通じて、少女漫画制作の“魔法”を体感してみてください。
【4】サッカーと少女漫画が出会う10ページの物語
遠山えま氏が描く「魔法とサッカー」の世界
選手たちが考案した“魔法のアイデア”をもとに、遠山えま氏が描きおろした10ページの物語。物語の舞台は、リバプールの象徴であるライバーバードが邪悪な魔法団に狙われる世界。リバプールFCウィメンの選手たちは、守護神「ポール」から授けられた魔法を武器に、ピッチ上で繰り広げられる壮大なバトルに挑みます。果たして、彼女たちが見出す“最も大きな魔法”とは──?
繊細な感情表現とダイナミックなストーリー展開が融合し、リバプールFCウィメンの魅力やチームの結束がたっぷり詰まった本作は、動画形式で公開中です。ページをめくるように進む“魔法のような”演出とともに、サッカーと少女漫画が交わる新たなエンターテインメントをぜひご体感ください。
リバプールFC×講談社:文化の垣根を越えた新しい挑戦
イングランド・リバプールFCと東京・講談社。地理的には遠く離れた両者が、少女漫画という豊かな想像力を媒介に、新たな物語を紡ぎ出しました。
今回のプロジェクトで見られたのは、スポーツの熱狂と少女漫画特有のきらめきが融合する、まさに“Inspiring Impossible Stories”の体現です。今後も講談社とリバプールFCでは、サッカーと漫画の枠を超えたさらなるコラボレーションを計画中です。どうぞご期待ください。
■漫画家 遠山えま氏 プロフィール
Ema Toyama
5月23日生まれ。
デビュー作:『天使のタマゴ』(第36回なかよし新人まんが賞特選受賞)
代表作:『ココにいるよ!』『わたしに××しなさい!』(第36回講談社漫画賞児童部門受賞)、『ヴァンパイア男子寮』、『魔女メイドは女王の秘密を知っている。』
■漫画家 蟹沢ちひろ氏 プロフィール
Chihiro Kanisawa
第45回デザート新人まんが大賞で優秀賞を受賞し、デビュー。リアルで共感を呼ぶ恋愛描写が人気の、注目の新人少女漫画家。『ふたりじめロマンチック』全三巻、読み切り集『出会った時から、恋でした。』が好評発売中。
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■株式会社 講談社について
株式会社講談社(本社:東京都⽂京区、代表取締役社⻑:野間省伸)は、1909年の創業以来「おもしろくて、ためになる」を社の⽅針として、雑誌、コミック、書籍シリーズなどあらゆるジャンルの出版物を展開してきました。さらに世界中の⼈々に向けて”Inspire Impossible Stories”をパーパスとして掲げ、作り⼿と読者・ユーザーの両者に新たな発⾒や創造性を提供し(=Inspire)、あり得ない、みたこともないような(=Impossible)物語(=Stories)を⽣み出し続けることで、さまざまなコンテンツを発信しています。
■Liverpool Football Clubとは
1892年に設立されたリバプールFCは、世界で最も歴史的で有名なサッカークラブの一つで、プレミアリーグを含む19回のリーグタイトル、8回のFAカップ、10回のリーグカップ、6回の欧州カップ、3回のUEFAカップ、4回の欧州スーパーカップ、16回のチャリティーシールド、2回の女子スーパーリーグタイトル、1回の女子チャンピオンシップを獲得しています。 社会的責任を重視するクラブとして、リバプールFCは、自身のスタッフ、地球環境、そしてコミュニティのより良い未来を創造するための活動、「レッド・ウェイ」に熱心に取り組んでいます。この活動は受賞歴を持ち、クラブ全体の持続可能性を高め、あらゆる分野での平等性、多様性、そして包括性を強化することを目指しています。また、公式の慈善団体であるLFC財団を通じて、マージーサイドとその周辺地域の子供たちや若者たちに人生を変える機会を提供するという取り組みも含まれています。
■inspiRED(インスパイアード)
「inspiRED」は「Inspire」+「Reds」の造語。講談社が創業以来掲げる理念「おもしろくて、ためになる」を世界に広げるために昨年制定したブランドパーパス「Inspire Impossible Stories」とリバプールFCの愛称「the Reds」を組み合わせています。両者のコアバリューを世界的に実現していこうというプロジェクトで、さまざまなメッセージやコンテンツを発信中です。