2026年4月28日(火)~6月28日(日)、集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリーのラウンジスペースで開催
株式会社集英社のプレスリリース
集英社マンガアートヘリテージは、坂本眞一『イノサン Rougeルージュ』より、マリー・アントワネットを描いたイラストレーションをコロタイププリントにより作品化。麻布台ヒルズのギャラリーで公開〜販売します。
坂本眞一『イノサン』『イノサン Rougeルージュ』は、18世紀・フランス革命期のパリを「無垢」に生き抜く、死刑執行人の兄妹を描いた作品です。国王ルイ16世の斬首刑を指揮したシャルル‐アンリ・サンソンと、妹マリー‐ジョセフ・サンソンを主人公にしています。「すさまじい画力」「これはマンガなのか? 絵画なのか?」と、多くの国内外の読者を驚嘆させ続けています。
坂本はフルデジタルで作画を行っていますが、「デジタル作画になり、紙が破れる心配がなくなった」というように、その描き込みは圧倒的です。編まれた髪、繊細なレース、煌めくアクセサリー、光るグラス、絨毯のパターンなど。そしてマリー・アントワネットら人物の顔のラインは、一度描いた線を極細の線で消してぼかす、という技法により、柔らかなニュアンスを与えられているのです。
この作品の中から、ベルサイユ宮殿でパーティーに明け暮れ、貴族たちと床で眠り込むマリー・アントワネットを描いたシーンを選び、コロタイププリントにより作品化しました。
コロタイプは、1855年にフランスの科学者アルフォンス・ポアテヴァン(Alphonse Poitevin)によって発明され、19世紀末から絵はがき、アルバム、美術品の図録などに広く用いられた印刷技法です。実用化された写真製版技法としては最も古いものとされ、定着されたイメージが100年以上残ることが歴史的に実証されています。1887年、明治時代創業の便利堂(京都)のコロタイプ工房で、モノクロームダブルトーンによりプリントしています。用紙はZuber Rieder社(フランス)の「PUR COTON COCAINE」を選びました。仕上がりサイズは574mm x 400mmです。
edition 20。坂本眞一による直筆サイン入り。
展示にあたり、作品で描かれた世界をギャラリー空間に再現。薔薇、トランプ、グラスが床に散らばる情景と、幻想的な赤とピンクのライティングを組み合わせています。
4月28日(火)から6月28日(日)まで展示予定です。
坂本眞一「イノサン/眠るマリー・アントワネット」
2026年4月28日(火)~6月28日(日)
集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリー
住所:105-0001 東京都港区虎ノ門5−8−1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1
アクセス:地下鉄日比谷線「神谷町駅」5出口より、徒歩約1分
営業時間:11:00~20:00
休廊日:公式サイトをご確認ください。
坂本眞一
1972.07.19 – 出身地:大阪府
1990年、『キース!!』で「週刊少年ジャンプ」第70回ホップ☆ステップ賞入選。同作でデビュー。『孤高の人』『イノサン』『イノサン Rougeルージュ』の写実的な描写で知られる。『イノサン』より、フルデジタルでの作画を行う。デジタル作画に移行したことで「何度でも描きなおせる」「表現を突き詰める」ことができ、新たな世界が開けたと話す。
『孤高の人』が第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。『イノサン』が第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出、第18回手塚治虫文化賞ノミネート、マンガ大賞2015第7位。『イノサン Rougeルージュ』が第21回、第22回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出。2026年現在、「グランドジャンプ」に『#DRCL』連載中。