~家庭のAI利用ルールは「決めていない/わからない」が65.2%~
株式会社小学館のプレスリリース

【コロコロコミック研究所(ラボラトリー)】http://corocorolab.com/
株式会社小学館は、男子小学生向けマンガ雑誌『月刊コロコロコミック』(以下『コロコロコミック』)で1977年の創刊以来続けている読者アンケートのデータをもとに、男子小学生のリアルを定期レポートおよび分析するプロジェクト『コロコロコミック研究所』を2024年に発足しました。本プロジェクトにより、読者である男子小学生を巻き込みながら、コロコロ流化学反応を引き起こすさまざまな楽しく新しい企画を提案・実施して参ります。
『コロコロコミック』では今回、小学1年生から6年生までの『コロコロコミック』読者752人を対象に「生成AI」の利用実態に関するアンケート調査を実施。AIの利用目的や宿題での使用経験、家庭での利用ルール、情報の収集源などについて調査した結果を、『コロコロコミック研究所』所長・小林浩一の分析とともに紹介します。
~『コロコロコミック研究所』アンケートトピックス~
・(1)小学生の50.4%が「AIを使ったことがある」と回答。使用目的は「知りたいこと・調べものを聞く」「会話・暇つぶしの相手」が上位に
・(2)宿題でのAI利用、71.8%が「使ったことはない」と回答し、「答えをそのまま使った」は5.8%にとどまる
・(3)小学生の63.0%が「AIで考える力が弱くなる」と不安。家庭のAIルールは65.2%が「決まっていない/わからない」
・(4)小学生の46.0%がAIの画像・動画を本物と誤認した経験あり。AIの見分け方は、指の数など「見た目がへんなところをさがす」(26.9%)が最多に
・(5)AI関連の情報源、1位「おうちの人」(41.4%)、2位「YouTube」(26.6%)、3位「学校の先生・友だち」(25.1%)
調査背景
2022年11月にChatGPTが一般公開されて以来、生成AIは目覚ましいスピードで進化と普及を遂げ、今や大人のみならず、子どもたちの日常生活にも深く浸透しつつあります。しかしその一方で、子どもたちが生成AIとどのように向き合い、また、どのように活用しているのか、いまだ十分に可視化されていません。
そこで『コロコロコミック研究所』では、子どもたちのAI利用実態やリテラシー意識を把握することを目的とし、小学1年生から6年生までの『コロコロコミック』読者752人を対象としたアンケート調査を実施しました。
(1)小学生の50.4%が「AIを使ったことがある」と回答。使用目的は「知りたいこと・調べものを聞く」「会話・暇つぶしの相手」が上位に

全回答者752人を対象に「AI(ChatGPT・Gemini・Claude・Grokなど)を使ったことはある?」と尋ねたところ、約半数の50.4%が「使ったことがある」と回答しました。

次に、AIを使ったことがあると回答した379人を対象に「どんなことに使ってる?」(複数回答可)と尋ねたところ、最多は「知りたいこと・調べものを聞く」で74.9%。以下「遊びやゲームのことを聞く」(38.0%)、「会話・暇つぶしの相手になってもらう」(31.1%)と続き、「勉強や宿題を手伝ってもらう」は21.6%にとどまりました。
AIを勉強や宿題に利用している回答も一定数見られましたが、大半の児童は、検索エンジン代わり、あるいは、雑談・遊びの相手としてAIを活用していることがうかがえます。
(2)宿題でのAI利用、71.8%が「使ったことはない」と回答し、「答えをそのまま使った」は5.8%にとどまる


