熊本復興プロジェクトONE PIECEラッピングバス利用ツアー第2弾出航

九州産業交通ホールディングス株式会社のプレスリリース

九州産交ツーリズム株式会社(熊本市中央区花畑町4番3号 代表取締役社長:森崎 正之)は、2016年4月に発生した熊本地震から9年が経ち、震災の記憶を風化させることなく未来へと繋いでいくことを目的とし、ONE PIECE 熊本復興プロジェクトの一環として熊本県と連携を取りながら2025年4月より販売開始した「ONE PIECE 麦わらの一味像ひとつなぎバスツアー」に続き、ONE PIECEラッピングバス利用ツアー第2弾「ONE PIECE 人形浄瑠璃清和文楽「超馴鹿船出冬桜」山都町探訪」を熊本地震から10年目を迎える2026年のツアーを販売開始いたしました。

◇ラッピングバス画像

◇清和文楽におけるONE PIECEとのコラボレーションの目的

2016年に発生した熊本地震からの復興を目的とした「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」の一環として、『ONE PIECE』と熊本の伝統芸能である清和文楽とのコラボレーションが企画されました。

企画震災を風化させずに後世へ伝えることと、人々の「心の復興」が重なるものとして、2022年11月に初公演が実現。また、多くの農村芸能が衰退していく中で、清和文楽の価値を高め、若者や外国人など新しいファン層を開拓し、後継者育成につなげたいという目的があります。

◇清和文楽とは

熊本県唯一の人形浄瑠璃である清和文楽は、熊本県上益城郡山都町に伝わり、江戸時代後期に淡路の人形芝居から伝承され、農業を営む村人たちによって代々受け継がれてきました。人形を3人で操る「三人遣い」が特徴で、現在も地域の重要な無形文化財として、専用の「清和文楽館」での定期公演や、地元の神社の舞台での「薪文楽」を通じて、多くの人々に親しまれています。

◇ツアー造成の目的

* 熊本地震の記憶を風化させず、被災地の現状と復興への歩みを伝える。

* 「ONE PIECE」を通じて熊本の文化・歴史的魅力を全国に発信する。

* ツアーを通じて、参加者の皆様と共に復興を応援する。

◇ツアーの4つの特徴

①文楽に登場する2体の麦わらの一味像を巡る:

文楽に登場するメインキャラクターのルフィとチョッパーの銅像にご案内いたします。

左:ルフィ像(県庁前)/外観           右:チョッパー像/外観

② 現存する熊本最古の酒蔵 通潤酒造または伝説が息づく神社幣立神宮:

左:通潤酒造/外観                     右:幣立神宮/イメージ

通潤酒造は1770年、年貢に苦しむ人々を救うために創業しました。1792年に県内最古の酒蔵建築「寛政蔵」を創建。この歴史ある蔵も2016年の熊本地震で甚大な被害を受けましたが、約3年をかけて改修し、2019年春に人々をもてなす新しい蔵として再生しました。創業者の想いと復興の物語を背景もつ酒蔵です。

九州のへそ、熊本県山都町に鎮座する幣立神宮は、この地こそが高天原であったとする独自の天孫降臨の伝説が残る日本最古の神社の一つとされます。2016年の震災時には社殿が倒壊するなどの壊滅的な被害は免れましたが、石灯篭の一部が崩落するなどの影響は受けました。周辺の文化財が甚大な被害を受ける中、幣立神宮が大きな被害を免れたことは、その土地の持つ力強さの表れともいわれています。

※6/28発分のみ通潤酒造が店休日のため幣立神宮に立ち寄ります

③国宝 通潤橋:

国宝 通潤橋/イメージ※ツアー中に放水の見学はできません

江戸時代末期の1847年に水不足の台地を潤すため造られた日本最大級の石造アーチ水路橋。今も現役で田畑を潤しており、橋の中央から豪快に放水される様子は圧巻です。そんな通潤橋も2016年の熊本地震で大きな被害を受けました。内部の通水管損傷や石垣のずれにより、名物の放水は約4年間休止。さらに復旧工事中の2018年には豪雨で石垣が崩落する二重の被害にも見舞われました。多くの人々の尽力でこの困難を乗り越え、2020年に放水を再開。復興のシンボルとして、2023年には土木構造物初の国宝に指定され、今も多くの人を魅了しています。

④地元食材を堪能する食事:

だご汁膳/イメージ

ランチは、地元食材をふんだんに使用した「だご汁(だごじる)膳」をお楽しみいただきます。「だご汁」は心も体も温まる、熊本を代表する郷土料理です。小麦粉を練って作った団子(熊本弁で「だご」)を季節の野菜や肉などと一緒に煮込んだ、具だくさんの汁物です。

昔から、農作業で忙しい人々が「手早く作れて栄養満点で、腹持ちが良い」として親しまれ、今でも熊本の家庭で広く愛される素朴で優しい味わいをご堪能ください。

※折詰弁当でのご提供となる場合がございます。

概 要

◇設定日

2026年3月21日(土)、4月26日(日)、5月3日(日)、6月28日(日)、

7月19日(日)、8月9日(日)、9月20日(日)

◇発着地:熊本桜町バスターミナル団体バスのりば、熊本駅(新幹線口)

◇旅行代金: 大人1名様 15,800円(税込) 小・中学生14,800円(税込)  

※文楽公演、昼食代含む

※熊本までの旅費、交通費、宿泊費は個人負担となります

◇ツアー行程

西部車庫 = 熊本駅新幹線口 = 熊本桜町バスターミナル(8:30) = 熊本県庁【ルフィ像】 = 熊本市動植物園【チョッパー像】 = 通潤酒造【見学】 = 国宝通潤橋【見学】 <6/28 国宝通潤橋【見学】 = 幣立神宮【参拝】> = 道の駅「清和文楽邑」【文楽だご汁膳の昼食】 … 清和文楽館【人形浄瑠璃演舞:超馴鹿船出冬桜】(約2時間) = 有機農業日本一の町にある道の駅通潤橋【ショッピング】 = 熊本桜町バスターミナル(18:00頃) = 熊本駅新幹線口 = 西部車庫

※各乗車地では、出発時間の10分前集合にてお願いいたします。

※未就学児は参加不可となります

◇お申込み方法

九州産交ツーリズム株式会社ウェブサイト、またはお電話にてお申込みください。

ウェブサイト:https://www.kyusanko.co.jp/tourism/tour/kt1a-000350/

九州産交ツーリズムナイスデイツアー

電話番号:096-325-8242(10:00~17:00 店休日:土日祝)

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