『秘密結社 鷹の爪』のFROGMAN、“熱が冷める前に届ける”生成AIによる「リアルタイムIP運営」を開始。AI時代のIP価値最大化モデルを構築
株式会社ディー・エル・イーのプレスリリース
株式会社ディー・エル・イー(東京都千代田区、代表取締役社長CEO・CCO 小野亮、以下DLE)は、FROGMAN(小野亮)が手がける新ブランド「AI蛙男商会」が始動することをお知らせいたします。
「蛙男商会」は、FROGMANが2004年より展開してきた映像ブランドです。
『秘密結社 鷹の爪』『古墳ギャルのコフィー』『土管くん』など、独特なテンポ感で繰り広げられるFlashアニメーションを展開した本ブランドは、日本のインターネット文化で絶大な人気を博し、2000年代を代表するブランドのひとつとして支持されてきました。
この度、FROGMANが生成AIを新たな創作ツールとして活用し、映像・キャラクター・ゲームなど様々なコンテンツを実験的に発信していく新プロジェクト「AI蛙男商会」を始動します。
生成AIによって映像制作の民主化が進む一方、「継続的に愛されるIPを運営する力」は、重要性を増しています。 DLEは20年以上にわたり、キャラクター開発・SNS運営・短尺動画・ライセンス・企業コラボなど、“IPを継続的に生かし続ける”ノウハウを蓄積してきました。
「AI蛙男商会」は、これらの知見を活かしながら、生成AIやSNSを活用し、IP・映像・ファンコミュニティをリアルタイムにつなぐ、新時代のコンテンツブランドです。
■『古墳ギャルのコフィー』、復活のきっかけとなったX上での反響
「AI蛙男商会」始動のきっかけとなったのが、2026年5月にX(旧Twitter)上で巻き起こった「古墳ギャルのコフィー」復活を望むファンの声でした。
『秘密結社 鷹の爪』の登場キャラクター・吉田くんのXアカウントで「リポスト1000件超えで新作を検討」と投稿したところ、わずか1.5時間で目標を達成し、想定を大きく上回る反響が寄せられました。
「待ってました‼️」「ぜひ復活してほしい」
といったコメントが多数投稿され、2000年代のFlashアニメ文化を懐かしむムーブメントがX上で広がりました。
その後、生成AIを活用した新作映像を即時に作成し、投稿からわずか2日後に動画を公開。
公開された映像に対しては、「まさかの実写風味」「良い意味で斜め上にいっている」など、AIならではの表現に驚く声が多数寄せられました。
さらに、続けて公開されたAIで実写風味になった『土管くん』の映像に対しても、
「実写風なのにちゃんと土管くん」「ピーター可愛すぎる」「こっちは違和感がない」
など好意的な感想に加えて、
「菅井くんも見たい」「鷹の爪もAIで実写風にしてほしい」「京浜家族も復活か?」
など、蛙男商会作品全体のAIリブートを期待する声も多数投稿されました。
「AI蛙男商会」は、生成AI時代ならではの新たなコンテンツ表現を継続的に発信していくブランドとして、従来のアニメーション制作では難しかった“熱が冷める前に作品を届ける”スピード感に加え、ファンの反応を見ながら作品を発展させていきます。
■YouTube・TikTokを開設 毎週水曜20時に新作公開
YouTube:https://www.youtube.com/@AIkaeruotoko_shokai
TikTok:https://www.tiktok.com/@aikaeru_shokai
X:https://x.com/aikaeru_shokai
「AI蛙男商会」では、YouTube・TikTokを中心に、生成AIを活用した新作コンテンツを毎週水曜日20時に公開していきます。6月3日(水)20時~ 土管くん#2の公開を予定しています。
公開されるコンテンツは、『古墳ギャルのコフィー』、『土管くん』など既存の蛙男商会IPのAIリブートに加え、FROGMANによる完全新作コンテンツも予定しています。
また、アニメーション表現に限らず、ゲーム、AR/VRコンテンツ、お役立ちツール、音声コンテンツ、マルチ言語対応、NFTアート、キャラクターグッズなど、生成AI時代ならではの多面的なコンテンツ展開にも挑戦し、重層的かつ世界同時的にIPを展開していきます。
■Flash⇒AI「蛙男商会」新章へ挑むFROGMANが考える新たな制作スタイル
DLEはこれまで、Adobe Flashという当時の新しい制作ツールを活用しながら、少人数・短期間で作品を発表する独自のスタイルを築いてきました。 「AI蛙男商会」は、その延長線上にある、生成AI時代の新たな創作実験として立ち上げられたブランドです。
「AI蛙男商会」では、自社が持つキャラクターIPをAIによって実写風、セルアニメ風などのリッチなルックにリメイクしリブートすることで、今までの世界観をさらに拡張していきます。
