「小説 火の鳥 大地編 黒田征太郎挿絵展」開催中

株式会社朝日新聞社のプレスリリース

「漫画の神様」手塚治虫が残した構想原稿をもとに、直木賞作家の桜庭一樹さんが執筆し、イラストレーターの黒田征太郎さんが挿絵を手がける「小説 火の鳥 大地編」。朝日新聞の土曜別刷り「be」に4月から好評連載中の同作品から、「小説 火の鳥」に命を吹き込む黒田さんの挿絵をポスターにして、朝日新聞社で展示します。

「火の鳥」は不死鳥である火の鳥とその力を追い求める人々を、時代や場所を変えながら描く物語。手塚治虫のライフワークであり代表作の一つです。

「黎明編」「未来編」などが描かれつつも、手塚の死去によって未完のままでした。残されていた構想原稿をもとに桜庭一樹さんが書くのは、日中戦争期の大陸を舞台に、歴史とSFが盛り込まれた長編小説です。「手塚治虫になりたかった少年だった」と語る黒田征太郎さんは、手塚作品でおなじみのキャラクターを登場させながら、「時空を超えた自己表現がある『火の鳥』」に挿絵で命を吹き込んでいます。

紙面では1話につき挿絵は1点だけですが、朝日新聞デジタルでは別の挿絵も見ることができます。それらのなかから、えりすぐった挿絵16点を一堂に展示します。ぜひこの機会にご覧ください。

 

<概要>

会場:朝日新聞東京本社2階コンコースギャラリー(東京都中央区築地5-3-2)

会期:8月31日(土)~9月12日(木)8時~22時、日曜は17時まで、9月8日(日)休館

入場料:無料

<プロフィル>

黒田征太郎(くろだ・せいたろう) 1939年生まれ。69年、グラフィックデザイナーの長友啓典氏とデザイン事務所「K2」設立。同年、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ受賞。野坂昭如さん著「戦争童話集」の絵本化や映像化を手がける。
 

 

 

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