入稿された原稿の絵を生成AIで描き直さず、原画のまま組み替える設計。学習に利用しない旨を明記した書面を法人のお客様に提供し、1作品からのパイロット制作に対応します。
株式会社ニュウジアのプレスリリース
株式会社ニュウジア(本社:東京都中央区、代表取締役:柏口之宏)は、当社が運営するAI映像・画像・音声生成プラットフォーム「genas.AI」において、漫画IPの形式変換機能群「Manga Studio」を、出版社・IPホルダーおよび映像・画像の制作事業者向けに提供開始しました。
サービスページ:https://genas.ai/manga/
Manga Studio が対応するのは、次の3つの変換です。
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縦読み漫画 → ショートアニメ
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ページ漫画 → ショートアニメ
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縦読み漫画 → 版面化(単行本のページ漫画へ再構成)
いずれも、新しく絵を描き起こすためのツールではありません。
すでに存在する原稿を読み解き、別の形式へ組み替えるための基盤です。
■ 背景1:2025年、コミック市場は8年ぶりのマイナスに転じた
全国出版協会・出版科学研究所の発表によると、2025年のコミック市場(紙+電子の推定販売金額)は前年比1.7%減の6,925億円となり、2017年以来8年ぶりのマイナス成長となりました(※1)。
同年、紙の出版物の推定販売金額は前年比4.1%減の9,647億円と、1976年に1兆円を超えて以来はじめて1兆円を割り込んでいます(※2)。
これまで紙の減少を吸収してきた電子コミックは5,273億円(前年比2.9%増)と成長を続けたものの、伸び率の鈍化が鮮明になりました(※1)。
つまり2025年は、「電子の伸びで紙の減少を埋める」という構図が、数字の上で成り立たなくなった年でした。
次の成長は、読む形式の内側ではなく、保有するIPをどれだけ多面的に展開できるかに移りつつあります。
■ 背景2:世界では「漫画をそのまま動かす」市場が立ち上がっている
海外では、漫画・小説を原作とするAI動画短編が、すでに市場として成立しています。
iiMedia Research(艾媒咨询)の調査によると、中国の動画マイクロショートドラマ市場は2024年の50.4億元から2025年に189.8億元(前年比276.3%増)へ拡大し、2030年には850億元を超えると予測されています(※3)。
注目すべきは、IPを保有する側が自ら動いていることです。
中国最大級のIPホルダーである閲文集団は、自社の10万部規模のIPを映像化向けに開放し、億元規模の創作基金を設置。2026年5月には海外向けプラットフォーム「ToonScroll」を立ち上げ、年内に1,000部超の投入を計画していると報じられています(※4)。
「AIによる映像化は事業にならない」という見方は、IPホルダー自身の行動によって、すでに反証されつつあります。
■ 背景3:日本にも「出口」ができた
日本国内でも、受け皿は整いつつあります。
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配信枠の誕生:株式会社カカオピッコマが運営する「ピッコマ」は、短尺アニメを配信する新カテゴリ『ANIME』を2026年5月25日に本オープンしました。マンガ・ノベル作品を原作に、制作プロセスの一部にAI技術を活用しつつ、人のクリエイティブと品質管理のもとで制作されており、エピソード単位の課金で提供されています(※5)。
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市場規模:国内のショートドラマ市場は2026年に約1,530億円規模に達すると予測されています(※6)。
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前例:全編でAIを活用したアニメ『ツインズひなひま』は、2025年3月29日にMBSで地上波放送されました(※7)。
「読者が観るための枠」と「課金の仕組み」が、日本のマンガプラットフォーム上に実在する
——これが2026年の到達点です。問いはすでに「AIで映像化できるか」ではなく、「立ち上がった市場に、日本の漫画IPをどう届けるか」に変わっています。
■ Manga Studio でできること
1. 縦読み漫画 → ショートアニメ
縦スクロール作品のコマ構造・読み順・セリフを解析し、縦型(9:16)のショートアニメへ変換します。作品を通じたキャラクターの同一性を保持したうえで、演出設計・絵コンテ・動画生成・音声付与(セリフ・効果音・BGM)までを一貫して行います。縦型フルHD出力に対応しています。
2. ページ漫画 → ショートアニメ
右から左へ読む日本語のコマ順序を解析し、見開きのページ漫画から映像へ変換します。1つのコマを複数ショットへ展開する演出設計にも対応します。
3. 縦読み漫画 → 版面化(単行本のページ漫画へ再構成)
縦スクロールで1本につながったコマ群を、右から左へZ字に読む単行本判型のページへ自動で組み替えます。
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読み順は生成AIの判断に委ねず、サーバー側で機械的に検証します。検証に通らない配置は保存されません
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出力はB6・600dpi・塗り足し3mmの入稿第一稿として、PDFとレイヤーを保持したPSDの両方を書き出せます PSDはモノクロ・カラーを選択できます
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原稿の絵を生成・改変しません。 原画の画素をそのままページに配置します
この工程は現在も人手が中心です。 当社が把握する範囲では、縦読み漫画を単行本の版面へ自動再構成し、レイヤーを保持した入稿用PSDまで書き出せるサービスは他に確認できていません(2026年8月時点・当社調べ)。
■ 設計思想:「完成品」ではなく「第一稿」を渡す
Manga Studio は、AIが出したものをそのまま使ってください、という設計にしていません。
第一稿までをAIが担い、最終判断は人が行う——これを一貫した方針としています。
