【イベント後半戦・公式レポート】繋がるユーザーの輪、進化し続けたネットの祭典「ニコニコネット超会議2020」

ニコニコ超会議実行委員会 / 株式会社ドワンゴのプレスリリース

 4月12日(日)から計8日間に渡って開催されたインターネットの祭典「ニコニコネット超会議2020」が、4月19日(日)19時30分に閉幕しました。本レポートでは、同イベント後半の模様をご紹介します。

超将棋『ネット指導対局』加藤一二三九段がオンラインで将棋ファンと指導対局!

番組の詳細はこちら https://chokaigi.jp/2020/plan/shogi.html

 4月14日(火)〜17日(金)の期間で行った「超将棋『ネット指導対局』Supported by タカラレーベン」。日本将棋連盟公式のオンライン対局サイト「将棋倶楽部24」を活用し、一般募集した参加者が自宅にいながらプロ棋士による指導対局を受ける様子を放送した。
指導にあたるのは、加藤一二三九段、村中秀史七段、三枚堂達也七段、星野良生四段の4人。対戦形式は、1局につき3人ずつ参加する3面指で、毎日2回対局を行う。対局の終わりには電話を直接つなぎ、棋士からコメントも受けられる。

 4月15日(水)には「ひふみん」の愛称で知られる加藤一二三九段が登場。聞き手は安食総子女流初段が務めた。
視聴者から「最近は家で何をしているか?」と質問された加藤九段は、「基本的にほとんど家にいる。若手棋士たちが強くなってきているので、若手棋士たちの将棋を研究したりしている。詰将棋の本、エッセイ集、対談集など、どのような本を書こうか考えたりも。運動していないので、本当は30分ぐらいは外で散歩したい」とコメント。
  実力者揃いとなった参加者には、若干8歳の男の子も。多くのハンデを付けて行われた対局では、レジェンド棋士と言われる加藤九段も苦戦を強いられた。持ち時間が少なくなった時や、追い詰められた時には、「ひゃーーーーひゃーーー」「驚き桃の木さんしょの木ですよこれは」などユニークなリアクションが多く見られた。
対局後に電話で行われた感想戦では、褒めながら的確に指導し、視聴者からは「ひふみん指導対局はガチだけど褒め上手」「こんだけ褒められたらまた指したくなるなw」などの反応が。「今日は勝つつもりで指していたけど、見事に負かされてしまいました。引退して3年たつけど、弱くなって引退したわけではないのだけどな。若手の方が大健闘したということで、嬉しい気持ちがあります」と悔しがりながらも対局相手を褒め称えた。「この放送見てるとやっぱり将棋指したくなるな」などのコメントの様に、将棋熱に火を付ける放送内容だったようだ。

「超アニメエリア」では「ポプテピピック」などニコニコを彩った人気作品を一挙に放送!
番組の詳細はこちら https://chokaigi.jp/2020/plan/anime.html

 「ニコニコネット超会議2020」では「超アニメセレクション一挙放送」と題し、ニコニコ動画で人気のアニメ作品を一挙放送。ラインナップは「らき☆すた」「這いよれ!ニャル子さん」「のんのんびより」「ご注文はうさぎですか?」「ポプテピピック」「化物語」「異種族レビュアーズ 裏オプVer.」。

 

 

 4月17日(金)15時から放送された、ニコニコ動画で全話ミリオン再生という記録を持つ「ポプテピピック」の約9時間に及ぶ一挙放送では、視聴者数約19万人・コメント数約9万4千と大いに盛り上がりを見せた。

掟破りのキャスティング&演出が有名で、毎話・毎パートごとに変わる人気&大御所の声優や、パロディーネタなどが見どころで、視聴者同士がコメントで盛り上がるライブのような放送となった。「ポプテピピック」は「クソアニメ」を自称しており、「褒め言葉」として「ありがとう!このクソアニメが!」「信頼と実績のクソアニメ」「最高のクソアニメだぜ」「さすが愛されたクソアニメだ」などの感想コメントも相次いだ。

 

DOMMUNE × ニコニコニコネット超会議2020 Presents 
「リモート超テクノ法要 × 向源」仏教宗派を超えた疫病退散の祈りをリモート配信
番組の詳細はこちら https://chokaigi.jp/2020/plan/technohoyo.html

 4月18日(土)19時からは、「DOMMUNE × ニコニコニコネット超会議2020 Presents 『リモート超テクノ法要 × 向源』 〜新型コロナウイルスと緊急事態宣言が産み落とした突然変異的コラボレーション!!!!!!!」を放送した。
「テクノ法要」の朝倉行宣、寺社フェス「向源」代表・友光雅臣をはじめとした僧侶、VJが日本全国10カ所からリモート発信する映像と音楽を、ライヴストリーミングスタジオ「DOMMUNE」の宇川直宏がリアルタイムスイッチングで合成。仏教宗派を超えた疫病退散の祈りを視聴者に届けた。

