多彩な催しが織りなす、文化資源の新たな魅力を発見する1日が待つ。各種セミナーや展示、参加型企画も盛りだくさんです。
東京文化資源会議のプレスリリース
東京文化資源会議(会長:吉見俊哉)主催による「ひじりばし博覧会2026」を2026年7月20日(月・祝)に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて開催いたします。
ひじりばし博覧会は、文化資源に関わる様々な取り組みを展示やセミナー、シンポジウムなど、幅広い催しを用意しています。遊び、学び、体験し、見て、一日かけて文化資源を楽しめる博覧会です。
https://tcha.jp/hijiribashi-exhibition2026/

■企画概要
ひじりばし博覧会2026 in ソラシティカンファレンスセンター
日時:2026年7月20日(月・祝)10時〜19時
場所:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区神田駿河台4-6)
入場料無料 *プログラムによって、事前予約が必要なものがあります
当日、出入り自由(一部企画は事前予約制あり)
主催:東京文化資源会議
共催:sola city Conference Center
後援:神保町文化発信会議
■企画内容
当日は、10時から19時まで、企画展示やセミナー、シンポジウム、などが開催されています。
事前申し込み不要(一部、事前申し込み必須)にて、ご興味や関心のあるものは自由に出入りしてご参加ください。(各催しは、展示やお食事を除き、開場は開始30分間からとなっています)





ルームA
A1:シリーズ「読書再考」第1回「読書と自己変容」(懇話会) 午前10時半~12時半

本や雑誌が売れない、書店がどんどんつぶれる、流通も危ない、など書籍をめぐる暗い話題には事欠かない昨今であるが、一方で若い人を中心とするzine制作の活発化・普及、新しいタイプの書店の誕生、読書会の盛況など、明るい話題も少なくない。また、いわゆるAIの普及・発展は、そもそも人間が本を読むということは、単に知識を得るためだけだったのか、AIの学習とは異なる、もっと根源的な意味があるのかを問い直す大事なきっかけになっている。
そこで、本シリーズは最終的には「AIに読書はできるのか!?」をテーマに、全5回のシリーズとして、読書の様々な側面に光をあてて、新たな読書論を考えてみることとしたい。今回はその第1回「読書と自己変容」がテーマとなる。
中島隆博(東京大学教授):ファシリテータ
参加者:参加者:有識者5名程度(太下義之東京芸術大学客員教授、谷島貫太二松学舎大学准教授、パウエル中西裕一日本ハリストス正教会神父ほか)、10名を一般公募(事前登録、下記Peatixからお申込みください)、計15名程度です。
協力:湯島神田上野社寺会堂研究会
事前参加申込 https://rethinking-reading-260720.peatix.com/
A2:神保町新発見 ― もっともっと面白い街へ(座談会) 午後2時~3時半