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版面レイアウトエディタ:自動で組まれたページを、ブラウザ上でコマの移動・拡大縮小・入れ替え・表示範囲の調整ができます。編集の保存・再構成に追加のポイントはかかりません
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レイヤー分離での納品:セリフ・フキダシ・絵柄がレイヤーとして分かれた状態でPSDを書き出すため、Photoshop や CLIP STUDIO PAINT で編集部・制作現場が直接手を入れられます
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版の比較と選び直し:ショートアニメの各ショットは、生成し直した版をすべて保存します。左右に並べて見くらべ、気に入った版を選び直せます。選び直しに追加のポイントはかかりません
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複数案の同時生成:1回の指示で最大3案を同時に生成し、その中から採用できます
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自分の映像への差し替え:特定のショットだけを、自社で制作した映像に差し替えることもできます
この設計は、「AIに任せきりにできない」というプロフェッショナルの実感に、そのまま合わせたものです。AIは第一稿を出す助手であり、作品の責任を持つのは人である——その前提を製品仕様に落とし込んでいます。
■ 映像を作ることが目的ではありません:5つの「出口」
当社は、Manga Studio を「変換ツール」ではなく、IPの収益経路をつくるための事業インフラと位置づけています。出版社・IPホルダーの皆さまには、次の5つの出口から逆算したご提案をしています。
出口1:原作販促(動く販促物)
テレビアニメ化は数億円規模・数年がかりで、年間に映像化できる作品はごく一部です。その手前に「準アニメ化」という階層はこれまで存在しませんでした。KPIを再生数ではなくコミックスの実売・電子書店への流入に置けば、新規事業予算ではなく既存の販促予算の枠内で検証できます。社内決裁のハードルが最も低い入り口です。
出口2:配信による収益化
国内外の縦型プラットフォームへの配信による収益。背景3のとおり、日本にもエピソード単位で課金される短尺アニメ枠が生まれています。
出口3:映像化企画のテストマーケティング
テレビアニメ化・実写化の投資判断の前に、低コストで映像版を作り、視聴者の反応を計測する。製作委員会に持ち込む**「数字の根拠」**をつくれます。
出口4:休眠IP・バックカタログの再収益化
完結作・旧作は、アニメ化の見込みが立ちにくく、現状の収益はほぼゼロです。既存事業を食わず、眠っている資産だけが動くという点で、出版社にとって最も「純増」に近い出口です。
出口5:海外展開
日本の漫画IPを、多言語化して海外の縦型プラットフォームへ届ける経路。中華圏については後述の体制でご支援します。
■ 「AIに学習されるのでは」という不安に、正面からお答えします
出版社の皆さまから最も多くいただくご懸念です。
当社は、これを説明ではなく書面でお答えする方針を採りました。
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学習への不使用:お客様の入稿素材・生成物を、当社がAIモデルの学習に利用することはありません
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外部AI基盤の選定:入力データがモデル学習に利用されないことが、事業者向けAPIの利用条件または契約・設定により担保されているもののみを採用しています
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国内基盤での運用:サービスのアプリケーションおよびデータベースは、日本国内のサーバーで構築・運用しています
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権利の帰属と削除:成果物の権利の取扱いを利用規約に明記し、お客様のご指示によるデータ削除に対応します
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書面でのご提供:上記を明記した「データ取扱いに関する説明書」(第1.0版・2026年8月25日制定)を、法人のお客様にご提供します
genas.AI は、日本法に基づき設立された日本法人・株式会社ニュウジアが開発・運営するサービスです。外部AI基盤の提供事業者名および技術構成は当社の営業上の秘密として非開示としていますが、秘密保持契約の締結を条件に、個別にご説明しています。
■ 「作る」だけでなく「届ける」まで
genas.AI を運営する株式会社ニュウジアの代表取締役・柏口之宏は、日中間のコンテンツ流通を専業とする株式会社アクセスブライトの代表取締役も務めています。
同社は2011年の創業以来、日本のアニメ映画の中国本土配給、日本の人気アーティストの中国公演運営、日本文学作品の中国での舞台化、日本IPを用いたゲームの中国展開などを手がけてきました。中国本土の商用ICPライセンスを保有し、上海に子会社を有しています。(同社の実績詳細:https://www.accessbright.com/)
「AIで作った映像を中華圏で展開できます」という提案は、通常は絵に描いた餅です。当社の場合、同一の代表が中国エンタメ流通で15年以上の実績を持つ企業を経営しており、制作から流通までを地続きでご相談いただけます。
※本段落は株式会社アクセスブライトの事業実績であり、genas.AI および Manga Studio による成果ではありません。
■ 始め方と料金
まずは1作品からのパイロット制作をおすすめしています。既存の原稿データをそのままアップロードして小さく検証でき、成果物の権利はお客様に帰属します。当社は権利を取得しません。
対応形式は JPEG / PNG / WebP / PSD。ご利用は工程ごとのポイント制で、実行前に必要ポイントの見積が画面に表示されます(1pt=20円・税別)。
版面化(ページ漫画化)
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工程 |
料金(税別) |
|---|---|
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原稿解析 |
5pt〜(コマ数に応じて) |
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版面設計 |