(1)でAIを使ったことがあると回答した379人を対象に「AIを宿題でどのように活用している?」(複数回答可)と尋ねたところ、71.8%が「宿題にAIを使ったことはない」という回答が最多でした。また、『AIの答えはヒントにして、文章は自分で考えた』が16.4%で、『AIの答えをそのまま使った』の5.8%を上回りました。
次に「今年の夏休みの勉強や宿題で、AIをどう使いたい?」(複数回答可)と尋ねると、「AIを使わない」(58.6%)が最多だったものの、具体的な用途としては「自由研究や絵日記のアイデア・テーマを相談する」(23.7%)が最も多いという結果になりました。
AIを自宅学習で使用している小学生は少数派で、活用していたとしても、AIに丸投げするのではなく、あくまでヒントをくれる相手として付き合おうとする児童が多いことがわかりました。
(3)小学生の63.0%が「AIで考える力が弱くなる」と不安。家庭のAIルールは65.2%が「決まっていない/わからない」

全回答者を対象に「AIに宿題を手伝ってもらうと、自分で考える力はどうなると思う?」と尋ねたところ、「考える力が弱くなりそうで心配」(63.0%)という回答が最多となりました。
論理的思考能力や発想力が伸び盛りとされる児童期における生成AIの利用は、適切な発達を妨げる恐れがあるとして議論の対象にもなっています。大人たちの間でも懸念が強まる中、当事者である子どもたちもまた、同じように危機感を覚えているようです。

また「おうちでは、AIを使うことについてどんなルールがある?」と尋ねたところ、65.2%が「ルールを決めていない/わからない」と回答し、「使うのは禁止されている」という回答はわずか7.4%にとどまりました。
(4)小学生の46.0%がAIの画像・動画を本物と誤認した経験あり。AIの見分け方は、指の数など「見た目がへんなところをさがす」(26.9%)が最多に

全回答者を対象に「AIが作った動画や画像を『本物だ』と思って信じてしまったことはある?」と尋ねたところ、「何度かある」(33.5%)と「一度だけある」(12.5%)を合わせ、46.0%の小学生が誤認経験があるとわかりました。


次いで「AIが作った動画や画像かどうか、自分で見分けられると思う?」と尋ねたところ、「見分けられないと思う」が39.1%で最も多く、「見分けられると思う」(23.9%)を大きく上回りました。
また、AIが作ったものを見分けるためにしていることとしては、「見た目が変なところをさがす(指の数・文字など)」(26.9%)、「おうちの人や友だちに『本物か』聞く」(23.2%)などの工夫が挙げられましたが、最も多かった回答は「とくに何もしていない」(28.2%)でした。
現在、人間が作ったものと見分けがつかないほど精巧な生成AIの画像や動画がネット上などに出回っていますが、小学生たちはそれらを頻繁に目にする中で、指の数・文字などの違和感からAIがつくったものか見抜くスキルを身に付けているようです。
(5)AI関連の情報源、1位「おうちの人」(41.4%)、2位「YouTube」(26.6%)、3位「学校の先生・友だち」(25.1%)

(1)でAIを使ったことがあると回答した379人を対象に「AIのことを知ったり使い方を調べたりするとき、どこから情報を見ている?」(複数回答可)と尋ねたところ、「おうちの人」(41.4%)が1位となり、以下、2位「YouTube」(26.6%)、3位「学校の先生・友だち」(25.1%)と続きました。
(4)でAIが作った動画や画像を見分けるための工夫として23.2%が「おうちの人や友だちに『本物か』聞く」と回答していましたが、家族や友人など身近な人が小学生のAIリテラシーを支える重要な役割を担っていることがうかがえます。
【調査概要】
『コロコロコミック研究所』アンケート
・調査期間:2026年6月15日~7月14日
・調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:752
・調査方法:WEBアンケート
『コロコロコミック研究所』 所長 小林浩一より
『コロコロコミック研究所』 所長 小林浩一 プロフィール
地方創生の企画やふるさと納税の返礼品をプロデュース。
マンガ配信サービス『週刊コロコロコミック』などの立ち上げに携わる。
YouTubeの公式認証資格「YouTubeCertified」を保有。
2024年、プロジェクト『コロコロコミック研究所』所長に就任。
企業や自治体へのコンサルティング活動などを通じ、出版物という枠を飛び越えて、コロコロだからこそできる新価値の創造にチャレンジする。
この編集者が手がけた地方創生企画はこちら