昨年のひじりばし博覧会2025では、「神保町女子会 ― もっともっと面白い街へ」と題して、書籍や食を通じて新しい神保町の文化交流基盤を作ろうとしている、意欲的で元気のいい女性3人にお集まりいただき、神保町の未来を語っていただきました。今年も引き続き、本の街の伝統を受け継ぎながら、『タイムアウト』誌のクールな街世界ランキング1位に神保町を押し上げた理由のひとつと思われる、新しい神保町の潮流を作ろうとしている方々にお集まりいただき、これからの取組を自由に語っていただきます。
登壇者
– 泉山塁威(日本大学准教授)
– 岡田弘太郎(一般社団法人デサイロ代表理事)
– 高橋愛里(肆YONギャラリー担当)
– 原未沙都(アットワンダーJG店長)
– 伏谷博之(タイムアウト東京代表):司会
事前参加申込はこちら https://jimbocho-260720.peatix.com/
登壇者プロフィール
泉山塁威
日本大学理工学部建築学科准教授、ソトノバ共同代表理事。都市戦術家として、理論と都市経営の現場を往復しながら、パブリックスペースやエリアマネジメント、ウォーカブルシティの実践に取り組んでいる。隣町・お茶の水にキャンパスを構える日本大学で学生時代に神保町を卒業論文のテーマとし、2006年度の都市再生プロジェクト「インターユニバーシティ神田」にも参加した。現在は地元大学の専門家として「神保町リデザイン会議」に関わっている。
岡田弘太郎
1994年東京生まれ。一般社団法人デサイロ代表理事として、人文・社会科学分野の知を企業のイノベーション創出や新たなる社会制度の提案につなげる活動に従事。2026年2月、イベントスペース、ギャラリー、バー、ライブラリーから構成される「知と文化のインキュベーション拠点 Unknown Unknown」を神保町にて開業。音楽が好きで、高校時代から神保町ジャニスに足繁く通っていた。
髙橋愛里
神保町の複合文化施設「肆-YON-」にてギャラリーを担当。展示運営やアーティスト対応、イベント企画、広報などに携わる。さまざまな作品や表現に触れるなかで興味が尽きず、もっと知りたいと思い昨年、京都芸術大学通信教育部へ入学。アートとお酒が好き。
原未沙都
アットワンダーJG店長。2014年に古書店アットワンダーにアルバイトとして入社。2023年よりパチンコ人生劇場跡地に同年オープンした新店舗「アットワンダーJG」勤務。古書店としては広い面積に多分野の古書や各種グッズを取り扱う店舗の店長業務(時には出張買取)に日々追われる。地方から上京したての学生時代から大学に近い神保町に足を運び、書店群や今は無きレンタルCD店に多文化方面での刺激を受ける。
伏谷博之
ORIGINAL Inc. 代表取締役。タイムアウト東京代表。
一般社団法人日本地域国際化推進機構代表理事。一般社団法人メタ観光推進機構理事。一般社団法人国際文化都市整備機構理事。島根県生まれ。関西外国語大学卒。大学在学中にタワーレコード株式会社に入社。2005年 代表取締役社長に就任。 同年ナップスタージャパン株式会社を設立し、代表取締役を兼務。タワーレコード最高顧問を経て、2007年 ORIGINAL Inc.を設立。代表取締役に就任。2009年にタイムアウト東京を開設。観光庁アドバイザリーボード委員、文化庁文化審議会文化政策部会委員の他、内閣府、農水省などの専門委員を務める。

A3:エフェメラの魅力!古本文化を豊かにする(鼎談) 午後4時半~6時

ひじりばし博覧会恒例の古書談義を今年も実施します。今年は立派で永続的な装幀の古書とは対比的に、チラシやチケット、手紙、栞など、一時的・短命な資料として逆に近年収集家の注目を集め、『近代出版研究』第5号で特集されたばかりの「エフェメラ」をテーマに、同誌への寄稿者や以前からそれを取り扱っている古書店主などに参加していただき、ephemeralな時間を愉しんでいただきます。
登壇者
– 小林昌樹(近代出版研究所所長)
– 佐藤真砂(古書日月堂店主)
– スーザン・テイラー(神保町研究者)
事前参加申込はこちら https://ephemera-jimbocho-260720.peatix.com/
ルームB
B1:第2回 Jimbocho Zine Fair 午前11時~午後6時

全30ブース
参加費無料
詳細は以下の特設サイトをご覧ください。
https://jimbocho.site/zinefair2026/
出展者情報等はInstagramにて随時更新いたします。
ルームC
C1: 連続朗読会(文字・活字文化推進機構主催) 午前10時~12時

前回に続き、神保町ゆかりの作家と作品を、山根基世の朗読指導者養成講座修了生10組11名が朗読します。
独自の文体で知られる樋口一葉『十三夜』『大つごもり』、夏目漱石『吾輩は猫である』『坊ちゃん』など明治の文豪作品から
門井慶喜『定価のない本』、原田ひ香『古本食堂』など現代作家の人気作品まで。
名作を「耳で楽しむ」ひとときをお楽しみください。
C2:クールな街:神保町の魅力を具現化する―建築学生による設計発表会 午後1時半~3時半
ひじりばし博覧会恒例の近隣大学学生による発表会を今年も実施します。学生の新鮮な視点から、これからの神保町周辺の姿を口頭発表及び模型等を使って提案していただきます。
展示:ルームAとルームBに挟まれた通路空間(午前10時~午後1時)
司会:宇於崎勝也(日本大学教授)
C3:「夕涼み朗読会「真夏の雪女~怪談 小泉八雲の世界」 午後4時15分~6時