 本番組では、蓮敬寺住職・冨金原真慈の読経と広島県のVJ河野円による映像を合成し届ける「サイバー南無南無」や、海禅寺副住職・薬師寺寛邦キッサコの音楽ライブ、埼玉県の工房から疫病退散を祈り仏像を彫る仏師・小塚友彦の定点生中継、ニコニコユーザーで住職である蝉丸Pが再生数1000以下・コメント100個以下・マイリスト10件以下のニコニコ投稿動画を供養する「動画供養」、視聴者参加型「お坊さんとネットで話そう」などのプログラムを展開。

 

また番組の演出として、画面下からユーザーコメントが浮かび上がる「ARコメント」が加わり、普段のニコニコ生放送とは一味違う、幽玄な空間が生み出された。

 

 4月11日(土)より生中継をしている東大寺盧舎那仏像が”ビックゲスト”として中継に登場すると視聴者からは「大仏さまー」「始まった時からずっと拝んでます」「お昼の法要は日課でした」「朝見て挨拶してから出社してる」などのコメントが相次いだ。

  「テクノ法要×サイバー南無南無」では、テクノサウンドにアレンジされた読経とサイバーな映像に「上がってきたああああああああああ」「最高にクールです」「何もかもめっちゃ気持ちいい」「きらめく浄土でまた会える!」「成仏してくるわ」「これが信心決定の入り口になる人いるで。それぐらいのインパクトはある」などのコメントが続々。

  運営も「約1分後にサビの南無阿弥陀仏の部分がきます」「みなさまで南無阿弥陀仏を唱えましょう」などのコメントでサポートし、サビの部分では「南無阿弥陀仏」の弾幕で画面が埋まる一体感たっぷりの法要に。
クライマックスは全国各地の僧侶をつなぐ「超リモートテクノ法要」。法要・テクノ・最新技術が融合した演出に、視聴者の盛り上がりは最高潮に。「病魔退散!無病息災人」「世界がコロナから救われますように」「来年はみんなで踊れますように」「おまいらが元気で過ごせますように」など視聴者の祈りのコメントが数多く寄せられた。

 番組の最後には、朝倉行宣と友光雅臣のメッセージで番組は終了。視聴者からは「ありがとうございます(T ^ T)救われました」「いい話聞けてうれしかったです」「頑張る。明日も頑張って生きる!」「一週間ありがとうございました」「こんなん泣くわーーーー」「大仏さんありがとうね。運営のみなさんもありがとう」「一人で家にいるからすごく励まされるー」などのコメントが送られた。

世界中のコスプレイヤーがネット超会議会場に集結!『超ニコニココスプレクション』
イベントの詳細はこちら https://chokaigi.jp/2020/plan/cosplay.html

 初のネット開催となった毎年恒例のコスプレ企画「超コスプレエリア」。4月18日(土)から開催された同企画内の「超ニコニココスプレクション」では、指定のハッシュタグでSNSにコスプレ写真を投稿するだけで自宅から簡単に参加可能となり、多くのコスプレイヤーがネット超会議会場に集結した。

(左上から)@Connecting9672 / @Billy_Blue_8 / @chappppppppp / @jpckouki / @KitagamiShu
(左下から)@cosplay_sarisya / @krmcougar / @yayoitsukikage / @ukaru1207 / @Misosoup_of_God

▼「コスサミ写真館」 世界コスプレサミットより、世界各国からもコスプレイヤーが参加した。

(左から)@AmenoKitarou @K_fufu / @miyazawalulu / @Gainaks / @yeegimgim / @ritobasu_clow

「超踊ってみた supported by JAL」踊ってみたづくしの約8時間!
ネットに集まった400人で『I meets You!!』踊ってみた
番組の詳細はこちら https://chokaigi.jp/2020/plan/odottemita.html