1ページ 4pt |
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データ書き出し |
1ページ 2pt(PDF・レイヤー付きPSD 各) |
4ページの版面化なら合計29pt(580円・税別)から。1ページあたり実質6pt(120円・税別)です。
ショートアニメ化
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工程 |
料金(税別) |
|---|---|
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原稿解析 |
5pt〜(コマ数に応じて) |
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キャラクター設定 |
3pt〜 |
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演出設計・絵コンテ |
10pt |
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動画生成 |
1ショットにつき管理料1.5pt+生成実費 |
ショート数・尺・演出内容により変動します。最新の料金は https://genas.ai/manga/ をご確認ください。
出版社・IPホルダーの皆さまには、パイロット制作から配信・計測、量産・事業化までを当社が伴走してご支援します。
■ 代表コメント|株式会社ニュウジア 代表取締役 柏口之宏
「『AIで漫画を映像化できます』というご提案を、私たちは何度もお断りいただいてきました。理由は品質ではありません。
『それで儲かるのか』『素材を学習に使われるだけではないか』
——この2点でした。
私たちは、この2つに機能ではなく、事業設計と書面でお答えすることにしました。映像を作ること自体を目的にせず、原作の販促、配信、映像化企画の検証、休眠IPの再収益化、海外展開という5つの出口から逆算して設計する。そして、お預かりした素材を学習に使わないことを、日本法人としてリスクを引き受け、書面でお約束する。
同時に、私たちはAIに作品の責任を持たせないと決めました。AIが出すのはあくまで第一稿であり、最終判断は編集者と制作者のものです。だからレイヤーを分けて渡し、いくらでも直せるようにしています。
日本の漫画は、世界で最も豊かなIPの蓄積です。そのほとんどが、順番を待ったまま眠っています。まずは1作品から、御社のご負担を最小限にして、一緒に確かめさせてください」
■ 提供概要
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項目 |
内容 |
|---|---|
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名称 |
Manga Studio(genas.AI 内の機能群) |
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提供開始 |
2026年8月26日 |
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対象 |
出版社・IPホルダー、映像/画像の制作事業者、個人クリエイター |
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対応入稿形式 |
JPEG / PNG / WebP / PSD |
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出力 |
ショートアニメ(縦型・音声つき)/版面化データ(PDF・レイヤー付きPSD) |
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料金体系 |
工程別のポイント制(1pt=20円・税別)。実行前に見積を表示 |
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サービスページ |
■ 掲載している実例について
サービスページには、入稿した原稿と、そこから生成されたショートアニメを並べて掲載しています。掲載作品は、当社が本サービスの検証用に制作したオリジナル作品であり、既存の商業作品ではありません。実際のご利用にあたっては、お客様が権利を保有する原稿、または許諾を得た原稿をご使用ください。
■ 株式会社ニュウジアについて
株式会社ニュウジア(NIUSIA CO., LTD.)は、AI映像・画像・音声生成プラットフォーム「genas.AI」およびAI生成物検出サービス「ArtProof.AI」を運営しています。日本のコンテンツ産業に向けて、権利者が安心して使えるAI制作基盤の提供を進めています。
代表者:代表取締役 柏口之宏 法人番号:1010001121677 コーポレートサイト:https://www.niusia.co.jp/ genas.AI:https://genas.ai/
本件に関するお問い合わせ https://genas.ai/contact/
■ 出典
※1 全国出版協会・出版科学研究所「2025年コミック市場」(2026年2月25日発表) ※2 全国出版協会・出版科学研究所「2025年出版市場(紙+電子)」(2026年1月26日発表) ※3 iiMedia Research(艾媒咨询)『2025-2026年中国AI漫剧行业趋势白皮书』 ※4 閲文集団(China Literature)の公表内容および関連報道(2026年5月) ※5 株式会社カカオピッコマ プレスリリース(2026年4月30日)および新カテゴリ『ANIME』本オープン(2026年5月25日) ※6 YH Research株式会社「ショートドラマ国内市場に関する調査」 ※7 株式会社フロンティアワークス/株式会社KaKa Creation『ツインズひなひま』(2025年3月29日 MBS放送)
上記はいずれも第三者が公表した調査・発表であり、当社サービスによる成果を保証するものではありません。記載の料金はすべて税別です。日付は日本時間で表記しています。
【会社概要】
会社名: 株式会社ニュウジア
設立: 2008年12月
代表取締役: 柏口之宏
URL: https://www.niusia.co.jp/
所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目27番8号 セントラルビル703号
主な事業内容: AI技術の研究開発、コンサルティング、映像制作、AIソリューション販売、AIエージェント販売