もしも我が子が性被害にあったら、気づくことができますか？「まさか」をリアルに描く衝撃のセミフィクションコミック登場

『性被害のせいで、息子が不登校になりました』2025年12月26日（金）より配信開始

株式会社KADOKAWAのプレスリリース

株式会社KADOKAWA（本社：東京都千代田区、取締役代表執行役社長 CEO：夏野剛）は、電子書籍『性被害のせいで、息子が不登校になりました』（著者：あらいぴろよ、監修：斉藤章佳、取材協力：飛田桂）を2025年12月26日（金）より配信開始します。

あらすじ

息子が突然の不登校。体調不良の理由は……「まさか。だって男の子だよ？」

ある日、活発だった息子・勇が突然、不登校になった。

理由がまったくわからないまま、母・英子は学校や周囲に聞き回るが、手がかりはつかめず、時間だけが過ぎていく。

そんなある日、警察から一本の電話が。

――「息子さんが、近所で起きた性犯罪事件に関係している可能性があります」

息子の身に何が起きたのか？

勇の心を壊したのは誰なのか？

性暴力は性別に関係なく、誰にでも起こりうる。

では、「もし」が目の前で起きたとき、親はどう向き合うべきか。

本作では、加害者臨床に携わり性犯罪者の治療を行う斉藤章佳先生を監修に、さらにNPO法人子ども支援センターつなっぐ代表理事・飛田桂弁護士の取材協力を得て、社会が直視すべきテーマに踏み込む。

親世代必読の、衝撃のセミフィクション。

LScomic最新刊登場。

【冒頭試し読み】

著者：あらいぴろよ氏

＜コメント＞

この企画をいただいた時、私にも息子がいますから「……こんな話を描く時代なのか……」と背中がヒヤリとしましたが、今までこうした事件がなかったのかというとそんなことは当然なく。他の犯罪同様、性被害も性別問わず襲いかかります。

じゃあ今、どんな支援があるのでしょうか。そうした情報にも触れながら、大切に描ききりました。

ただ、心の傷に触れてしまう可能性もありますから、どうぞ安全であたたかい場所でご覧ください。

監修：斉藤章佳氏（西川口榎本クリニック副院長／精神保健福祉士・社会福祉士）

＜推薦コメント＞

この漫画には、私が性犯罪の加害者臨床の現場で数多く出会ってきた男児を性対象とする加害者がリアルに描かれている。同時に、男児の性被害への無理解と深刻さも表現されており、性加害は女児だけではなく男児も対象になることがよくわかる。特に、男の子を持つ親御さんたちには読んでもらいたい1冊である。

取材協力：飛田桂氏（子ども支援センターつなっぐ代表理事／弁護士）

＜推薦コメント＞

子どもの性被害について、本当にフィクションかと思うほど、リアルな苦しみや葛藤が描かれた作品。多くの方に読んでいただき、力を貸していただきたいです。子どもや保護者がおかれる現状を変えるためには、みなさんの力が必要です。

電子書籍情報

書名：性被害のせいで、息子が不登校になりました

著者：あらいぴろよ

監修：斉藤章佳

取材協力：飛田桂

発売日：2025年12月26日（金）

発行：株式会社KADOKAWA

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プロフィール

著者：あらいぴろよ

漫画家・イラストレーター。

著書に『“隠れビッチ”やってました。』（光文社）『母が「女」とわかったら、虐待連鎖ようやく抜けた』『虐待父がようやく死んだ』（竹書房）『女性の死に方』（双葉社）などがある。

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監修：斉藤章佳（さいとうあきよし）
西川口榎本クリニック副院長／精神保健福祉士・社会福祉士。
さまざまな依存症の臨床に携わる。著書に『性的同意は世界を救う: 子どもの育ちに関わる人が考えたい6つのこと』（時事通信社）、『子どもへの性加害‒性的グルーミングとは何か』（幻冬舎新書）など多数ある。

取材協力：飛田桂（ひだけい）

認定NPO法人子ども支援センターつなっぐ代表理事。弁護士。司法面接者。

2014年に弁護士登録後、子どもの権利委員会などに所属。深刻な児童虐待が全国で相次ぐ中、医師と弁護士らが行政の縦割り等を排除し、被害にあった子どものワンストップでの支援を目指し、NPO法人こども支援センターつなっぐを設立。子どもが直面している様々な問題に注力してきた。