4月19日(日)11時からは、「超踊ってみた supported by JAL」を放送。一緒に踊るもよし見るもよしの生放送を約8時間行った。
番組では、振付師本人による踊ってみたレッスン「超踊ってみたレッスン」、踊ってみたの知識量や愛を競うクイズ番組「ニコニコクイズダンスマスター」、ニコニコ超会議恒例の振り付け師たちの祭典「超振り付け選手権2020」、「超ヲタ芸レッスン初級編・中級編」「超連続踊ってみた」「踊オフ動画公開」などの企画を展開。
「超連続踊ってみた」では、懐かしの曲から最近の曲まで、ゲスト出演者の足太ぺんた&わたと、「超ヲタ芸レッスン」でヲタ芸レクチャーを行ったギア from GinyuforcEがZOOMを使い、参加した視聴者が一緒になり、90分にわたり「踊ってみた」を行った。汗をかき、息があがる場面もありながらも全員が90分踊りきり、足太ぺんたは「踊れる曲も踊れない曲も、みんなで最後まで楽しめました。コメントが見られるのと、みんな一緒に踊っているというのがパワーになりました。ありがとうございました!」とコメント。

 番組の最後に初披露した踊オフ動画「ネットに集まった400人で『I meets You!!』踊ってみた」は、事前に一般募集していた「超踊ってみたオフ2020」の書き下ろしテーマソング 『I meets You!!』踊ってみた動画を集めて1つにした動画。
「ネットに集まった400人で『I meets You!!』踊ってみた」動画はこちら
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36705627

 

 「必要なのは『自分の身体』と『楽しむ心』だけ」「『踊ってみた』はこんな時だって楽しめる!」「『好き』は誰にも奪えない」「これが私たちに 今できること」とのメッセージでスタートした動画には、スペシャルゲストとして小林幸子、加藤一二三、やまだひさしなども参加。

 動画をみた視聴者からは、「ニコ生を愛する人達へ!最高のエンターテイメントをありがとう!」「豪華だwwwww」「これぞニコニコの原点だね」「これは泣く」「みんな楽しそう!」「踊ってみたって素敵だね!」「こういうのニコニコっぽくて良いよね」「お前ら全員大好きだぜ」「ニコニコできたーーー!ありがとう!」などの感動のコメントが続々届いた。

「ニコニコネット超会議2020」もフィナーレ 祭りを振り返る「超ニコニコインフォ~エンディング生放送~」
番組の詳細はこちら https://chokaigi.jp/2020/plan/info.html

 4月19日(日)18時30分より、計8日間に渡り開催されたイベントのフィナーレとして「超ニコニコインフォ~エンディング生放送~」が放送された。「蛍の光」で始まった番組では、ネット超会議で行われた様々な企画の振り返りや、ユーザーから生まれた企画を紹介。イベントの最後ということもあり多くのユーザーが視聴し、コメントも大いに盛り上がった。

 同番組では、ニコニコ超会議で恒例の企画「超合わせてみた」の動画が公開された。 「超踊ってみたオフ2020」の書き下ろしテーマソング『I meets You!!』で「超踊ってみた」「超歌ってみた」「超演奏してみた」「超ヲタ芸エリア」がブースを超えてコラボし、小林幸子ら豪華ゲストも参加。動画の最後には松岡充も登場し、ニコニコ超会議の会場である幕張メッセの前から「また絶対ここで会いましょう」とメッセージを贈った。

「超合わせてみた」動画はこちら https://www.nicovideo.jp/watch/sm36706358

 

  番組の最後には、ニコニコネット超会議の歴史、たくさんの思い出が詰まったエンディング動画を放送。動画の最後には「ニコニコ超会議2021」の開催を発表し、「リアル超会議」と「ネット超会議」が合体した、過去最大のスケールで開催する事が決定した。
視聴者たちからも、「ニコニコ大好きー!!!」「スタッフさん 出演者さん 参加者さん みんなありがとう」「この状況下の中、最高の8日間をありがとうございます」「お前ら来年幕張集合だからな!!!!!!!!!!!!!!!!」「ニコニコが好きでよかった」「ニコニコを知っていて良かった幸せ」「好きは強い」などたくさんの感想コメントが寄せられた。

■横澤大輔(株式会社ドワンゴ専務取締役CCO)コメント
「ニコニコ超会議」が中止となり、「ニコニコネット超会議」をどうしたらユーザーの皆さんに楽しんでもらえるかを考え抜いた時に出た言葉が、『好きは強い』でした。大変な状況の中でもこのイベントを実現することが出来たのは、なによりも皆さんが自分の「好き」を突き進んだからこそだと思います。
ユーザーの皆さん、そしてスタッフ仲間たち、本当にありがとうございました。
この経験は必ずみんなの財産になると思います。そしていつか思いっきり、爆発させましょう!

■百花繚乱コメント
ニコニコが好きで良かった。これだけ一緒に頑張って作ってくれたみなさん、そして一緒に楽しんでくれたみなさんがいるので、これからも僕はこの文化を好きでい続けます。みんなも一緒だよね?

