3月22日~24日に開催される「アート・オブ・アニメVol. VI オークション」では、『となりのトトロ』『AKIRA』『ドラゴンボールZ』など、1,200点以上のアニメ・マンガ作品が出品されます。
Heritage Auctions Japan株式会社のプレスリリース
スタジオジブリは、1985年の設立以来、アニメーションと映画の世界に大きな影響を与えてきました。宮崎駿、高畑勲、鈴木敏夫によって設立された同スタジオは、独自の美術表現と人間味あふれるキャラクターによって、国内外の観客を魅了してきました。
『天空の城ラピュタ』の冒険、『となりのトトロ』の温もり、『火垂るの墓』の深い余韻。ジブリ作品は長年にわたり、多くの人々の記憶に残り続けています。今年、スタジオジブリの40周年を記念し、ヘリテージ・オークションズは「The Art of Anime, Vol. VI」を開催します。本オークションでは、ジブリ作品の制作用セル画や原画に加え、『AKIRA』『ドラゴンボールZ』など、代表的な日本アニメの作品が多数出品されます。
「これは単なるオークションではなく、スタジオジブリの芸術性とその影響を称えるものです」と、ヘリテージのアニメーション&アニメアート部門副社長ジム・レンツは語ります。「コレクターやファンの皆様にとって、世代を超えて愛され続ける作品を実際に手にする貴重な機会となるでしょう。」
2024年、ヘリテージ・オークションズのアニメーション部門は総額1,700万ドル以上の売上を記録し、過去最高額を達成しました。昨年中に開催された計10回のオークションでは、ヴィンテージディズニーアートの記録的な高額落札や、『ドラゴンボールZ』をテーマにしたオークションが成功を収めるなど、好調な結果となりました。
「2024年は、弊社アニメーションアート部門が大きく成長した一年でした」とレンツ氏は述べています。「優れたアーティストたちの作品に対する情熱は、アニメーション作品の持つ普遍的な魅力を改めて証明しています。」
今回のアニメオークションの注目作品には、『魔女の宅急便』の制作用セルと背景画のセット(キキが依頼主のオーブンをのぞき込むシーン)、『となりのトトロ』の制作用セル(屋根を駆け上がるネコバス)、そして『火垂るの墓』の印象的な制作用セルと背景などがあります。
また、『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』(アシタカが戦場に向かうシーンの限定セルなど)や『紅の豚』のアートも出品され、ジブリファンにとって見逃せないイベントとなっています。
本オークションは、ヘリテージがこれまで開催した中で最大の日本のアニメに特化したオークションであり、1,200点以上のアイテムが出品されています。スタジオジブリ作品を中心に、さまざまな時代の人気作品を取り扱います。
名作映画『AKIRA』からは90点以上の作品が出品され、手描きの背景画や、金田と鉄雄のアクションシーンのセル画も登場します。『ドラゴンボールZ』からは孫悟空、ベジータ、トランクス、ピッコロなどのセル画が多数出品されます。さらに、『カウボーイビバップ』『トライガン』『新世紀エヴァンゲリオン』『マクロス』など、幅広いラインアップとなっています。
また、今回のオークションでは『バンパイアハンターD』『獣兵衛忍風帖』『攻殻機動隊』の制作用セルが出品されます。海外作品では、『イーオン・フラックス』のクリエーター、ピーター・チョン本人のアーカイブから、直筆サイン入りのセル画を入手する機会もあります。1981年のアニメ『ヘヴィメタル』や、1973年のSF作品『ファンタスティック・プラネット』のアートも出品されています。
このオークションには、人気アニメに加え、マンガ作品も含まれています。「マンガの神様」と称される手塚治虫の原画をはじめ、『ビッグX』や『まぼろし探偵』のマンガ原稿、桑田次郎の『ウルトラセブン』の希少な原画が出品されます。これらの歴史的な作品を通じて、マンガがアニメ業界に与えた影響の大きさをを改めて実感できます。
3月22日~24日開催「アート・オブ・アニメ – Vol. VI: スタジオジブリ40周年記念 シグネチャー・オークション」は、1980年代の手描き作品から現代のデジタル作品まで、さまざまなジャンルと時代にわたるアートが集まる、アニメの歴史を振り返るイベントとなっています。
オークションには日本からもオンラインで参加が可能です。全出品情報と画像はこちらからご覧いただけます:https://ha.com/7401
【ヘリテージ・オークションズ(Heritage Auctions)について】
ヘリテージ・オークションズは、米国で設立された最大の美術品・収集品オークションハウスであり、最も高いオンライントラフィックと取引額を誇る、世界最大の収集品オークショニアです。(Similar WebおよびHiscox Reportより) ニューヨーク、ダラス、ビバリーヒルズ、シカゴ、パームビーチ、ロンドン、パリ、ジュネーブ、アムステルダム、ミュンヘン、香港、東京にオフィスを構えています。
オフィシャルのウェブサイトでは、183万人以上のオンライン入札会員を擁しております。約600万点以上の商品の写真や落札価格などの詳細を遡って検索することが出来ます。
※メディア関係者には、写真のクレジットを明記することで複製権が付与されます。
2024年に東京オフィスを開設し、オークション参加、出品、査定、輸送手配などについて、日本語でのサポートを提供しています。
本リリースやオークションに関してご質問がございましたら、お気軽にお問合せください。
ウェブサイト:https://www.ha.com/tokyo