株式会社KADOKAWAのプレスリリース
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛、以下 KADOKAWA)は、当社グループのアニメ制作スタジオ横断による合同リクルート「KADOKAWAグループアニメスタジオ新卒採用2027」を2026年2月より開催することをお知らせいたします。
2回目の実施となる今回は、KADOKAWAグループのアニメ制作スタジオ6社が参加し、グループ合計の採用予定人数を60名へと拡大します。あわせて、入社後の合同研修や教材といった育成プログラムをさらに充実させ、グループのノウハウを結集することで、次世代を担う優秀な人材の獲得と育成を一層推進します。

日本のアニメ産業は近年、国内外で市場の伸長が続き、作品数および企画規模の拡大が進展しています。その一方で、制作現場ではクリエイターの人材不足から、業界全体で持続可能な制作基盤の確立が課題となっています。
KADOKAWAは、基本戦略「グローバル・メディアミックス with Technology」において、アニメ事業をメディアミックスの中核の一つと位置づけ、IPのLTV(Life Time Value)の最大化を推進しており、自社・他社原作のバラエティに富んだ、年間約60作品を製作(少額出資含む)しています。
また、グループ内アニメ制作力の一層の向上を目指し、2025年4月に新設した「スタジオ事業局」がグループ横断的に統括することで、各アニメ制作現場のスタッフがよりクリエイティブな能力を発揮できるよう、制作環境の改善や人材育成体制の強化などを推進しており、合同リクルートもその取り組みの一環です。
昨年初めて開催した合同リクルートでは、47名の内定者が決定し、2026年4月にKADOKAWAグループのアニメ制作スタジオの一員となります。内定式でのアンケートでは、「各グループスタジオへの理解が深まった」「同期となる内定者と交流できた」などが上位の回答となり、合同開催によるスタジオ横断の内定者同士の交流といったメリットが生まれています。
第2回合同リクルート「KADOKAWAグループアニメスタジオ新卒採用2027」の特徴
(1)グループのアニメ制作スタジオ6社が参加
(2)採用人数は60名を予定(昨年は47名)
(3)グループアニメ制作スタジオのノウハウを共有した研修体制や教材を整備
入社後は「アニメ業界研究」や「技術研修」などを合同で実施します。さらに、現役プロが徹底解説するアニメ制作の流れや各工程の役割を体系的に学べるビデオ「KADOKAWAアニメ講座」など、アニメ制作スタジオグループ全体のノウハウや技術を共有する体制をさらに強化しています。また、グループ内のさまざまな制作現場で幅広い経験を積みながら、技術力をさらに高めていくことができます。
(4)希望のスタジオ毎にエントリーが可能
エントリー受付と選考は各アニメ制作スタジオで実施します(複数スタジオ応募可)。選考を経て、希望の各スタジオに入社となります。
(5)働き方改革にも注力
制作環境や労働環境の改善に向け、KADOKAWAがグループ全体で支援してまいります。より良い職場環境の整備を通じて、スタッフ一人ひとりが安心して業務に取り組める体制づくりを推進してまいります。
■菊池剛(株式会社KADOKAWA 執行役 Chief Studio Officer)コメント
昨年掲げた「ずっとアニメで生きていこう。」というスローガンに、多くの共感をいただきました。世界中から熱い視線を浴びる日本のアニメ産業は、今まさに大きな変革期を迎えています。KADOKAWAグループは、クリエイターの皆様が安心して、よりクリエイティブな仕事に集中できる環境整備をグループ全体で推し進めています。「ずっとアニメで生きていこう。」という私たちのスローガンに共感し、世界に響く作品を共に創り出したいという情熱を持つ方々を、心から歓迎します。
■アニメ制作スタジオ合同リクルート概要
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名称:KADOKAWAグループアニメスタジオ新卒採用2027
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採用時期:2027年4月
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採用人数:60名(予定)
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募集開始:2026年2月~随時
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参画会社:6社
株式会社ENGI/株式会社Studio KADAN/株式会社キネマシトラス/株式会社チップチューン/株式会社動画工房/株式会社ベルノックスフィルムズ
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募集職種:制作進行、アニメーター、背景美術、3DCG、仕上げ、撮影、イラストレーターなど
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説明会:2026年3月に説明会の実施を予定