コメント
「AIは便利だ。でも、自分で考えなくなるのはイヤだ」。子どもたちの本音が、今回の調査で浮き彫りになりました。AIを使ったことがある小学生は50.4%。一方、夏休みの宿題では58.6%が「AIを使わない」と回答し、63.0%は「考える力が弱くなりそう」と心配しています。さらに、AI画像・動画を本物だと信じた経験がある子も46.0%にのぼります。AIを「答えを出す機械」として使うのか、「知りたい・やってみたい」ことの可能性を広げてくれる相棒として使うのか。子どもたちはすでに、その違いを感じ、どう使えばいいのかを考え始めています。
一方で、家庭でのAI利用ルールを「決めていない・わからない」という回答は65.2%。AI時代の「考える力」をどう守り、どう伸ばすのか。これは子どもだけでなく、大人にも問われている重要なテーマになっています。
『コロコロコミック研究所』とは?

『コロコロコミック』は1977年の創刊以来、男子小学生のバイブルとして愛され続け、平均月間発行部数は驚異の30万部(対象は約150万人なので、ペイドメディアとしては驚異の約20%にリーチ!)という、圧倒的なホビー&エンタメ情報&おもしろマンガ雑誌としての地位をいまなお確立しています。『コロコロコミック』のコンテンツ力と読者のガッツなパワーを活かした、より面白くより新しい企画をご提案していきたい!そんな思いから、2024年7月号で記念すべき創刊555号を迎えたタイミングでプロジェクトを発足する運びとなりました。今後は、今まで以上にコロコロコミック読者のリアルな声を誌面の企画づくりをはじめ、すでに始まっている地方創生やエデュテイメント分野などのお取り組みを皮切りに、新鮮味あふれるコラボレーションにも繋げていきます。
これらの読者のリアルな声と、長年培ってきたエンタメ創出力を活かし、私たちは企業・自治体・クリエイターの皆様と新しい価値を創造したいと考えております。『コロコロコミック』では、貴社のプロダクトやサービスを子どもたちの「夢中」に変えるための、具体的なプロモーション展開が可能です。
<お取り組み例>
・マンガタイアップ/新IP制作
読者の心を掴むストーリーとキャラクターを創出し、商品・サービスを深く訴求します。タイアップ連載の実績が豊富な編集部が、貴社IPのコミカライズやオリジナルキャラクター制作をサポートします。
・リアルイベントとの連動
全国の小学生が集う「コロコロ魂フェスティバル」や日本縦断イベント「コロツアー」などのイベントを通じて、商品への超特大の感動と熱量を、子どもたちとそのご家族にダイレクトに伝えることができます。
・人気IPとのタイアップ
「ブラックチャンネル」「運命の巻戻士」「でんぢゃらすじ~さん」など、『コロコロコミック』が誇る人気オリジナルIPとのコラボレーションも可能です。
<協業に関するお問い合わせ先>
『コロコロコミック研究所』のデータや、具体的なプロモーション・タイアップ企画についてご興味をお持ちいただけましたら、下記までお気軽にご連絡ください。
株式会社小学館 メディアビジネス局IP企画営業室
夏目毅:t.natsume@mail.shogakukan.co.jp
赤木花:akaki87@mail.shogakukan.co.jp
TEL:03-3230-5366
媒体資料URL:https://adpocket.shogakukan.co.jp/media/corocoro/
『月刊コロコロコミック』 最新号発売中!
月刊コロコロコミック 毎月15日発売
■コロコロコミック公式HP「コロコロオンライン」
新作マンガとホビー&ゲームのニュースを毎日無料で365日配信!!
コロコロ編集部が運営する総合エンタメサイト!!
■WEBマンガサイト「週刊コロコロコミック」
週刊どころか日刊!? マンガを無料で毎朝10時に配信!
話題のオリジナル作品も多数連載中!
■YouTubeコロコロチャンネル【公式】
https://www.youtube.com/c/corocoro
***********************
『月刊コロコロコミック』9月号
価格730円(税込)
2026年8月12日(水) 発売 ※地域により発売日が異なります
***********************


