双日株式会社のプレスリリース
双日は、次世代を担う子どもたちに、郷土の歴史と神戸港から世界に羽ばたいた総合商社について学ぶ機会としてもらうため、今年6月16日に発行したマンガ「総合商社 双日 未来を創造した先駆者たち」を「こども本の森 神戸」(※1)をはじめとした神戸市の図書館などに寄贈しました。
【竹下景子さんと藤本社長/寄贈式にて】
竹下景子さんは、鈴木商店を題材とした舞台「お家さん」(原作:玉岡かおる)にて、過去2回にわたり主人公の鈴木よね役を演じ(※2)、また阪神淡路大震災以来、被災災者から寄せられた詩の朗読などに携わってこられるなど、最も鈴木商店、総合商社を理解され、かつ神戸市の次世代教育のために活動される著名人の一人です。
双日の源流である鈴木商店、岩井商店、日本綿花の3社は、神戸港から世界に羽ばたき、明治・大正期の日本の産業革命を牽引しました。先人の秘めた使命感、発想を実現する力を持って未来を創造していく姿が、次世代の子どもたちに多くの学びと気づき、
そして勇気を与えてくれることを願っています。
図書館以外にも、店主の鈴木よねの寄付により設立された現在の神戸市立神港橘高校(当時、神戸女子商業)、源流3社から現在の双日に至るまで多くの優秀な人材を輩出した神戸大学にも寄贈しています。
また、双日が運営するエキソアレ西神中央ショッピングセンターに鈴木商店紹介コーナーを設けていることから、同フロア内の若松塾の塾生にも寄贈し、7月末より数量限定で同コーナー前にても配布しています。
(※1)「こども本の森 神戸」は、2022年3月25日に、建築家・安藤忠雄さんの寄附により神戸市役所に隣接する東遊園地にオープンし、こどもたちが都心の公園の中で自由に本にふれあうことで神戸の歴史や文化に出会い、震災の教訓から命の大切さを学び、創造力を育めるような文化施設として整備されました。
(※2) 鈴木商店の舞台「お家さん」(原作:玉岡かおる)は、2014年に兵庫県立ピッコロ劇団にて、2019年に吉本興業にて上演されました。
【左からエキソアレの紹介コーナー・若松塾の生徒さん】
【神港橘高校の生徒さん】
(ご参考)
【関連TOPICS】2022年6月16日付
「双日、DNAを紐解く物語をマンガで紹介
『Hassojitz ~総合商社 双日 未来を創造した先駆者たち~』第1巻「創業」」
https://www.sojitz.com/jp/news/2022/06/topics-20220616.php
マンガ公開URL:https://www.sojitz.com/special_site/pioneer/
第1巻では「創業」と題して、開国後の神戸外国人居留地での出来事、大阪商人が新産業として紡績業に着目し共創していく姿、日清戦争を経て台湾に進出し、樟脳を原料としたセルロイドの国産化に向けた先駆者たちの奮闘ぶりを紹介していますので、ぜひご覧ください。私たちも総合商社の原点に立ち戻り、今一度先人の使命を見つめなおし、新たな時代づくりに邁進します。