■KADOKAWAグループのアニメ制作スタジオ一覧 ※50音順
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会社名 |
会社概要 |
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出版・映像を中心に豊富なIPコンテンツを持つ株式会社KADOKAWA、サミー株式会社、株式会社ウルトラスーパーピクチャーズの3社によって生み出されたハイブリッドデジタルアニメーション制作スタジオ。3社の連携による強力なバックアップのもと、最新の技術を駆使した新しい映像表現によるコンテンツづくりに挑戦していきます。 主な作品:『メダリスト』『おでかけ子ザメ』『ゴーストコンサート: missing Songs』(2026年放送予定) |
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Netflixアニメ『GAMERA ‐Rebirth‐』やアニメ映画『すずめの戸締まり』CGキャラクター演出などを手掛けた日本有数の3DCGアニメーション監督・瀬下寛之氏を中心とした制作スタジオ。フル3DCGセルルックCGアニメーション制作をはじめ、3Dモデリングを使用したXR、プロジェクションマッピング、ゲーム対応の映像など各種デジタルエンターテインメントの制作に加え、世界市場に向けた大型IP作品の制作に取り組みます。 主な作品:『GAMERA ‐Rebirth‐』 |
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株式会社キネマシトラス ※1 |
「100年残る、時代が変わっても変わらない価値観が入っているフィルムを産み出す」を理念に、数々のハイクオリティなアニメーション作品を世に送り出している優れたアニメーション制作スタジオ。時流に適応する柔軟さと、変わらぬ志を持って作品制作に取り組んでいます。 主な作品:『わたしの幸せな結婚』『盾の勇者の成り上がり』『メイドインアビス』『さよならララ』(2026年放送予定) |
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撮影とCGを中心に、背景美術、色彩設計などアニメ制作を一連してできる環境を整えたアニメーションスタジオ。業界トップクラスの撮影監督とスタッフにより、数々の作品を担当。今後は制作ラインの拡充や強化を図り、より魅力的なアニメ作品を創出することでIP価値の最大化を目指していきます。 主な作品:『幼女戦記』(撮影・CG担当)、『ブルーロック』(撮影監督担当) |
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豊富なアニメ制作の実績を持ち、多くのヒット作を手掛けてきたアニメーション制作スタジオ。特に、魅力的なキャラクター描写や作品の世界観を表現する丁寧な作画が評価され、世界中のアニメファンから高い支持を得ています。今後は、これまで以上に意欲的に作品作りを続けられる環境を整え、さらなる挑戦とクオリティ向上を目指していきます。 主な作品:『【推しの子】』『カラオケ行こ!』『夢中さ、きみに。』『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』 |
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TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズなど、数々の作品をヒットに導いた梶田浩司氏が代表を務めるアニメーション制作スタジオ。ハイクオリティな作品づくりに取り組むとともに、それを安定的・持続的に行えるよう、システマティックな制作手法の開発、実践にも挑戦しています。 主な作品:『ダーウィン事変』 |
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株式会社レイジングブル ※2 |
『交響詩篇エウレカセブン』シリーズを手掛けた京田知己監督をはじめ、経験豊富なスタッフが集結したアニメーション制作スタジオ。KADOKAWAグループ原作のアニメ化に加え、新規IPの開発にも取り組みます。その中で、プリプロダクションに力を入れた、グローバルに通用する先進的な制作手法の開発にも挑戦していきます。 |
※1:株式会社キネマシトラスは、KADOKAWAの持分法適用会社です。
※2:株式会社レイジングブルは、2027年度新卒採用予定はございません。
■株式会社KADOKAWAについて
出版、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTechなどの事業を展開する総合エンターテインメント企業です。世界中から才能を発掘して多彩なIP(Intellectual Property)を創出し、さまざまなメディアで展開。創出したIPをテクノロジーの活用により世界に届ける「グローバル・メディアミックス with Technology」戦略を掲げ、IP価値の最大化を推進しています。

