日時:2025年12月19日(金)14時00分~14時45分 場所:南アルプス市役所本庁舎3階
ソーシャルアクションネットワークのプレスリリース
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、山梨県南アルプス市を舞台にした海ノ民話アニメーション「神部神社の曳舟」が完成したため、12月19日(金)にアニメ監督が南アルプス市を訪問し、アニメのお披露目と「海ノ民話のまち」認定式を実施しました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
<神部神社の曳舟>
山梨県南アルプス市の海ノ民話アニメーション「神部神社の曳舟」や南アルプス市にまつわる情報はこちらからご覧いただけます。
▼
https://uminominwa.jp/animation/103/
海ノ民話アニメーション「神部神社の曳舟」のYouTube
<金丸一元市長コメント>
沼田監督におかれましては、本市のために、このようにどこか懐かしく、味わい深いアニメーションを制作いただき、誠にありがとうございました。「神部神社の曳舟神事」は、市指定無形民俗文化財として、毎年三月に行われているお祭りです。このアニメーションは、ナレーションにもありましたとおり、人や物だけではなく、神様までも舟で運ばれてきたというエピソードを通じて、南アルプス市が山国である甲府盆地に位置しながらも、常に海へと開かれ、はるか昔から様々なものが行き交い、交流するにぎやかな場所であったことを表していると感じました。
現在本市では、県の高規格道路である新山梨環境道路と中部横断自動車道が交差する南アルプスインターチェンジ周辺において、その絶好の立地を活かし、人と物が行き交う現代の交流拠点の整備を進めております。このアニメーションを拝見し、誘致したコストコを含むフモット周辺の現在の賑わいが、歴史的にも裏付けられたものであることを改めて認識し、大変心強く感じました。
このアニメを見れば、本市は、ある意味では、神様にも選ばれた場所ということになりますので、この立地の強さが、今後の事業展開にも強みとなってくると確信しております。地域の歴史の深さや豊かさを知ることは、郷土愛や地域に対する誇りの醸成につながります。本作品は、市の歴史的成り立ちをわかりやすく伝えてくれる貴重なアニメーションだと思いますので、今後は文化財課が行う学校での出前授業や、市民向けの講座など、様々な機会をとらえて、市民や子どもたちに上映してまいりたいと考えております。
<イベント概要>
|
日時 |
2025年12月19日(金)14時00分~14時45分 |
|
会場 |
南アルプス市役所本庁舎3階大会議室 所在地:南アルプス市小笠原376 |
|
プログラム |
●司会挨拶 ●海ノ民話のまちプロジェクト説明・説明動画上映 ●認定証・完成アニメパッケージ贈呈→(市長と監督のみのフォトセッション) ●海ノ民話アニメーション上映 ●挨拶 ◆南アルプス市長 金丸一元様より ・海ノ民話アニメーションの感想 ・地域における活用構想など ◆アニメ監督 沼田心之介より ・今回の作品に対する想い ・地域の皆様へのメッセージ ●上映会と地域連携企画の予定について(司会から) ●アニメの活用、展開について(海ノ民話のまち実行委員会(自治体)田中様から) ●フォトセッション ●個別取材(金丸市長/沼田監督) |
<団体概要>
団体名称:一般社団法人日本昔ばなし協会
URL:https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
日本財団「海ノ民話のまちプロジェクト」
海と深く関わりを持つ日本という国の「海とのつながり」と「地域の誇り」を子どもたちに伝え、未来につなぐことを目的に、日本各地の無形文化財である海の民話の中から、海の学びを内包する価値の高い話を選出して「海ノ民話アニメーション」として有形化し、次世代のためにアーカイブします。また、それらの海の民話を語り継がれてこられた地域を「海ノ民話のまち」と認定し、ともにPRや活用促進を図ります。
日本昔ばなし協会公式サイト https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
Youtube https://www.youtube.com/@uminominwa
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。