NHKの朝の連続テレビ小説「ばけばけ」でも大人気となった小泉八雲の怪談。本朗読会は、ひじりばし博覧会のイベントの一環として、「雪女」「耳なし芳一」「鳥取のふとんの話」など、八雲の怪談を当機構の朗読指導者修了生が朗読、読書の魅力を肌で感じてもらうとともに、神保町での真夏の夕涼み企画としても楽しんでいただくことを目的としています。
主催:公益財団法人 文字・活字文化推進機構
対象:小泉八雲はもちろん、広く朗読や絵本に関心がある方
<出演者>
司会と朗読
・福島絵美さん(フリーアナウンサー、元RKK熊本毎日放送アナウンサー室長、山根基世の朗読指導者養成講座第8期修了生。熊本ゆかりの小泉八雲の朗読も多い)
・橋本恵子さん(ことのはスクエア代表、元静岡第一テレビアナウンス室長。話し方・朗読指導/朗読ツーリズム考案者。指導者養成講座第1期修了生。静岡・焼津は八雲が度々避暑に訪れていた地)
<プログラム内容>
・朗読指導者養成講座修了生による朗読(4~6話を予定)
『雪女』『鳥取のふとんの話』などを予定
テラスルーム
T1:学術コンテンツと専門出版社のこれから:その2(出版流通セミナー第3回) 午前10時~12時

当ラウンドテーブルは、昨年(2025年)12月1日に開催した出版流通セミナー第2回「学術コンテンツと専門出版社のこれから」の議論をより深め、専門書コンテンツのデジタル化と流通の急速な進展に伴う課題の再整理とその解決の方向について論じることを目的にします。出版流通セミナーシリーズの第3回として行います。
登壇者
– 大向一輝(東京大学准教授)
– 生貝直人(一橋大学教授)
– 植村八潮(専修大学社会科学研究所参与):司会
– 江草貞治(有斐閣社長)
– 小松尚平(東京大学特任研究員)
– 柴野京子(上智大学教授)
– 数藤雅彦(弁護士)
– 長尾洋一郎(講談社IT戦略企画室 テクノロジーラボ 部長)
– 西岡千文(京都大学准教授)
– 林和弘(文部科学省科学技術・学術政策研究所上席フェロー)
– 前田俊秀(三修社社長)
– 松田真美(日本電子主版協会会長)
– 丸山浩平(早稲田大学研究戦略センター教授)
– 吉澤剛(早稲田大学大学総合研究センター准教授)
事前登録 https://jimbocho-publishing-260720.peatix.com/
T2:街がマンガになる日 午後1時半~3時半

「もしも、私たちの歩く街そのものがマンガやアニメの世界になったら?」
情報通信技術の進化は、私たちが愛するアニメやマンガ、ゲームといったコンテンツを、ディスプレイの中から現実の街へと飛び出させようとしています。本セッションは、こうしたテクノロジーとコンテンツの協働が、日本全国の様々な地域の風景や経済をどう変えていけるのか、その未来像について登壇者と来場者が一体となって議論を交わす場です。
本セッションでは、テクノロジーとポップカルチャーが交差してきた独自の歴史を持つ「秋葉原」に注目し、街のポテンシャルを紐解きながら、都市空間をコンテンツ化する方法
登壇者
– 庄司昌彦(武蔵大学教授)
– 吉岡有一郎(Akiba.TV株式会社)
– 遠藤愉(ZEN大学客員教授/角川アスキー総合研究所)
事前登録 https://akihabara-hijiribashi-260720.peatix.com/
T3:未来の本の街:これからの神保町をつくる 午後4時半~6時半

当ラウンドテーブルは、昨年の国際的ガイドブック『タイムアウト』誌で世界一クールな街ランキングの第1位に選ばれたことが象徴するように、近年注目度がますます高まっている神保町について、その魅力を支える要因と、さらなる発展のために取り組むべき課題について、神保町の次世代を担う方々を中心に自由に論議することを目的としています。
登壇者
– 稲田豊史(ライター、編集者)
– 今本義子(ブックハウスカフェ社長)
– 植村八潮(専修大学社会科学研究所参与)
– 江草貞治(有斐閣社長)
– 金承福(クオン社長)
– 沢辺均(ポット出版代表)
– 高山肇(高山本店社長)
– 由井緑郎(ALL REVIEWS社長)
– 吉見俊哉(東京文化資源会議会長、國學院大学教授):司会
事前登録 https://jimbocho-future-260720.peatix.com/

