レジカスタジオ、ドイツにて初の海外版出張編集部を開催

「ドコミ」参加のマンガ家志望者にAI活用で交流 キャリア形成のブレイクスルーに期待

特定非営利活動法人LEGIKAのプレスリリース

マンガ制作・IPプロデュース事業「レジカスタジオ」を手がける特定非営利活動法人LEGIKA(所在地:東京都品川区、理事長:小崎 文恵、以下「LEGIKA」)は、2026年5月29日から31日にかけてドイツ・デュッセルドルフで開催されたドイツ最大のマンガ・アニメ・日本文化のコンベンション「DoKomi 2026」(以下「ドコミ」)において、株式会社ワコムの協力のもと、海外初となる出張編集部を開催しました。

ドコミ 第3ホールの様子

出張編集部とは、マンガ編集部のスタッフが、外部イベント内において作家の作品を見る場を設け、作品の講評などを行うと同時にマンガ作家の発掘につなげる取り組みです。

ドコミは、ドイツ最大規模の日本ポップカルチャーイベントであり、毎年多くのマンガ・アニメファンやクリエイターが国境を超えて来場します。今回、LEGIKAはワコムブース内にて出張編集部を開催し、プロを目指すクリエイターとの交流と人材開拓を行いました。本取り組みにより、ドイツ在住では従来難しかった、プロキャリアへの橋渡しになったものと考えています。

 

海外初の出張編集部に多数のマンガ家志望者が来場

会場となったメッセ・デュッセルドルフは、展示面積が約30.6万㎡をほこるドイツを代表する展示場であり、東京ビッグサイトの約2.64倍の広さがあります。今年のドコミでは昨年度よりも会場規模を拡張し、過去最多となる23万人分の入場チケットが完売となりました。LEGIKAが手がける出張編集部にも、ドイツをはじめ周辺国から多くのマンガ家志望者やクリエイターが参加しました。

複数の巨大ホールを行き来する来場者
広い会場を埋め尽くす1500以上の個人・団体のブース

参加者には自身の作品等を持参してもらい、作品づくりやクリエイターとしてのキャリアに関する相談を実施。レジカスタジオの編集者が作品講評やアドバイスを行い、活発な意見交換が行われました。その際にはAIを使った翻訳アプリが活用され、日本語とドイツ語での直接対話も行われています。

日本のマンガ文化への関心の高さに加え、日本市場を目指すクリエイターの熱意に直接触れる機会となり、海外における商業創作活動の広がりを実感する場となりました。

 

◆ 参加したスタッフのコメント

(編集スタッフA)

ドコミは日本のコミックコンベンションとはまた違った進化をしているように感じました。

ドコミでは、制作したマンガ作品においても、コスプレなどの自己表現においても、参加者・来場者ともに、型にとらわれず、自分なりの自由な表現の場として楽しみ、機能しているのを感じます。持ち込まれた作品を見ても、スタジオジブリ作品やボーカロイドなど日本のコンテンツの影響を受けたオリジナルを作っている点に表れています。

日本にある「トキワ荘プロジェクト」(LEGIKA運営)のシェアハウスに来てくれたら、面白い化学反応が起こるはずです。強い独創性を大事にする文化と、日本の市場性が相まって、マンガ界に新たな転機をもたらすことに期待しています。

 

(LEGIKA COO 小崎和隆)

欧州居住者がマンガ作品を日常的に楽しむ上で、予想以上に言語の壁が大きいことを感じました。

ドイツにおいては、日常的にドイツ語を使って生活し、英語を使う場面は限られています。ドイツ語のエンタメコンテンツも充実しています。現にドイツ語翻訳されたマンガに人気が集中している様子でした。若いクリエイターは英語学習も途上であり、英語でのインプットや対話も難しい方が多くいました。

しかし今回、AIアプリを通じてスムーズな対話が可能となり、効果の大きさを実感しています。本取り組みを通じて、言語の壁を越えたキャリアづくりのブレイクスルーになればと考えています。

ドイツの出版社との新たな接点も

ドイツの大手書店では、「COMIC」と並列で「MANGA」という分類が掲げられています。「MANGA」を示す日本マンガへの関心は高まり続けており、ドコミでの参加者数の増大はそのことを物語っています。

ミュンヘンの書店内でのMANGAの大型コーナーの様子、左側はCOMIC(スタッフ撮影)

LEGIKAでは、現地クリエイターやドイツや東欧を拠点とする出版関係者との交流を通じて、今後の市場の将来性について意見交換を行うことができました。

海外も視野に、クリエイター支援の取り組みを拡大

国内クライアントを中心とするレジカスタジオ制作事例

レジカスタジオにおいては、これまで日本国内を中心にマンガ制作支援や編集活動、IPプロデュース事業を展開してきました。

今回のドコミへの参加を通じて、海外にも日本のマンガ表現や編集ノウハウを求めるクリエイターが数多く存在することを改めて実感しています。

今後、国内外を問わず、才能あるクリエイターとの接点を広げ、LEGIKAの手がける住まいを通じたマンガ家育成事業「トキワ荘プロジェクト」と連携しながら、日本と海外をつなぐマンガ制作・クリエイター支援の取り組みを推進していきます。

◆レジカスタジオ概要 

発足日:2019年08月

サービス概要:マンガパブリッシャーや企業団体に対するマンガ制作・IPプロデュースの実現 

業務内容:社内報マンガ、採用マンガ、教育研修マンガ、広告マンガ、社会課題解決マンガなどの企業向けマンガの制作、商業マンガ制作、IPプロダクション業務、マンガ人材が必要な事業者とのコラボレーション企画の運営

既存取引先:稲畑産業株式会社、株式会社博報堂、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、日本放送協会、株式会社第一興商、株式会社コンカー、株式会社チェンジ、公益財団法人ベネッセこども基金等(順不同)

マンガ制作サービスURL:https://www.legika.com/

社内報・社史マンガご紹介:https://www.legika.com/application/company-magazine-manga

◆LEGIKAについて

団体名:特定非営利活動法人LEGIKA(呼称:レジカ)

所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階 SHIP

代表者:理事長 小崎文恵 

設立: 2009年10月30日(設立登記日)

事業内容:高品質マンガ制作事業「レジカスタジオ」、マンガ家育成事業「トキワ荘プロジェクト」、シェア型学生寮事業「チェルシーハウス」等を展開。

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