150名超のユーザー、小林幸子&松岡充も参戦!「ニコニコネット超会議2020 超ネット打ち上げ」
番組の詳細はこちら https://chokaigi.jp/2020/plan/uchiage.html

 「ニコニコネット超会議2020」終了後には、ZOOMを活用したユーザー参加型ネット打ち上げ「【最終日!】超ネット打ち上げ」が開催された。
 

 番組には150人を超えるユーザーが参加、ゲストとして登場した松岡充は「エンディングの動画泣くねー。ニコニコやなーて、みんなが涙しながらニコニコ笑っている、そんな光景が浮かんできました」とコメントし、「ニコニコネット超会議8日間、お疲れ様でしたー!」と乾杯。
松岡充は最後に視聴者に向け「ニコニコも世代交代し新しい人達が入って来てどんどん成長し、”これぞニコニコ”というのが常に新しくなっていると思う。今回のネット超会議は、この時にしかできないことだからこそやれたことであるし、そこからいただいた宝物もたくさんあると思うので、それを持って次のステージにみんなで向かえたらいいなと思う」と語り、来年のニコニコ超会議に参加してくれるかと聞かれると「いいともー!!」と応えた。

 続いて小林幸子がゲストとして登場すると、視聴者からは「ラスボスキタ――(゚∀゚)――!!」とコメント弾幕が流れた。小林幸子は「ずっと付き合ってきているニコニコのスタッフが一丸となっている姿を目の当たりにしてきて、本当に、ニコニコ愛を半端じゃなく感じる。涙が出そうになることもたくさんあった。みんなが頑張っている姿、わたしずっと見てるから」とコメントし涙する場面も。来年のニコニコ超会議に参加してくれるかと聞かれると松岡と同じく「いいともー!」と答え、「何でもやるよ。笑顔になろうよ、そのために何でもやるって」と語り、視聴者の胸を熱くさせた。

 番組の最後には、参加者全員のマイクをオンにし百花繚乱が「ニコニコネット超会議2020お疲れさまでした乾杯ーーー!!来年も全力で楽しんでいこうぜーー!!」と乾杯し、打ち上げ放送は終了した。

【メディアパートナー】
様々なパートナー企業とのアライアンスにより多数の企画が実現

 今回の「ニコニコネット超会議2020」では日本最大のインターネットの祭典を目指し、niconicoの枠を超え、様々なプラットフォーム、メディア、企業、サービスなどのエンターテインメントを集合させるべくパートナーシップを組み、発信していきました。
産経新聞社とは今回、S亭(同社が運営する落語会)プロデュースにより、自宅で落語が楽しめる新しいスタイルの“ネット落語” 「超落語」をお届けしました。
番組はこちら https://live.nicovideo.jp/watch/lv325123957
 ※視聴にはネットチケットが必要です。4月29日(水)23:59までにチケットを購入すれば、4月30日(木)23:59までタイムシフト視聴が可能です。

 またイラストコミュニケーションサービスpixivが「笑顔」をテーマとしたオリジナル作品を募集する「SMILE BLOOM PROJECT -サクラ咲く、エガオ咲く春-」を実施するなか、創作活動を愛するすべての方々の「笑顔が咲く」きっかけになってほしいという想いに共感し、本企画ともコラボレーション。専用タグを付けて投稿された作品をネット超会議エアコミケ準備室ブースや、4月19日に放送された「ネット超会議 × pixiv SMILE BLOOM PROJECT ネットお花見打上生放送」で紹介しました。
詳細はこちら https://www.pixiv.net/contest/smilebloom

 このほか、電子書籍サイト「BOOK☆WALKER」では併催イベントの「超マニアフェスタ」の頒布予定物を電子書籍化して販売(https://bookwalker.jp/select/340/)するなど、超特別協賛のNTTをはじめ計21社の企業に参画いただき、数多くの新たな取り組みが実現されました。

「ニコニコネット超会議2020」開催概要

イベント名 ニコニコネット超会議2020 Supported by NTT
開催日時 2020年4月12日(日)〜19日(日)
主催 ニコニコ超会議実行委員会
ニコニコネット超会議2020
公式サイト
https://chokaigi.jp
公式Twitter アカウント
公式ハッシュタグ
https://twitter.com/chokaigi_PR#ネット超会議2020
超特別協賛 NTT
メディアパートナー 産経新聞社 / JFN / Twitter / Twitch / pixiv / ファミ通ドットコム /BOOK WALKER

「ニコニコ超会議2021」開催概要

 

開催日時 2021年4月18日(日)~25日(日)
ネット会場 niconico  https://www.nicovideo.jp/
リアル会場 幕張メッセ

 

 

今、あなたにオススメ