これまでのFLASHアニメでは、そのシンプルさゆえに表現の範囲が限定されることもありました。しかし、AIを新たな相棒(ツール)に迎えることで、制作は更にスピーディに、頭の中にあるアイデアを、驚異的な速度でハイクオリティな映像へと具現化することが可能になりました。
2004年当時、世の中にはまだSNSどころか、インターネット自体が今ほど一般的とは言えない時代でした。しかし今や、老若男女誰もが日常的にSNSで繋がり、暮らしの大きな部分を占めています。ユーザーの生の声をダイレクトに取り入れ、巻き込みながら作品を共創していく最高の舞台が整ったと言えます。
『AI蛙男商会』は、まさにこのSNS全盛の時代にこそ相応しいスタイルで完全復活を遂げます。
今回ファンの熱望を受け過去作品復活プロジェクトを開始したように、SNS上でのファンの声をもとに、キャラクターや物語がリアルタイムに対応・進化していく共創型IP作りに挑戦し、スピード・クオリティ・笑い、すべてをアップデートした『AI蛙男商会』が、エンターテインメントの新しい扉を開きます。
■著作権を侵害しないクリーンな制作体制を実現
昨今、生成AIの活用において著作権や倫理的なリスクが議論されていますが、DLEは、すべてのステークホルダーやパートナー企業の皆様が安心してお取り組みできるよう、以下のクリーンな制作体制を確立し、制作を行っています。
100%自社開発IPの活用
使用するキャラクターや世界観はすべて自社開発のオリジナルIPです。企画の根底から他社の権利を侵害するリスクを根絶しています。
厳選された安全なツールの使用
データの学習元が不透明なツールや、権利侵害の懸念があるシステムは一切排除。商業利用において安全性が完全に担保されたツール・モデルのみを選定して運用しています。
「プロの映像クリエイター(DLE社員)」による制作
外部の顔が見えないAIクリエイターへの発注は行いません。スタジオメンバーは全員、映像業界での確かな実務経験を持つDLEの正社員で構成されています。高いプロ意識に加え、守秘義務や最新のコンプライアンス教育を徹底したメンバーのみが制作に携わります。
厳格な社内リーガルチェック体制
AIによって生成されたアウトプットに対しては、公開・納品前に他社の権利侵害がないかを厳密に検証する、社内の専門チェックフローを構築しています。
私たちは、単に新しい技術を使うだけでなく、「最もクリーンで、最も信頼されるAIアニメーションスタジオ」として、業界の健全な発展をリードしてまいります。
FROGMAN コメント
かつて、FLASHアニメーションは「子供の遊び」や「個人の趣味」の領域とされ、プロの商業コンテンツとして成立させることなど不可能だと言われていました。しかし2006年、私たちDLEはその常識を覆し、地上波テレビで30分番組として放送するという無謀とも言える挑戦を敢行しました。結果、それは大きな反響を呼び、その後のショートアニメーションの地平を切り拓く先駆者となったのです。
あれから20年。現在の「生成AIによる映像制作」を取り巻く環境は、驚くほどあの当時と酷似しています。テクノロジーは急速に進化しているものの、日本国内においてはまだ本格的な商業化、ビジネスとしての成功例はほとんどありません。 だからこそ今、私はあの20年前の熱狂を、このAIの時代に再び再現しようと考えています。
生成AIの登場によって、今や誰もが手軽に、そして美しい映像を作れるようになりました。しかし、「映像を作れること」と「商業コンテンツとしてヒットさせること」は、全くの別物です。
DLEがこの20年間、何よりも貪欲に磨き続けてきたもの。それは、人々の心を動かす良質な「企画」「シナリオ」「演出」、そしてそれを確実に市場へ届ける「プロデュース術」に他なりません。どれだけツールが進化しようとも、このエンターテインメントの核心部分だけは変わりません。
『AI蛙男商会』は、AIという進化した最先端のツールと、私たちが培ってきたクリエイティブの核を掛け合わせ、新たな商業アニメーションのスタンダードを確立するために立ち上げたブランドです。
ツールに使われるのではなく、ツールを使い倒して新しいエンタメを創り出す。 誰も見たことのない、しかし最高に面白い「AI×クリエイティブ」の未来に、ぜひご期待ください。
『AI蛙男商会』代表 / 総監督 FROGMAN
■株式会社ディー・エル・イーとは
証券コード:3686(東証スタンダード)
代表者:代表取締役社長CEO・CCO 小野亮
所在地:東京都千代田区麹町3-3-4 KDX 麹町ビル7階
創立日:2001年12月27日
『秘密結社 鷹の爪』をはじめとするIP(著作権等の知的財産権)の企画開発やアニメ・キャラクター等のコンテンツ制作事業を軸に2014年に東証に上場。IPオーナーとして自社コンテンツの開発・活用をはじめ、ミドルクオリティのアニメーションを短納期で実現させる「オルタナティブ・アニメ」事業も展開。2025年にはAI映像スタジオ「OBETA AI STUDIO」を開設するなど、AIとIPを組み合わせた新たなコンテンツビジネスを加速させている。