メ~テレ(名古屋テレビ放送)のプレスリリース
物語に登場する波止場に立ち、少し不安で物憂げな表情で遠くを見つめる森崎と土村のまなざしが印象的なビジュアルとなっています。
キービジュアル
(C)星里もちる・小学館/メ~テレ
本作は、平坦な生活を送る男が、ある女に出会ったことにより日常を狂わされてゆく様を描く“愚かな男女の転落サスペンス”です。
原作は、『りびんぐゲーム』『ルナハイツ』などで知られる星里もちるの同名コミック。星里氏の作品の中では異色の恋愛ものであり隠れた傑作と名高いこの『本気のしるし』のドラマ化にあたって、映画『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司がメガホンをとりました。
物語の主人公は、どこか虚無感をかかえながら成り行きまかせの日常をこなしている会社員・辻一路(森崎ウィン)。人当りはいいものの実は何事にも冷めており、職場の先輩と後輩の二股を進行させているという“クズ男”の辻が出会うのは、無意識のうちに男性をひどい状況へと導くヒロイン・葉山浮世(土村芳(かほ))。追い込まれるとその場限りの嘘をつき、お金や人間関係、すべてに無責任な言動をとる浮世は、辻を含めた周囲の男性を巻き込みながら転落を繰り返します。
裏切りや背徳が満ちた作品ですが、ただの「愚かな男女が堕ちていくゴシップストーリー」ではありません。
「男社会の欲望の中で消費されていく女性の生きづらさ、男社会で求められる女性の姿を生き抜くための擬態のように身にまとってしまったかのようなヒトの哀しさ」を描きたいと深田監督自身がコメントするように、女性に対する理不尽を通じて人間を浮かび上がらせることを目指した作品です。
スティーブン・スピルバーグ監督作品『レディ・プレイヤー1』への出演や、母国ミャンマーで来年放送の連続ドラマへの出演が決定するなど、役者として国際的に活躍の場を広げている森崎ウィンと、ドラマ『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』やドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』などで存在感を示す実力派女優の土村芳(かほ)らの体当たりの演技にも、ぜひご期待ください。
地上波では、メ~テレ(名古屋テレビ放送)に加え、tvk(テレビ神奈川)での放送が決定!さらにTVer、GYAO!での見逃し配信も決定しています。放送地域にお住まいでない方もご覧いただけます。
■『本気のしるし』あらすじ
その女、出会ったことが事故だった―
中小卸売会社に勤める辻一路は、仕事は無難にこなしつつも、どこか真剣になれず退屈な日常を過ごしていた。そんな辻は、会社の2人のOLと深い関係にあった。
ある夜、辻は、不思議な雰囲気の女性・葉山浮世の運転するレンタカーが踏み切りで立ち往生し、他の車にぶつかってしまう現場に出くわす。警察の聴取に浮世は、運転していたのは辻だ、と答える。浮世が嘘を認めて、事件は解決したが…。
その後、街で浮世と偶然に再会した辻は、浮世がやばいスジからの借金を抱えていることを知る。関わりたくはない。しかし辻は、分別のない行動をとる浮世を放っておけず、浮世を追ってさらなる深みに嵌っていき、破滅への道を歩みだした…。
【番組概要】
■タイトル : メ~テレドラマ 『本気のしるし』
■監督 : 深田晃司
■脚本 : 三谷伸太朗
■プロデューサー: 高橋孝太(メ~テレ)、太田雅人(メ~テレ)、
松岡達矢(メ~テレ)、加藤優(メ~テレ)、
戸山剛(マウンテンゲートプロダクション)、
阿部瑶子(マウンテンゲートプロダクション)
■出演 : 森崎ウィン、土村芳、宇野祥平、石橋けい、
福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉 ほか
■放送日時 : 10月14日スタート(毎週月曜 深夜0:59~1:29 ※変更の可能性あり)
■放送エリア : 東海3県(愛知・岐阜・三重)/テレビ神奈川
■原作 : 星里もちる『本気のしるし』(小学館 ビッグコミックス刊)
2000年11月単行本発行。全6巻。
■公式HP : https://www.nagoyatv.com/honki/
■公式Twitter : https://twitter.com/nagoyatv_honki
■公式Instagram : https://www.instagram.com/nagoyatv_honki/
■TVer、GYAO!にて見逃し配信予定